【危険】やばい職場の特徴21選!人事直伝の見極めポイント

  • いつも人手不足で忙しい
  • 職場がブラック過ぎてしんどい
  • 会社と自分の将来が見えない

自分の職場はやばい気がする、働いているとそういう状況結構ありますよね。

僕もこれまで働いてきた職場は、明らかにやばい職場ばかりでした。

当時やばいと感じつつ「自分だけ苦しいのか」「この会社は本当にやばいのか」ということに悩んでいました。

僕の結論として、やばいと感じていた会社は、とんでもなくやばかったです。

ただ当時やばいと思っても現実を直視せず、すぐに行動できなかった自分に後悔しています。

やばい職場から抜けだすためには、少しずつでもいいので転職の準備をすることは精神衛生上にもよくおすすめできます。

ちなみに転職活動をはじめる前に、まず自分の市場価値を知りたい場合は、僕がリリースから8年以上使っている『ミイダス』を使ってみることをおすすめします。

色々診断ツールはありますが、『ミイダス』は一度診断しておけばスカウトも来るようになるのでおすすめです。

本記事はそうした後悔をあなたにしてもらいたくないので書きました。

今では、数多くのやばい職場を経験を通して職場を見る目を養ったことで、ホワイト企業でコツコツとブログを書く日々を過ごせています。

僕は仕事が「人事」ということもあり、会社側の立場からもやばい職場を見てきました。

プロフィール

そのため働く従業員目線と、人事という会社目線どちらからも、やばい職場について伝えることができます。

ハルシバ

倒産も経験したよ

この記事では、僕が見てきたやばい職場の体験談をはじめ、やばい職場の事例を21個にまとめました。

僕の数多くの経験から、やばい職場を見極め、逃げるべきポイントも整理しています!

この記事を読めば、やばい職場とはどういう職場かを知ることができると思うので、ぜひ最後までお読みください。

目次

【体験談】あるあるは全て経験済み!僕のやばい職場が倒産した話

やばい職場

この記事を書く上で、多くのやばい職場について調べましたが、残念ながら8回の転職で僕はすべてのやばいを経験済みでした。

経験した中で、ダントツでやばい職場は倒産した会社です。

やばい職場がさらに悪化することで、全従業員数百名が露頭に迷うという最悪の経験をしています。

ハルシバ

当時は阿鼻叫喚だったよ

誰もが気になることは「やばい状態の先には何があるのか」だと思いますが、放置するとかなり悲惨な状態が待っています。

僕は社会人初期に倒産という最悪の経験をしたので、やばい職場についてのアンテナは高くなりました。

倒産するまでの職場の状態を振り返ると、本記事でとりあげた特徴にほとんど一致します。

当時の職場の休みは週1日で、平日は21時まで従業員がほとんどいる長時間労働の職場でした。

責任者は終電も珍しくない過酷な環境が当たり前になっていたのです。

営業会社だったので数字が悪ければ、怒鳴り声がオフィスに響き、泣く人もいるような状況。

この時点で相当やばいことは伝わると思いますが、想像以上に悲惨な職場でした。

そしてある日、突然「給与の支払い日」が変更になったのです。

ハルシバ

本当に突然

当時は会社の方針が変わったのかなくらいに感じていました。

会社には勢いがあり社員旅行にも、バンバン行くような景気の良さだったので、会社がやばいという状況を疑う人は少なかったと思います。

実際は給与支払い日が変更になった理由は、会社のお金が足りなくなっていたことが原因でした。

結果この会社は、何の予告もなく数か月後に突然倒産します。

従業員はまさに寝耳に水で、僕も含めて従業員数百人が1日で無職になったのです。

ハルシバ

ドラマのような展開

僕はこの経験から、やばい職場は本当にやばいということを実感しました。

やばい職場の兆候や特徴は多ければ多いほど、自分に受ける被害も大きくなります。

自分の職場を注意深く観察して、やばいと感じたら早めに逃げることをおすすめします。

職場崩壊!倒産しそうなやばい特徴7選

やばい職場

ここからは僕が経験したやばい職場の特徴をお伝えします。

1.長時間労働が当たり前
2.常に人手不足
3.優秀な人から退職ラッシュ
4.賞与が無くなる
5.給与支給が遅れる
6.事務所が汚い
7.会話がなくお互い無関心

体験談でもお伝えしましたが、倒産しそうな会社には特徴があります!

特徴をつかんで、あなたの職場がやばいかチェックしてみてください。

1.長時間労働が当たり前

労働時間が長くなる背景には原因があります。

  • 管理職が機能していない
  • 効率や生産性が低い
  • 業務が多すぎる

成長しなくなった会社は優秀な人から辞めていくのでどんどん生産性が下がります。

しかし会社は業績を上げることに必死なので、人が減っても業務量を見直したりすることはありません。

結果的に一人あたりに抱える業務量が多くなり、長時間労働になるのです。

長時間労働が許される職場は、倒産の入口に立っています。

長時間労働など違法な営業活動が発覚して行政処分を受けた企業が多数発生した。

物流ニュース|貨物運送業/年間36社が長時間労働等のコンプラ違反で倒産

労働基準法から逸脱していることがほとんどなので、会社としてルールを守る意識が弱くなっている証拠と言えます。

2.常に人手不足

会社がまわらなくなるという状況の中で、一番わかりやすいのが人出不足です。

採用が出来なくて人が足りない、一般的に言われる人手不足ではありません。

業績が悪くて採用を止めているのです。

倒産しそうな会社は最低限の従業員で会社をまわすしかなく、一人に任せる業務が多くなりがちです。

そのため、それぞれの仕事は「仕組み」ではなく、「その人任せ」で属人的になっているので改善されることがありません。

ハルシバ

管理されてないよ

結果的に常に人が足りないという状況になります。

また、優秀な従業員は仕事をこなすスピードが早いので、仕事が集中して偏ってしまいます。

優秀な従業員に業務が偏ることも属人化を加速させます。

人が足りないから仕組みが出来ず、人手不足を感じるという負のスパイラルに陥っている状況です。

人手不足には多くのデメリットがあります。

人手不足が及ぼすデメリット
・労働環境の悪化(残業時間の増加、休暇取得数の減少)
・従業員のはたらきがいや意欲の低下
・能力開発機会の減少
・離職者の増加など

パーソルホールディングス株式会社|【2023年最新】人手不足の現状と原因は?効果的な6つの解決策を解説

人手不足の職場は従業員が、どんどん消耗していくだけなので早めに逃げることをおすすめします。

3.優秀な従業員から退職ラッシュ

前提として、優秀な従業員は引く手あまたです。

毎週ビズリーチのスカウトが届き、ヘッドハンターも声をかけてくれるので、やばい職場にわざわざ留まる必要がありません。

ハルシバ

いつでも辞めれるんだよ

優秀な従業員は社内のアンテナも高く、情報をキャッチするスピードも早いです。

そのため、会社に将来性がないとわかれば、あっさりと見限り退職をします。

優秀な従業員が退職する兆候が現れたら要注意です。

優秀な人が会社をやめる3つの兆候・発言の機会が少なくなった・残業が少なくなった、有給休暇の取得が増えた・自身のデスクや荷物を整理し始めた

d’s JOURNAL|優秀な人が会社をやめる5つの原因とは?優れた人材を残すために企業ができること

優秀な従業員本人だけでなく、他の優秀な従業員も引き連れて辞める場合があります。

ハルシバ

辞める理由に共感するからね

そしてだんだんと周りのメンバーも職場のやばさを察知して、連鎖的に辞めていき退職ラッシュと言われる現象が起こります。

優秀な従業員は重要な役割を任せられていたり、優秀がゆえに多くの業務を兼務しているので周りへの影響が大きいです。

辞めるという事実だけで「あの人が辞めてしまうなんて」と、周りのメンバーの士気が大きく下がります。

また、一人辞めるだけでも生産性が下がってしまいます。残された従業員の負荷が上がり、職場のブラック化を加速させてしまう原因になります。

4.賞与支給が無くなる

賞与支給が突然無くなった場合は赤信号です。

毎年支払われていた賞与が支払われなくなることには、必ず業績悪化の背景があります。

僕は人事の仕事として賞与制度を廃止したことがあります。

ハルシバ

やってる僕も嫌だった

賞与制度を廃止した背景には、業績が苦しいので支出を抑えたいという会社の考えがありました。

あまり知られていませんが、賞与の支払いに義務はありません。

従業員に対し、賞与を支給しなければならないとする法的義務は特になく、就業規則等に「業績により支給しない事もある」と定めてある場合には、不支給としても問題はありません。

en人事のミカタ|業績悪化を理由に賞与支給をとりやめてもよいですか?

就業規則に書いていれば、会社が突然賞与の支給をしなくても問題になることはないのです。

しかし、働いている従業員からすれば生活に関わる死活問題。

補填などの救済がない場合は、実質的に年収ダウンになるので、転職活動する際に不利になることは大きなデメリットです。

賞与が止まるだけならまだマシですが、大切な従業員への投資を止める会社は、既に傾きかけている可能性があるので注意が必要です。

賞与の支給が止まった場合は、「何が理由か」「来年は大丈夫なのか」事情を細かく聞いていきましょう。

業績が悪化して立ち直る見込みがなければ、早めに見限ることがおすすめです。

5.給与支給が遅れる

僕が経験した中では、倒産する会社の兆候ナンバー1は給与支給が遅れることです。

給与の支払いができないということは、つまり会社に現金がないということになるからです。

給与の支払いを遅らせる必要があるほど、資金繰りに困っている状況と言えます。

ハルシバ

当時あまり気にしてなかった…

そもそも給与の遅配は労働基準法に違反しています。

賃金については、労働基準法第24条において、(1)通貨で、(2)直接労働者に、(3)全額を、(4)毎月1回以上、(5)一定の期日を定めて支払わなければならないと規定されています(賃金支払の五原則)。

厚生労働省|賃金の支払方法に関する法律上の定めについて教えて下さい。

賃金支払の五原則の内、『一定の期日を定めて支払わなければならない』に抵触しており、会社としては相当危険な状態です。

それでも支払う現金がなければ遅らせるしかありません。

僕の経験にある倒産した会社は、倒産間際に二回も給与支給日の変更がありました。

就業規則を変えて、給与支給日が変わるだけなので遅延扱いにはならないものの、実情は現金がなくて支給日を変更していただけ。

短期間に二回もの給与支給日変更をしたその会社は、間もなく倒産することになりました。

当時逃げ遅れた社員は数百名もいました。

僕も含めて会社はやばいかもしれない、という現実を直視しなかった代償だと思っています。

給与など「貰うもの」に異常が表れた場合は、即行動することが重要です。

6.オフィスやトイレが汚い

会社がコストを削って清掃業者を止めればオフィスは一瞬で汚れます。

清掃業者が入らなくなり、トイレも息を止めたくなるほど汚い状況になったのを見たことがあります。

ただ、倒産する前のやばい職場では、誰もが疲れていてオフィスが汚くても気にしません。

人手不足などで従業員にも余力がなく、掃除どころではないので散らかり放題、片づける機会もないのでそのままです。

しかしオフィスには従業員だけでなく、取引先も来ます。

取引先から見られるという意識さえ無くなっているので、オフィスの汚い職場は相当やばい状況と言えます。

当然ですが、取引先も付き合うべき会社かどうかを厳しくチェックします。

このチェックリストは、新規取引を始める時、あるいは既存取引先での信用を確認する時に、営業担当者と審査担当者が取引先をチェックする項目になっています。
その他□事務所やトイレが清潔ではない。

帝国データバンク|第13回:危ない会社のチェックリスト

帝国データバンク社の『危ない会社のチェックリスト』にも、オフィスの汚さをチェックする項目が存在するくらいです。

モノが散らかっていれば、汚いだけでなく紛失や事故といった、トラブルにつながっていく可能性もあり危険です。

5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の基準に沿って、オフィスを確認すると客観的にやばさを判断できるのでおすすめです。

ハルシバ

やばい職場は5Sという言葉も知らないよ

□ 職場で使うもの、使わないものの明確な判断基準が確立されていますか?□ 職場の整理は日常化されていますか?□ 不用品は所定の場所に置き、はっきり表示されていますか?

厚生労働省|参考 5Sチェックリスト☑の例

7.会話がなくお互い無関心

殺伐とした職場は嫌ですよね、無関心な職場はやる気を失わせます。

会社の経営が傾きかけると、人手不足や長時間労働により他人を気にする余裕がなくなっていきます。

はじめから無関心だったのではなく、途中から少しずつ無関心になるのです。

1.社内チャットが静かになる
2.オフィスでの雑談が減る
3.出勤や退勤時の挨拶がなくなる
4.誰が出勤してるか把握しなくなる
5.誰かが辞めても反応がなくなる

コミュニケーションは仕事を進めていく上では必要ですが、倒産しかけている会社ではそんな余裕すらありません。

また、人は努力しても何も変わらないことがわかると、余計なことをしようと思わなくなります。

これを『学習性無力感』と言います。

学習性無力感が職場に与えるひとつ目の影響は、社員の生産性が低下することです。学習性無力感に陥ると、積極性やモチベーションを失います。

カオナビ|学習性無力感とは? 仕事で覚える無力感、原因と対策

誰でも最初はやる気があるものです。

無関心な人が多い職場は、会社や上司が改善しようと従業員と向き合ってこなかった結果です。

ハルシバ

笑顔のない職場は怖かった

従業員同士の関心がなくなれば、協力することや一緒にアイデアを出すことさえなくなります。

倒産する前にそういう状態をよく見ましたが、衰退する一方のやばい職場でした。

メリットなし!ブラック企業のやばい特徴7選

やばい職場

ブラック企業は、倒産する可能性がある会社の予備軍とも言えます。

1.パワハラやセクハラが横行
2.サービス残業がある
3.有給が自由に使えない
4.休日出勤や徹夜に勤怠の改ざん
5.顧客から搾り取ることしか考えない
6.怒鳴り声が聞こえる
7.ワンマン社長が幅を利かせる

ルールを守らないやばい職場には、明るい未来はありません。

僕の体験したブラック企業それぞれの特徴をお伝えします。

1.パワハラやセクハラが横行

やばい職場にはモラルという言葉がありません。

僕がいた会社は、「正直者が馬鹿を見る」という世界を体現したような職場でした。

上司は権力を悪用してのし上がり続け、真面目にやってる従業員は上司から搾取され続けます。

男性従業員は奴隷のようにこき使われ、上司の愚痴に付き合う飲み会には強制的に参加させられます。

飲み会の後は、苦手なカラオケを歌わされ朝まで付き合うことになります。

女性従業員も付き合わされることがあり、キャバ嬢のように接待を求められるのです。

ハルシバ

どさくさに紛れてセクハラもしている

一晩上司と付き合うだけでもハラスメントのオンパレード。

  • パワハラ
  • セクハラ
  • アルハラ
  • カラハラ

当時は、あまりのブラック企業に感覚が麻痺していたのでハラスメントということ自体に気付けませんでした。

自分が被害に遭っているかもしれない、ハラスメントの種類をチェックできる厚生労働省のサイトがありました。

どんなハラスメントかチェック

僕もチェックしてみたら、ものすごい種類のパワハラを受けていました。

  • その行為は、「身体的攻撃」型のパワハラです
  • その行為は、「精神的攻撃」型のパワハラです。
  • その行為は、「人間関係からの切り離し」型のパワハラです。
  • その行為は、「過大な要求」型のパワハラです。
  • その行為は、「過小な要求」型のパワハラです。
  • その行為は、「個の侵害」型のパワハラです。
  • その行為は、セクシュアルハラスメントです。

やばい職場に慣れると自分もやばくなります。

僕は今ホワイト企業で働いていますが、ブラック企業の感覚や価値観が染み付いているようです。

従業員から「ブラック体質だよね」と言われるほどに、感覚がずれてしまっていました。

2.サービス残業がある

サービス残業とは、給与の支払いがない残業のことです。

ブラックな営業会社では数字(売り上げ)が悪ければ、プレッシャーをかけられ長時間のサービス残業を強いられていました。

会社側は「数字が悪くて自主的にやってるだけ」という体裁でしたが、自主的であれ無給で仕事をさせることは違法です。

無給で労働させる行為は労働基準法違反に該当し、罰則が科せられる恐れがあります。サービス残業に対する罰則は6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金です。

マネーフォワードクラウド給与|サービス残業とは?違法となる理由や労働環境、残業を減らす方法を解説

ブラックでやばい職場では、サービス残業が違法という認識さえありません。

上司に知識がないことに加えて、「こいつが数字悪いのに、なんで残業代を払う必要があるんだ」などと平気で言います。

従業員側も数字が悪いということを気にして何も言えません。

ハルシバ

誰も文句を言えなかったよ

こうした営業会社でなくても、常に忙しかったり勤怠管理がしっかりしていない会社ではサービス残業が発生しがちです。

僕はずっとブラック企業で働いてきたので社会人になってから、まともに残業代を払ってもらったことがないです。

当時の未払い残業代を計算すると、数百万円はかるく超える計算になるのでブラック企業を早く逃げていればと後悔しかありません。

3.有給が自由に使えない

ブラック企業はやばい職場の代表で、基本的に有給は使えません。

僕も冠婚葬祭以外で使った経験がなく、ホワイト企業で初めて有給は自由に使えるのだと知ったくらいです。

ブラック企業がブラックと言われる理由は様々ですが、従業員の使い捨てという意識は共通しています。

厚生労働省はブラック企業とは言わず『若者の使い捨てが疑われる企業等』と呼んでいるほど。

使い捨てをするつもりなので、従業員の権利をほとんど取り上げている状態が多いのです。

有給も実質的に取り上げている権利の1つです。

実際に取り上げている訳ではなく、有給を取れない環境をつくっています。

  • 業務が忙しすぎて取れない
  • 業務が属人的で自分しかできず代わりがいない
  • 上司や同僚に理由を聞かれたり嫌な顔をされる

僕はこういった理由で有給を取れずにいました。

ハルシバ

有給が毎年消えていっていたよ

しかし、有給が自由に取れないことは違法です。

労働基準法が改正され、使用者は、法定の年次有給休暇付与日数が10日以上の全ての労働者に対し、毎年5日、年次有給休暇を確実に取得させる必要があります。

厚生労働省|年次有給休暇の時季指定

そもそも、会社には有給取得の拒否権はありません。

あるのは、会社事情による『時季変更権』という有給取得するタイミングをずらす権利だけです。

そのため理由を聞かれても「私用」と書けばよく、答える必要もないのです。

少なくとも、年間5日は有給取得が義務付けられています。

取得出来ていない場合は、会社には6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金を科せられます。

4.休日出勤や徹夜に勤怠の改ざん

休日出勤や徹夜というのは、繁忙期などは仕方がない場合もあります。

ただ、ブラック企業の場合は、休日出勤や徹夜をさせたあげく勤怠の改ざんまで行います。

余計な給与を払いたくないので、タイムカードの情報を変えたり従業員にタイムカードの打刻をさせないのです。

休日出勤や徹夜をさせるほど従業員を酷使しているのに、その従業員に対して対価を払う気持ちがないのはやばいとしか言いようがありません。

ハルシバ

サーバールームで寝たことがあるよ

しかも、タイムカードを改ざんされてしまうと、労働基準監督署が立ち入り検査をしても証拠が弱く不正を追及できない場合が多いです。

打刻を不正に改ざんされていると感じたら、タイムカードのデータをもらって確認することをおすすめします。

また勤怠改ざんをされた後では、元の時間を知らば調べることは困難です。

出勤や退勤時刻の証拠を残しておくようにしましょう。

社員証の出退勤システム
パソコンを起動したときの履歴やメールの送信履歴
交通系ICカードの利用履歴
携帯の位置情報(業者に依頼した場合)
家族などに送った帰宅の連絡メールやLINE
自分で書いた出勤・退勤時間のメモ

ベンナビ労働問題|社員の残業した証拠を会社が揉み消した…罪に問える?

5.顧客から搾り取ることしか考えない

ブラック企業は、顧客を軽視しています。

自社の利益つまり、経営者が自分の利益しか考えていないからです。

本来長く持続できるビジネスの基本として、顧客とはサービスや商品の提供を通して、良好な関係を築いていくものです。

ブラック企業の経営者はそうした考え方がなく、基本は売り切りで「その日暮らし」です。

一度売ったら2度と会わないくらいの異常な感覚を持つ経営者でした。

また、顧客のことは収穫する農作物のような例えをしていました。

もともと関係を築くつもりがないので、あの手この手で販売単価を上乗せして搾り取ろうとします。

管理部から見ても、かなり強引に売っているという印象でした。

ハルシバ

この会社は後に集団訴訟されたよ

ただ、従業員は恐怖によるマネジメントに怯えながら、日々を送っているのが実際のところです。

僕がほとんどの人を採用したのでわかりますが、基本的には根がいい人しか採用していません。

本当はいい人達なのに、経営者の利益のために働かされることを強制させられていました。

何のために働いているかわからず、働きがいやモチベーションはほとんどなくなってしまいます。

自分の仕事を通じて顧客が満足することで、従業員は働きがいを実感することができます。また、従業員同士が互いに貢献しあうことも、働きがいを高めます。

経営革新のための業種事例 中小企業応援サイト|顧客満足・社員満足度を高めるには?お客様に貢献して働きがい向上!
ナツル

他者への貢献はやりがいの基本です

よく「お客様第一」という言葉を聞きますが、ブラック企業では「売り上げ第一」です。

数字が全てを支配する職場では、従業員は自分を守ることで精一杯になるのです。

6.怒鳴り声が聞こえる

日常的に怒鳴り声が響くオフィスを経験したことがありますか?

僕は毎日、怒鳴り声が響くオフィスで仕事をしてきました。

ホワイト企業に転職して、怒鳴り声がしないオフィスがあるんだと驚いたくらいです。

ハルシバ

精神がおかしくなるよ

基本的にオフィスで怒鳴るのは、立場が優位な上司です。

感情を抑えずに怒鳴ることで相手を威圧して、恐怖による支配をしているのです。

怒鳴る上司がいるだけで十分にやばい職場ですが、怒鳴ることはパワハラです。

身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること/何度も大声で怒鳴る、厳しい叱責を執拗に繰り返す等により、恐怖を感じさせる行為

厚生労働省|パワーハラスメントの定義について

慣れは恐ろしいもので、怒鳴る職場にいると怒鳴り声が日常になります。

しかし、怒鳴り声が日常になったとしても、心は慣れているわけではありません。

人間は怒鳴り声に対して無意識に反応してしまう性質があり、無視することはできないのです。

ハルシバ

僕は動悸がするよ

怒りのこもった声を聞くと、気にしないでいようと思ったり、そもそも怒りの声に意味がなかったとしても脳は強く反応してしまうと、ジュネーブ大学の研究者たちは説明する。

WIRED|研究結果「脳は他者の怒りや恐怖を無視できない」

自分だけではなく他人が怒鳴られている状況でも、脳は無視できないので反応してしまいます。

他人が怒鳴られているのに、過呼吸や癲癇(てんかん)で倒れる従業員を、何度も救急車で運んだ経験があります。

ハルシバ

地獄絵図だよ

怒鳴り声や信頼できない上司と働くことは、精神的なダメージだけではなく、身体にも影響が出ることがわかっています。

信頼の置けない環境で仕事をする人は、喫煙、高血圧、糖尿病、質の悪い食生活、肥満、高コレステロールの傾向が高いことが分かった。そして上司こそが、その信頼の置けない環境の原因だった。

LIFE INSIDER|上司が心臓病の要因に、調査で判明

無視すればいいという簡単な問題ではありません。

7.ワンマン社長の存在

ワンマン社長は、ブラック企業の特徴の「ラスボス」とも言える存在です。

この記事でお伝えしているブラック企業の特徴は、すべてこのワンマン社長が原因と言っても過言ではないからです。

1.パワハラやセクハラが横行
2.サービス残業がある
3.有給が自由に使えない
4.休日出勤や徹夜に勤怠の改ざん
5.顧客から搾り取ることしか考えない
6.怒鳴り声が聞こえる

これだけ違和感のある、やばい職場をつくってしまうワンマン社長が幅を利かせている職場が普通なはずがありません。

ワンマン社長には自分一人で会社を大きくしたプライドがあります。

会社を守りたい気持ちも人一倍強く、基本的に自分以外は信用することはないのです。

従業員は兵隊の様に扱うので、まさに使い捨て。

僕が聞いた言葉で、一番衝撃的だったのは「社員の人生を使い倒してやれ」です。

ハルシバ

実話だよ

僕の経験のように言葉にしてしまう軽率な社長は少ないです。

しかし「給与を払ってやっている」と考えているようなワンマン社長の本音はどこも変わりません。

従業員は会社のために働くことが当然であると考えており、従業員への罵倒や過酷な労働環境を強いるなど従業員への対応はひどいものでした。

ビズオーシャン|倒産した会社に学ぶ①「ワンマン社長の結末」

またワンマン社長の職場がやばい理由は、イエスマンしか生き残らないので暴走を止める人がいないということです。

社長が人格者であれば特に問題ないですが、そうでない場合は事業に行き詰ったり悲惨なことになります。

以前、尊敬する人事の先輩が教えてくれた言葉に「ビジネスモデルがブラック企業を生む」というのがあり、当時妙に納得しました。

ハルシバ

これは真実だよ

なぜなら利益が出るまでの時間や労働集約型になるかどうかなど、ビジネスモデルは人を動かすための設計図のようなものだからです。

担当調査員は「経営管理に疎い社長の欠点を補い、暴走をいさめる『右腕』のような人材がそばにいれば、こんなに早く事業が行き詰まることはなかったはずだ」と分析する。

読売新聞オンライン|(【帝国データバンクの眼】こんな社長が会社を潰す(1) 参謀なきワンマン

このビジネスモデルを考えることができるのが、ワンマン社長以外にはいないというのがブラック企業のはじまりと言えます。

ハルシバ

間違っていても正されないよ

ビジネスモデルを考える際には「誰のために」という点が全ての方向性を決めるのですが、ワンマン社長の場合は、会社つまり自分のためにビジネスモデルを考えます。

1.社会のため
2.顧客のため
3.従業員のため
4.会社(自分)のため

ここにツッコミ役が不在だと、ビジネスモデルの体裁だけが整った搾取するシステムが誕生してしまうのです。

将来性なし!キャリアアップできない特徴7選

やばい職場

やばい職場最後の特徴は将来がない会社です。

1.人事評価がずっと昔のまま
2.給与が上がらない
3.採用が止まっている
4.会議が非効率
5.思考停止している
6.SNSや飲み会強制参加
7.尊敬できる人やロールモデルがいない

倒産しそうな会社やブラック企業はある意味、末路はシンプルに「衰退」というわかりやすさがあります。

一方将来性がない会社とは、衰退はしないものの成長もしていない、いわゆる横這いの状態です。

『ゆるブラック企業』や『パープル企業』とも言われている企業です。

【パープル企業の欠点(デメリット)】・やりがいや学びがない・ルーティンワークや自社知識のみの業務が多く成長がない・スキルや実務経験が身につかない・給料が上がらない

dメニューニュース|ブラックでもホワイトでもない「パープル企業」とは

どんな特徴に注意すればよいかお伝えします。

1.人事評価制度がずっと昔のまま

人事評価制度は、昇給や昇格といったその会社でキャリアを築くうえで重要な人事システムです。

僕は人事評価制度をつくる立場にいるので、この重要性がよくわかります。

人事評価制度には人を評価する役割以外に、会社の設計図としての役割があります。

会社の将来から逆算して、従業員にはこうなってほしいというものを言語化したものが人事評価制度です。

逆に将来変わる必要を感じていない会社には、人事評価制度がなくてもよいのです。

ハルシバ

年功序列でOK

人事評価制度のことを、詳しく調べる従業員は少なく放置されがちです。

あなたの会社の人事評価制度を一度よく調べてみてください。

数十年前につくったものがそのままだとしたら、社長は従業員のことや将来の設計をしていない可能性があります。

ハルシバ

実際考えていない社長は多いよ

人事制度がない場合も、やばさは古い人事制度のままの場合と同じくらいです。

結果、何かをやってもやらなくても給料が変わらないので、最低限の仕事しかしない、毎日時間を潰すだけ、そんな従業員がほとんどです。

日本の人事部|人事評価が無い会社で評価を得るには

社長が従業員の将来を考えていないだけでなく、人事評価制度が機能していないと全員の生産性が下がり続けるのです。

2.給与が上がらない

お金って大事ですよね、給与がなければ誰も会社で働こうとは思いません。

僕は経済的に豊かになりたいと思って仕事をしていて、そのために昇給することを目指しています。

多くの会社では、年に1回か2回昇給する機会があります。

そのタイミングで人事評価制度をもとに、昇給額が決まり給与が上がっていくことになります。

僕が外食関連の企業に勤めていた時、この昇給の機会が1年に1度ありました。

結果も出して上司から評価もされていたので、昇給する金額を期待していましたが、なんと昇給した金額はたったの5,000円。

あまりの昇給額のショボさにショックを受けました。

ハルシバ

モチベーションが吹っ飛んだよ

実は業界的に5000円は普通の金額で、どちらかというと頑張って昇給させてくれたらしいです。

業界的な低賃金な構造を体感して余計に絶望しました。

やばい職場

引用のグラフで見る通り、業界によって利益率や事業構造が違うので昇給額も異なるのは事実です。

外食業界は利益率数%という、薄利多売の代名詞なので昇給額が少なくても当然でした。

一方、業界構造の問題抜きに昇給しにくい会社も存在します。

厚生労働省の調査では『社員数100名以上の会社で定期昇給がない職場』は、16.1%程度存在することがわかっています。

一般職の定昇制度の有無をみると、「定昇制度あり」の企業割合は81.6%(同82.5%)、「定昇制度なし」は16.9%(同16.1%)となっている。

厚生労働省|令和3年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況

働いている会社に定期昇給の仕組みがなかったり、昇給の金額が少なければ年収を上げていくことは難しくなります。

また給与は上がらなくても、物価は毎年のように上がっています。昇給したとしても物価の上昇に追いつかないことも増えているのです。

言うまでもなく、昇給もしない現状維持の場合は、実質降給しているようなものです。

高水準の賃上げ率が実現した理由の一つとして、物価上昇を賃金に反映する動きが過去に比べて強まったことが挙げられる。

Mizuho RT EXPRESS|高水準の賃上げは2024年も続くのか

こうした経済的な状況を放置する職場はやばいと言うしかないでしょう。

従業員のことを考える会社であれば、物価高などに応じて昇給額も考慮します。

3.採用が止まっている

会社の採用状況は会社の状態を見るのに最適です。

採用しているかどうかで、会社がどうなろうとしているかがある程度判断できるからです。

僕も採用担当として採用活動をしますが、1人採用するだけでも本当に大変。

最低でも準備から半年、長ければ1年くらい採用にはかかることがあります。

どの会社も同じように人材獲得を目指しているので、「こういう人が欲しい」と思ったらすぐに採用できるような簡単な世界ではありません。

リクルート社の調査によれば、採用しようとしている会社でも充足できたところは20%という数値が出ています。

採用計画ありの企業9,195社の中途採用充足状況を見ると、採用充足企業(計画に対して100%以上採用できた企業)は19.0%という結果でした。

株式会社リクルート|2022年度上半期 中途採用動向調査

採用を止めている会社は従業員が充足しているわけではなく、会社としての成長が止まっているのです。

半年以上かかる採用をしていないということは、1年後や2年後に従業員を増やす必要がないということになります。

辞める従業員の欠員分さえ、補充するつもりがない可能性もあります。

拡大するための事業計画がなければ、人を採用する必要はないですが会社が成長することもありません。

こうした理由から、採用が止まっている会社に長居していると、待遇が良くなる可能性はなくゆっくりと衰退していくだけです。

4.会議が非効率

会議を見れば、やばい職場かどうかがわかります。

会社として判断しなければいけないことを議論して決めるのが会議です。

重要な会議で何も生まれなければ、その会社では物事が進みにくいということが簡単に推測できます。

また、会議という時間の使い方を見るだけで、その会社のコストに対する意識だけでなく、思考力や判断力を確認することができるのです。

②「会議」に対する疑問・問題意識ベスト3。
1位:目的が曖昧で雑談ばかり 2位:些末な議題で打ち合わせが頻繁に設定される 3位:発言機会もなく無駄に感じる

BONX|働き方改革”への企業の取り組み実態に関する調査

BONX社の調査によると、会議に対する問題意識には「雑談」や「頻繁な会議」という点が上位にあがっています。

僕も会議のための会議など、愚の骨頂のような経験を数えきれないほど経験しています。

ハルシバ

脳が死ぬよ

1年前を振り返ってみたときに、会社の中は何も変わっていないし、決まっていないという現実に戦慄したことを覚えています。

会議で仕事をしている気になっている会社は確実に生産性が低いです。

実際に、日本は全体的に生産性が低く無駄な時間を使っていることがわかります。

日本の時間当たり労働生産性は、49.9ドル。OECD加盟38カ国中27位。日本の一人当たり労働生産性は、81,510ドル。OECD加盟38カ国中29位。

公益財団法人日本生産性本部|労働生産性の国際比較

会議が多い会社や、何も決められない職場は明らかにやばいです。

5.思考停止している

会社が前に進んでいないと感じたら、一度立ち止まってみることをおすすめします。

毎日の仕事や同僚の動きなど周りをよく観察すると、1年前と同じことをしていたりします。

仕事が変わらないことを「ルーティンワークだから仕方ない」などと考えていると、思考停止の罠にはまるので注意が必要です。

ウチの会社はいつもこうだからと、前例踏襲に慣れてしまっている従業員が多ければ多いほど思考停止している状況と言えます。

そういった文化のある会社では、従業員が俯瞰して物事の本質を考える力が伸びていません。

すると、改善のアイデアなどが生まれることもないので業務はいつも同じ。

当然思考停止の方がラクなので、与えられた業務をこなしているだけの毎日を過ごしているのです。

無理をして面倒なことを考えるより、それで済むなら何も考えずに動くことを選択してしまいやすいのが、私たち人間です。上司やまわりの空気から、考えないことを望まれていると感じるなら、なおさらそうしてしまう人が多くなるのは当然だということです。

AERAdot.|日本低迷の元凶「思考停止社会」を変える、日本人の強靭な強みとは

やっかいなのは、面倒だからあえて考えないようにしていることです。

中途入社の僕が問題に切り込もうとした時、「それパンドラの箱だから開けちゃダメだよ」と言われたこともあります。

ハルシバ

ちょっとホラーだった

唐突ですが、僕はブログを通じて読んだ人に、少しでも市場価値を上げてもらえるきっかけになるように記事を書いています。

ウチの会社思考停止でやばいかもと感じたら、ぜひ下記の二つの問いをあなた自身で考えてみてください。

  • なぜその仕事をするのか
  • なぜその会社にいるのか

思考停止している人達は市場価値を気にしない人達です。「なぜその仕事をするのか」を考えられない職場は相当危険なのです。

もっと言うと「なぜその会社にいるのか」を答えられない人が多い職場に、長居するメリットはありません。

6.SNSや飲み会強制参加

結論から言うと、仕事以外を強制される職場はその時点でやばいです。

特に飲み会などは仕事ではないので任意参加が原則です。

強制とは言わないものの、同調圧力が強かったり行かなかった時の村八分が怖くて行くしかないという半強制なのが現実です。

ちなみに仕事終わりに、強制参加させる場合は残業代を払わなければ違法になります。

飲み会・懇親会・親睦会などが就業時間外に行われる場合は注意が必要です。任意参加であれば問題ありませんが、強制参加の場合は労働時間として扱わなければなりません。

AKASHI|飲み会の強制参加で残業代支払い義務?会社が知っておくべき注意点

飲み会は親睦を深めるという点では一定の効果はあります。

一方飲むことが目的になっている職場の飲み会は、愚痴だけで生産性がないので参加することに意味はありません。

また、個人LINEで職場のグループに参加を強制させる職場も注意が必要です。

僕は休日でもLINEで連絡が来るようなやばい職場にいたのですが、既読をつけて無視をしていたら怒られたことがあります。

ナツル

それはパワハラです

業務時間外にSNSは反応する必要はありません。

プライベートで使うSNSには既読機能などがあるので、相手が読んだかどうか判断できてしまうので労働基準法に疎い上司相手だと危険です。

ちなみにビジネス用のSNSやコミュニケーションツールには既読がつかないようになっています。

送ったメッセージが読まれたかどうかを確認する機能は、製品のコンセプト上の理由で実装しておりません。すぐに返事をすることがメインのコミュニケーションツールと違い、Chatworkは自分のタイミングでメッセージを確認できるツールです。

Chatwork|既読機能はありますか?
  • 飲み会に強制参加させられる
  • 飲み会は飲むことがが目的になっている
  • ビジネスコミュニケーションツールに投資しない

これらの特徴があったらやばい職場だと思って気をつけてください。

7.尊敬できる人や上司がいない

この人みたいになりたいと思える人がいない職場はリスクがあります。

面接してくれた上司や従業員に憧れて転職してみたけど、蓋を開けたら現実は違ったみたいなことはよくあります。

マイナビ社の調査でも、会社に尊敬できる人は「いない」が75.2%も占めています。

ハルシバ

現実は厳しい

会社に尊敬できる人はいますか?
いる 59人(24.8%) いない 179人(75.2%)

株式会社マイナビ|ぶっちゃけ、会社に尊敬できる人がいない社会人は8割も! 「いい人は多いけど……」

気を付けなければならないのは、近い将来の自分も新人から尊敬できないと思われる可能性があるということです。

職場に見習うべき人物がいないと学ぶ機会も少ないです。

また、自分よりも能力が高い人がいなければ、指摘を受けることも少なくなり気付きにくい状態になってしまうからです。

尊敬できる人や上司がいない職場に長く留まれば、あなた自身も同じように尊敬されない人材になってしまうリスクさえあります。

尊敬できないと思ったエピソードを聞いたところ、「話を聞いてくれない」(30代・男性・営業)、「自分の保身しか考えない」(40代・男性・コンサルタント)、「気分によって態度がコロコロ変わる」(40代・女性・事務)といった意見が多く、尊敬できないとされる上司の特徴として「部下の意見を聞かない」「感情的」「自己中心的」が挙げられる結果となりました。

株式会社ワークポート|<働くみんなのホンネ調査>現在の上司を尊敬できない人が約70%!良い上司と部下の関係を築くためには…?

ワークポート社の調査によれば、尊敬できない上司の特徴に感情的になったり自己中心という点があがっています。

調査結果の特徴にも表れていますが、尊敬できないというのは能力ではなく人格の影響が大きいです。

尊敬できるかどうかを見極めるには能力面だけではなく、人となりをよく観察する必要があります。

やばい職場の見分け方3選

やばい職場

ここまではやばい職場に見られる特徴を体験談を交えてお伝えしました。

ここではやばい職場の見分け方を3つお伝えします。

  • 業界やビジネスモデルで見分ける方法
  • ホームページやオフィス見学で見分ける方法
  • ネットの評判で見分ける方法

今の会社や転職先がやばいかどうかについて、客観的に判断するのに役立ちます。

業界やビジネスモデルで見分ける方法

ブラック化しやすい業界はあります。

ビジネスの構造的に薄利多売になっていたり、労働集約型で人がどうしても関わる必要がある業界は長時間労働や離職による人手不足に陥りやすいからです。

厚生労働省ではブラック企業についてこのように定義しています。

一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。

厚生労働省|「ブラック企業」ってどんな会社なの?
ナツル

主に離職につながる原因が多い会社です

ちなみに人事目線でお伝えすると、自分の理想が全て叶うような環境はありません。

どこかしら必ず不満を抱えることにはなるのが現実なのです。

自分の基準を定め、これだけは絶対に譲れないというポイントを抑えておくことをおすすめします。

僕の場合は本業以外で稼げるようになりたいので、譲れないポイントはこちらです。

長時間労働ではない
サービス残業がない
副業ができる

また、国が定めた会社のルールとして『労働基準法』というものがあります。

この労働基準法には労働時間や働き方などの項目があり、ルールを守らなければいわゆるブラック企業という扱いになるのです。

やばい職場

このグラフは厚生労働省の資料を元に作成しました。

労働基準法を守っているかどうかを労働基準監督署が立ち入り検査するのですが、33,218件の検査をして26,968件の違反があります。

ナツル

81.2%とほとんど

特に全体の中でも商業(小売り等)と製造業だけで40%を占めていて、ブラック化しやすいと言う事が確認できます。

国が定めた細かい業種の分類を知りたい場合は、ハローワークインターネットサービスに記載があるので参考にしてください。

産業分類コード一覧(大分類)

ハローワークインターネットサービス|日本標準産業分類(平成25年改定)

リスクヘッジには、業界傾向を掴むことが重要です。

もちろん法令を守る企業もありますし、その業界全てがブラックというわけではないということを抑えておきましょう。

ホームページや求人で見分ける方法

ホームページや求人広告を見て入社したくなったら注意してください。

会社は採用するためにキレイな部分のみをホームページや求人に出しているからです。

キレイな部分だけであればマシですが、誇大広告が普通にあるので注意しましょう。

広告である以上、一定の脚色がなされることは仕方がありませんが、あまりにも実態とかけ離れた誇大広告は、景品表示法違反に該当する可能性があるので注意が必要です。

株式会社マイナビ|転職希望者を勧誘する誇大広告は法律違反の可能性も 注意すべき表現は?
ハルシバ

黒に近いグレー

採用業界の構造上、求人情報は相当脚色されたものだと思った方がよいです。

また、ホームページで見分けるポイントはこちらです。

  • ホームページにお金をかけていない
  • ブログを更新していない
  • 従業員の顔出し写真が頻繁にアップされている
  • プレスリリースが少ない
  • 若さを売りにしている
  • 家族主義やアットホーム感
  • やりがいや成長を強調している
  • 試用期間が3カ月以上ある
  • オフィスに垂れ幕や目標
  • 泥臭いところはなくキレイなところしか表現されていない
  • 給与が同業他社と比較してかなり高い
  • 求人が年中出ている
  • 本社所在地がマンションや歓楽街
  • 本社所在地が創業からずっと同じ
  • 年間休日が105日
  • みなし残業制度がある

ポイントと言いながら多すぎるのですが、ホームページや求人だけでもこれだけ見分けられる要素があるということです。

特にやりがいや成長を強調する採用広告を出している場合は、『やりがい搾取』の可能性もあるので十分に注意してください。

雇う側が「やりがい」を強く意識させることで、働き手が低賃金や長時間労働といった環境に順応してしまう。私はこの構図を「やりがい搾取」と名づけました。2007年の論考で指摘して認知されるようになりました。しかし、10年以上たった今でも労働現場の搾取の構造が改善する傾向はみられません。

朝日新聞|コロナ禍でのやりがい搾取 東大教授が語る「奉仕」の罠

ネットの評判で見分ける方法

やばい職場をネットで見分ける方法があります。

  • 転職口コミサイトを確認する
  • Googleのサジェストを確認する
  • 代表のフェイスブックやX(旧Twitter)を確認する

現在は会社についての評価は、口コミやネット評価で調べることができます。

転職の口コミサイトの「退職エントリー」を確認すれば、その会社をなぜ辞めたかがわかります。

【転職会議】
【openwork】
【ライトハウス】

転職口コミサイトの仕組みとして、自分の勤めたことがある会社の評価をすることで、他社の口コミを確認することができるようになっています。

そのため、在職中の人が書いた口コミよりも、退職する人の口コミのほうが本音を書いている確率が高く参考にすることができます。

ハルシバ

偏りはあるのであくまで参考程度

より客観的な口コミを調べる方法として、Googleのサジェストを確認しましょう。

Googleのサジェストとは「企業名+〇〇」と検索候補としてあがるキーワードのことです。

もし過去に何か問題があった企業は、このサジェストに表示されることがあります。

簡単にGoogleサジェストキーワードを調べることができるツールはこちらの『ラッコキーワード』です。

【ラッコキーワード】 

ここで企業名を入れれば、企業に関わるキーワードが出ますので、気になるものがあれば実際に検索することをおすすめします。

僕はサジェストキーワードから、過去に不祥事があったことに気付き選考を辞退したことがあります。

ハルシバ

調べることは大事

最後は代表や役員のSNSを確認することです。

何も発信していない代表は、会社について関心がない可能性があるので注意する必要があります。

また、ネットリテラシーの低い代表は、炎上しそうな発言を日常的に投稿していたりします。

豪遊しているような投稿や、経営者として尊敬できない投稿が見つかったら警戒しましょう。

社内の言動も同じようなレベルであると考えられます。

2022年4月、大手飲食チェーンの幹部が大学の社会人向け講座で女性蔑視とも取られかねない問題発言を行ったことが、SNS上で広まる騒動が起きました。

ツギノジダイ|「上層部テロ」を起こさないために SNS炎上を防ぐ経営者の行動とは

【対処法】職場崩壊前に逃げる方法

やばい職場

やばい職場は、どこかがズレていてやばいという事実があります。

やばい職場から逃げるためのポイントがあるのでお伝えします。

職場がやばいとわかったら逃げるべき理由

ブラック企業や倒産しそうな会社といったやばい職場は人手不足です。

人が足りないので長時間労働から抜け出すことができない上、引き継ぐこともままならないです。

そんな状態のまま、ずっと働いていれば当然心身に影響が出てしまいます。

うつ病の症状が発症すると、自分では抜け出せない負のスパイラルに陥る可能性があるのです。

うつ病を維持・悪化させる悪循環が始まり、適切な判断ができなくなってしまいます。・体調は悪く、頭も身体も重く、実際にミスも増え、パフォーマンスが低下します。・その結果、他者から批判を受けたり、自分を責めることになります。・「悪いのは自分であり、自分が頑張るしかない」と考えるようになっていきます。

東京大学|ブラック企業とメンタルヘルス—なぜ、辞められないのか―

心はいつの間にかダメージを負ってしまいます。

取り返しがつかなくなる前に、やばい職場からは逃げる必要があります。

転職するためにはエージェントを活用するのがおすすめです。一人で適切な職場を探すことはかなり大変です。

転職には3カ月から半年くらいの時間がかかるので、早めにエージェントに相談して現状を伝えることが重要になってきます。

どんな職場があるかを調べながら転職活動を進めていけば、やばい職場も期間限定で耐える事ができます。

カウンターオファーの可能性を考える

カウンターオファーとは退職する際に会社が引き留めるために使う手段です。

社員が転職・退職の申し出をした場合に、企業側から昇給や昇格、あるいは本人が希望する部署に異動させるといった条件を提示し、引き止めを行うことを指しています。

HR pro|カウンターオファー

社員の退職は悪いサプライズです。

辞めることをカミングアウトすることで、初めて本音を話せるようになることもあります。

従業員が退職について本音で話すことで、会社側はカウンターオファーを用意したり態度を変える可能性があるのです。

僕はこのカウンターオファーを受け部署異動した経験があります。

会社に対しての不満が消えれば、仕事を続けていくことができるものです。

この条件が叶えば残るかもしれない、という点を自分で整理しておくことをおすすめします。

辞めるタイミングは必ず内定が決まってから

仮にカウンターオファーを期待するとしても「辞めること」をカミングアウトするのは、絶対に内定を獲得した後です。

ハルシバ

これは死守

会社や上司について不満を持っている事実を伝えることは、それなりにリスクがあります。

そもそも、原則として転職活動は在職中に行うべきです。

なぜなら採用を行う会社は求職者の足元を見るからです。無策に退職している求職者の評価はマイナスになります。

無職の状態でいつ決まるかわからない転職活動をすると焦ってしまう危険性があるからです。

いくらやばい職場だとしても無職よりはマシです。

まとめ

やばい職場

最後までお読みいただきありがとうございました。

  • やばい職場にはやばい事実と特徴がある
  • やばい職場に長居するとメンタルにダメージを受けるリスクがある
  • 辞める場合もカウンターオファーを考慮しておく

やばい職場は想像しているよりも、人生への影響が大きく危険です。

なんだか、やばいかもしれないと感じたら放置せずエージェントに相談して逃げる準備をしましょう。

完璧な職場はあり得ませんが、少なくとも本記事でお伝えした特徴を見極めることで、まともな職場を探すことができるはずです。

この記事があなたの人生の役に立っていれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

ハルシバのアバター ハルシバ MBA/国家資格キャリアコンサルタント/人事

これまで8回の転職をした現役の人事です。就職氷河期世代であり、ほぼすべてが超ブラック企業という過酷な環境を乗り越えてきました。

ついでに倒産や起業も経験しています。このブログではブラック企業の経験やMBA、国家資格キャリアコンサルタントを学んで社会人としてのブランディングに成功した経験をお伝えしていきます。

https://twitter.com/ten_keshi

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