二代目ポンコツ社長は会社を潰す?9つの事例と見限るべき理由

  • 二代目社長はお坊ちゃまでストレスを感じる
  • プライドばかり高くて扱いが面倒
  • このままだと会社と自分の将来が本気で不安

二代目社長って本当に問題が多いですよね…。僕もかなりの被害を受けてきました。

ハルシバ

いいところないよ

創業者である親から、甘やかされて二代目社長は育っているので世間知らずです。

その上、社長という会社での最高権力者なので誰も手が付けられません。

この記事の結論では、二代目社長と家族経営は避けるべきということをお伝えしています。

僕は二代目社長を見限り、転職しました経験が二回あります。

今ではホワイト企業で自分の時間をつくり、ブログを書くことができています。

タイプの違う二代目社長を二人経験していますが、どちらも典型的なお坊ちゃまでした。

これまで人事として社長に近かったので、誰よりも社長のポンコツなところを見てきた自信があります!

プロフィール

この記事では僕が体験してきた二代目社長の体験談をもとに、なぜ二代目社長はポンコツ呼ばわりされるのかをお伝えしていきます。

また、二代目社長に困っている時はどう対処すべきか、主観だけではなく客観的な情報も踏まえて整理しました。

ハルシバ

結論、二代目からは離れよう

この記事を読むことで、社長をポンコツと感じてしまうあなたの感覚が正しいということがわかります。

今すぐに2代目社長から離れたいと思っている場合は、自分に合うエージェントを探してもらいましょう。

その上でどう付き合うべきか整理できますので、ぜひ最後までお読みください!

目次

二代目社長あるある!七光りジュニアの特徴3つ

二代目社長

まずはじめに、二代目がポンコツと呼ばれる理由をまとめました。

経営者よりも手前の問題として、人格にも問題があるというのが大きな特徴です。

甘やかされたお坊ちゃま体質

二代目社長を他の人と比べた時に、大きな違いがあるのは育ちの良さです。

社長の息子は跡継ぎとして大切に育てられるので、甘やかされて当然と言えます。

僕は進学の時、お金がないと言って親に泣かれた経験がありますが、社長の息子はそんな逆境とは無縁。

全て手に入るので、自分の欲しいものが買えないなんてことはありません。

フユスケ

いいなー

こうした、一般人との違いは日常生活にも表れます。

  • スーパーで買い物をしたことがない
  • ファミレスやチェーン店を使ったことがない
  • アルバイトをしたことがない

一般の人であれば何かモノを買う時や、お金を使う際には真剣に考えて決めるはずです。

なぜなら、少しでもお金を節約したいから。

しかし社長の息子は、悩むことなく欲しいものを手に入れてしまうのが当たり前になっています。

甘やかされて育っているので経営者として重要な、「お金」に対する感覚が養われていないのです。

お坊ちゃまの社長は稼ぐことや、会社を運営するお金のやりくりができません。

これが二代目社長がポンコツと言われる大きな理由です。

仕事ができなくても勉強はしない

僕が見てきた二人の二代目社長は、どちらも経営については学ぼうとしないタイプでした。

二代目社長が得意な広報活動は強いこだわりをみせるのに、経営判断や社内の嫌われ役は役員に丸投げといった具合です。

正確に言うと興味関心のあることしかしていないのです。

経営も売り上げも全く関心が無く、やる気の感じない二代目社長がいます。もともとは社員で前社長の息子ですが、「経営も営業も新規の仕事も教えてもらっていない」と言う理由から何もせずにいます。

Yahoo!知恵袋|ID非公開さん

創業者のように何かを成し遂げたいという目標があるわけではないので、経営に興味が湧くきっかけがありません。

ハルシバ

地位や資産はすでにあるからね

一方で創業者は会社を軌道に乗せるために、必死に現場から学び改善を繰り返しています。

その結果、業績が上向き人望が集まることで、創業者のカリスマ性が高まって従業員がついてくる立派な会社になるのです。

二代目社長は会社が起動に乗った後、ほとんど自動操縦の状態で事業を受け継ぎます。

あらゆるトラブルの荒波は創業者時代に乗り越えています。

また、自分の想いから始まった事業でもなければ、特に緊急で何かする必要があるわけでもない。

勉強やアップデートをする必要性を感じることがありません。

その結果、仕事を進めるスキルは身につかず従業員からはポンコツ扱いされるのです。

一生気づく機会のない裸の王様

二代目社長のまわりは、イエスマンか太鼓持ちばかりです。

イエスマン達が集まってくるのではなく、自分の居心地がいい従業員としか接しないので自然とそうなるのです。

二代目社長の周りは、幼い頃から自分を大切にしてくれる味方ばかりです。

守られて育っているので「敵」がいません。誰かに怒られるといった経験自体が少ないのです。

フユスケ

ぬくぬくー

ダメ出しや意見を言える優秀な従業員は遠ざけ、耳障りのいい事ばかり言う従業員を近くに置きます。

当然優秀な従業員は、社長のダメさに気づいて辞めていきます。

このように社長自ら「ぬるま湯」をつくるので、誰からも指摘されなくなっていきます。

貴重なフィードバックの機会を失った社長は、永久に自分のポンコツさに気づく事のない裸の王様状態になるのです。

残念なことは本人が気づかないだけで、ポンコツであることには変わりありません。

二代目社長に呆れた従業員は陰で批判しています。

フユスケ

つらい

  • 「社長の器じゃない」
  • 「業界を知らない素人」
  • 「どうせ道楽の会社でしょ」

これらは実際に僕が耳にした批判ですが、あげたらキリがないくらい社長は陰口を叩かれていました。

現実に目を向けず変わることがない二代目は、ポンコツと言われ続けても仕方がないかもしれません。

【体験談】二代目社長がポンコツと感じた事例9選

二代目社長

ここまでは二代目社長がポンコツ扱いされる特徴を3つお話ししました。

育ってきた環境の影響が大きいとは言え、社長である以上従業員のためにも変わって欲しいものです。

ここでは僕が実際に見てきたポンコツと言うべき事例を9つ厳選してお伝えします。

【体験談1】実は自信なし!完璧であるかのように装う

意外かもしれませんが、社長には自信がない人が多いです。

自信とは文字通り「自分」を「信じる」ことです。自信を持つには、自分を信じる経験が必要になります。

例えば僕は死ぬ気で勉強して、2年でMBAをとった経験があります。

この経験は「誰にも負けないだろう」と、思えるくらい努力したので自信になりました。

二代目社長はこういった自信をつけるために努力をした経験がありません。

自信はないのに「社長は完璧であるべき」と思い込んで自分を装おうとします。

ハルシバ

やっかいだよ

僕が見た二人の二代目社長は、どちらも完璧であるべきという思い込みが強く、虚勢を張っていました。

  • 社長室から偉そうに指示を出すだけ
  • 感情的に怒鳴ることでごまかす
  • 全社プレゼンは受け売りの言葉を並べただけ

自信がないのに完璧を装うので、自然なコミュニケーションができないのです。

従業員からは無理をしているのが透けて見えるので、完璧でいようとすればするほど滑稽な姿に映ります。

さらに、経営の実務では、会社のことがよくわからないので経営判断をする自信がありません。

自信がないので、右腕として外部コンサルを雇う社長が多いのです。

ハルシバ

情弱でお金持ちの上客だね

特に第二創業期経営改革しようとしている場合は、後ろにコンサルがついていて操り人形状態になっています。

社長として何かやらなきゃと焦って改革をしようとしても、中身は外部のコンサルが考えたもの。

自信のない二代目はコンサルの入れ知恵に頼るようになり、現場の想いとはかけ離れた判断をしてしまう場面を見てきました。

このように自信がないのに完璧でいようとするあまり、様々なところに不具合が生まれてしまうのが二代目特有の問題です。

【体験談2】会社の経営は趣味レベル

社長というとなんとなくすごい人のイメージが僕にもありますが、実際はたいして凄くないと実感したのが二代目社長でした。

社長が「すごい」と尊敬される理由の一つは、難しい経営をこなして会社を存続させているからです。

しかし二代目社長の”もらった”会社は完成した会社です。新しく何かをする必要はありません。

僕がいた会社では店舗経営をしていましたが、親会社から不動産や資金を借りるという支援を受けていました。

支援がなければ、赤字垂れ流しの経営でも成り立ってしまっているのを見てきました。

ハルシバ

つぶれないし安泰だよね

  • 赤字垂れ流し店舗でもプライドが許さず撤退しない
  • 自分が気に入った街にしか出店しない
  • 収支を気にせずに内装にお金をかけまくる

おそらく多くの経営者が「いつか自由にやりたい」と目標にしていることを、何の苦労もせずにできてしまうのが二代目社長です。

このように、たくさんの資金や支援を受けられる二代目は、社長として重要な仕事である資金繰りを必死にする必要がないのです。

経営で頭に汗をかくことがない二代目の会社は「金持ちの趣味」と批判されても仕方がありません。

【体験談3】二代目には会社のビジョンがない

会社は、社会で何かの目標を実現するために存在しています。

しかし二代目にはその目標がありません。

本来どんな会社でも、目標に向かうために「ビジョン」や「経営方針」といったあり方を掲げているものです。

二代目に会社が受け継がれていたとしても、創業者が掲げたビジョンは存在します。

創業者が掲げたビジョンはあくまでも、創業者の想いから生まれたもの。

ハルシバ

親の考えはわからないよ

甘やかされて育った二代目には、世の中で何かを成し遂げたいという想いはほぼありません。

あるとすれば、親の会社を倒産させないようにといった不安くらい。

仮に二代目がビジョンを立てようとするなら、会社が生まれ変わるくらいの変化が必要です。

「2代目社長が事業を継ぐときは、初代社長が何を考えているのか、何に苦労してきたのか、この会社の価値は何かと自分に問いただし、自分なりに解釈しなければいけないのですが、これがとても難しい。

集英社オンライン|2代目はつらいよ! 全国から2代目社長が集う「お坊ちゃん社長の会」から探る後継者のビジョン経営とは

二代目のビジョンは創業者を越えなければならず、ハードルが高いから思考停止してしまいます。

ここで伝えたいことは、創業者のビジョンが強烈なので二代目にはそれを超えるビジョンを描く力が不足しているということです。

僕は何かを成し遂げたいという想いのない社長の下で働くことほど、不幸な事はないと考えています。

ルーチンをこなすだけの二代目が運営する会社に未来はないからです。

【体験談4】生産性ゼロ!会議が8時間

二代目は会議に8時間もの長時間をかけていました。

長時間の会議に向けて、準備するだけでも一大イベント。資料づくりも大変ですが、最も大変なのはすべて紙で準備しなければならないということです。

どの部署も準備には一週間くらいかかっていたのです。

本業は疎かになり、準備で使った時間分が後ろ倒しになることで、本来生産性を上げる会議が逆に生産性を下げていました。

ハルシバ

非効率の極み

さらにその会議では、ただひたすら社長に報告していくだけ。

社長は報告に対して気になったことを聞き返す程度で、具体的に何かアドバイスをするようなことはありません。

こんな会議をやる意味はあるんだろうかと毎回疑問に思っていました。

別の二代目社長も同じように会議が好きな人で、なんと一週間すべて会議の週というものが存在していたのです。

ハルシバ

長い…、長すぎるよ

社長や幹部御一行で各店舗をまわって会議をするのですが、こちらも報告をただ聞くだけの一週間。

幹部以上の人は1週間も本来の業務ができないのですが、それでも不思議と会社は問題なくまわります。

それを見た僕は、社長含めて普段から暇なんだろうなと感じました。

また、会議では上下関係もハッキリ分かるので、二代目社長としては自分が気持ちよくなれるご褒美タイムです。

会議本来の目的を考えず、社長の立場を誇示したいだけの時間に何も価値はありません。

合計4年ほどそういった会議を経験してきましたが、二代目社長から何か発展するような意見やアイデアが出たことはなかったです。

今思うとなんて無駄な時間だったんだろうと後悔しかありません。

【体験談5】従業員のキャリアを考えられない

二代目社長は、サラリーマンである従業員のことをほとんど理解できません。

生まれた時から恵まれており、ほとんどの場合サラリーマンを経験していないからです。

そのため、従業員がどういう苦労をしているとか、どんな想いで仕事をしているかを想像ができません。

従業員のことを考えることができないので、軽い気持ちで配置転換をしてしまいます。

ハルシバ

相当危険だよ

当時の上司は人事としてキャリアを積んでいたのに、現場の責任者に異動させられていました。

あやうく僕も思いつきで、配置転換をさせられそうになったことがあります。

現場を知る必要があるからという理由で「現場に一度入るべきだ」と店舗運営や現場実務の業務に配置転換をさせられそうになりました。

これは二代目社長の思いつきで配置転換をしているだけで、個人の人生やキャリアは正直何も考えていません。

単純に人が足りないから異動させられているだけなのです。

また、別の二代目社長も同じように「君にはこっちが向いているよ」と社長の思いつきで、全く違う仕事に異動させられそうになったことがあります。

ハルシバ

信じると危険

当時断っていなかったらキャリアがブレて、転職も難航していたと思うと恐ろしいです。

社長は強い権力を持っているので誰も逆らえません。

このように従業員のキャリアを考えられない二代目社長のもとで長く働くと、駒のように適当な配置転換をさせられてしまう危険性があります。

【体験談6】パワハラで訴訟される

過去に、二代目社長が訴えられたのを見たことがあります。

もともとパワハラの多い二代目社長でしたが、新しく採用した管理部長に対してもパワハラで問題を起こします。

社長はその管理部長に期待を寄せていて、特別に社宅も用意され好待遇で迎え入れられていました。

ハルシバ

鳴り物入りだよ

しかし、どうやら管理部長の働きは社長の期待を超えられなかったようです。

入社して1ヶ月も経たずに、社長は管理部長を見限り態度を180度変えました。

もともと無理のある難航プロジェクトを引き継がせていたにも関わらず、進捗が悪ければ怒るということを繰り返していました。

ナツル

パワハラの可能性が高いです

まるで追い出すかのように責め立てるので、新人の管理部長がついに限界を迎えます。

管理部長は二代目社長に見切りをつけて退職することになるのです。

二代目社長のパワハラであまりに酷い扱いを受けた管理部長は、退職と同時に裁判を起こすことを決めていました。

マネジメントについて学んでいない二代目社長は、組織を動かすために恐怖によるマネジメントをすることが多いのです。

感情的に「いいからやれ!」という具合なのですが、長く働いている従業員は支配に慣れてしまっていてパワハラという認識を持つことがありません。

一方、中途入社した管理部長のように、パワハラとして即訴えられるようなことが日常的に起きているということは異常としか言いようがありません。

ハルシバ

辞めてよかった

偶然僕も管理部長と同タイミングで退職をしたので、その後の展開まではわからないですが二代目社長のポンコツさを確認できた出来事でした。

【体験談7】側近は自分を気持ちよくさせてくれる人ばかり

ぬるま湯が好きな二代目社長の周りには太鼓持ちやイエスマンばかりです。

自信がない二代目社長は、自分のことを尊敬してくれる従業員を近くに置きたがるからです。

逆に自分よりモテていたり、優秀な従業員は明らかに冷たい態度をとります。

フユスケ

ちっさ!

ちなみに二代目社長に近寄る従業員は、本心で尊敬しているわけではありません。

社長にゴマをすることでおこぼれを貰えたり、自分にも利益があるから利用するために近づいているだけなのです。

実際社長の一番のお気に入りの従業員は、長年社長の側近として働いてたのですが突然独立しました。

その側近は社長の近くで甘い汁を吸い続けたあげく、ノウハウを持ち出し自分で商売を始めたのです。

フユスケ

ひどい

一見社長はもてはやされているようですが、実際は二代目社長を利用しようとする従業員を近づけていただけでした。

側近の太鼓持ち具合は、周りからも「またやってる」と冷めた目で見られていましたが、そもそも権力者に媚びを売る人がまともなわけがありません。

本心もわからずにそうした人物を好んで近くに置き、悦にひたる姿はポンコツそのものでした。

【体験談8】二代目社長が会社に誘う人材もポンコツ

二代目社長が誘ってくる人材に、まともな人材はいませんでした。

勧誘する理由は能力が高いとか、ビジネスになるという観点ではなくただ仲がいいだけだからです。

そんな適当な理由で誘ってしまうので、人事も知らない間に入社が勝手に決まっていたりします。

ポジションを明確に決めずに、とりあえず入社するので会社の中で浮いた状態です。

さらに仕事で周りと関わることが増えてくると、実際は仕事ができないことが発覚して各部署から嫌われていました。

ハルシバ

ほとんどの人にダメ出しされていたよ

しかし社長と仲が良いので態度は大きく、周りからの評判は気にせずマイペースで仕事を続けて余計嫌われてしまいます。

もちろん二代目社長の耳にも「どうにかしてほしいという」クレームが入るのですが、自分が誘った手前あまり強く言えず放置されます。

社長の身勝手な勧誘のせいで、現場は振り回されてしまい誰も得をしません。

飲み友達としては気のいいやつだったかもしれませんが、飲みと仕事は別世界。

二代目社長は飲み友達にいい格好を見せようとしているだけです。

勧誘する人物の能力を見極めようとせず、入社後どういった問題が起こるかさえ配慮できないのです。

こうした特別待遇のポンコツが増えれば、現場で地道に頑張っている人たちがやる気を失うのは明らかです。

【体験談9】特別扱い!食事に誘うのは女性従業員だけ

わかりやすく女性を特別扱いする二代目社長がいました。

プライベートの食事に誘うのは若い女性従業員だけなのです。男性従業員には一度も声がかかることがありませんでした。

ハルシバ

露骨だったよ

二代目社長は普段従業員から相手にされません。

しかし自分を尊敬してほしいという欲求があるので、高い食事をご馳走して女性従業員からチヤホヤされようとしているのです。

二代目社長と言えど「社長との食事」は多少緊張するものです。自然と接待のような対応になります。

社長からすれば自分をアゲてくれる女性従業員は、キャバクラやガールズバーの店員さんとあまり変わらないのです。

しかもチヤホヤされたい欲求だけではなく、あわよくばモテたいという下心まであるのが問題でした。

フユスケ

きもちわる

ある時、僕が女性従業員と夜遅くまで仕事をしていて、社長が車で駅まで送ってくれるという流れになりました。

既に時間は23時近く、さすがに誘うことはないだろうと思っていたのですが、なんと女性従業員は社長から食事に誘われていました。

深夜にも関わらず食事に誘う無神経さに不信感が募りました、僕が同意すれば女性従業員も同席することが確定してしまうので僕は断り駅で降りました。

しかしその後女性従業員は断れずに、そのまま食事に行ったことを聞いてショックを覚えました。

こういった話はゴシップ好きなお局のネタとして、尾ひれがつき社内に広がり二代目社長の信用を落とします。

男性従業員は誘われない不満を抱き、女性従業員は妬みや嫉妬。

従業員を公正に扱わない二代目社長の軽率な行動で、社内には不穏な空気が流れていました。

二代目は会社を潰す確率が高い?息子を社長にするリスク

二代目社長

ここまでは二代目社長がポンコツと言われる事例を紹介してきました。

事例だけでもひどいですが、あげたらキリがないほどダメなところばかりなのが二代目社長でした。

ここでは客観的に見ても二代目は「やっぱりポンコツなんだ」と実感する情報をお伝えします。

【高確率】中小企業の二代目

日本には「老舗」と言われる創業200年以上の企業の多さが世界一です。

二代目社長

グラフを見るとわかるように、日本は長寿企業が圧倒的に多いことがわかります。

企業の寿命が長ければ、経営者の世代交代が行われて二代目が会社を経営することになるのです。

「後継者が決まっている」と回答した中規模法人のうち66.6%が、小規模法人・個人事業主のうち90%以上が、その対象に「親族内」を挙げています。

りそな銀行|悩める二代目社長。「年上の部下」との接し方は?

引用の調査のように多くの場合は、親族に会社を受け継がせます。

創業からの年数が長い中小企業は、二代目社長が経営している可能性が高くなります。

ハルシバ

息子にあげたいんだね

そのため、お伝えしてきたポンコツ二代目社長や家族経営といった避けるべき地雷は、中小企業に集中していると考えることができます。

先代社長の高齢化で後継づくりが間に合わない

二代目がポンコツになってしまう理由の1つに、うまく会社が引き継がれないことがあります。

その結果、2022年時点での社長の平均年齢は60.4歳。統計として遡れる1990年から32年連続で上昇し、過去最高となった。社長が引退する平均年齢は68.8歳で、70歳目前での交代が一般的だと明らかになった。

帝国データバンク|社長の平均年齢は 61.2 歳、過去最高を更新

引用の帝国データバンクによる調査では、経営者の高齢化は年々深刻になり過去最高を更新し続けています。

同調査では先代の病気や死亡で会社が引き継がれずに倒産してしまう、いわゆる後継難倒産は47.8%にもなると言われています。

また、先代社長に依存し続けている会社は、高齢になるまで引き継ぐタイミングが先送りになります。

後継者の育成には、承継予定時期の何年前から始めたほうが良いか尋ねたところ、「5~10 年くらい前」(29.4%)、「2~3年くらい前」(25.6%)、「5年くらい前」(24.8%)の割合が高くなっている。

独立行政法人中小企業基盤整備機構|事業承継実態調査 報告書
ナツル

引き継ぐ時間がありません

中小企業基盤整備機構の調査報告によれば、事業を引き継ぐには数年から10年は必要と考えられていることがわかります。

仕事の引継ぎではなく、会社そのものの経営を引き継ぐと考えると長期間になるのは納得できます。

先代社長の経営手腕に依存するあまり、二代目を育てるタイミングが失われポンコツと言われる二代目が誕生してしまうのです。

大企業も例外じゃない

会社を長く続けることに悩んでいるのは、中小企業だけではありません。

家具大手企業では、二代目が経営改革をしようとして業績が低迷しました。

最終的に大きな損失を出したことで別企業の子会社になっています。

また、ある外食チェーン企業はコロナの影響により、業績が失速しました。

業績不振を背景に、二代目社長に経営を引き継いでわずか2年で先代社長が経営に戻ることになっています。

ハルシバ

ニュースでよく見たよ

外食チェーン企業の二代目社長は業態転換を図ろうとしたり大きく舵取りをして失敗したのです。

このように中小企業に限らず、大企業と言われる規模でも会社を次の世代に引き継ぐのが難しいことがわかります。

株主や外部の目もある中でこうした状態になるのであれば、監視の目が届かない中小企業ではもはや何が起きてもおかしくないと言えます。

社長にならなくても影響は大きい

これまで二代目の特徴や伝えてきたのですが、実は二代目社長にならなくても影響力は大きいのです。

社長の息子というだけで一般的な家庭とは全く違う世界です。

自分の実力を勘違いしてしまうと、世の中のルールから逸脱したことをしてしまうことになります。

三代目や社長候補といった立場でも、会社に影響を与えてしまいます。

ハルシバ

キリがないよ

社長の息子が事件を起こしたという事例は山の様にあります。

表面化するまで、周りの誰もが本人の問題に気づかせることができなかった事例だと思います。

また不正や公共物の破壊など常軌を逸した経営方針や、左遷やパワハラが横行する恐怖マネジメントが世間に露呈した企業もあります。

こうした問題が世間に知れ渡ると社長共々辞任することになりますが、一度失われた信頼を取り戻すには時間がかかります。

不正を起こした会社で働いている従業員は偏見を持たれてしまうので、転職活動もままならない状況に陥ります。

人事をしている僕でも、不正があった企業出身の求職者から応募があったら少なからず警戒はします。

人事は企業の窓口として、採用する際には少しでもリスクを下げたいと考えているから不正があった企業となるとマイナス評価がつくことは避けられません。

ハルシバ

正直会社のイメージが強いよ

二代目・三代目が、何か問題を起こしてからでは動くのが遅いと実感させられます。

【対処法】ボンクラ社長は百害あって一利ないので逃げるべき

二代目社長

ここまでお読みいただきありがとうございました。

ここでは脱出方法と二代目を見極めるポイントをお伝えします。

イエスマンを装い気持ちよくさせつつ転職準備

客観的に見ても二代目社長はなるべくしてポンコツになっています。

そんな二代目社長からは逃げるべきというのが僕の結論です

逃げるというのは「会社から去る」ということです。

ハルシバ

これ以外ないよ

長年勤めている従業員は、二代目社長のポンコツさに慣れてしまっているので問題に気付きません。

しかし二代目が最高責任者である会社に、長くいればリスクがあります。

二代目の思いつきで、価値の低い仕事や望んでいない仕事を与えられ市場価値の低い人材になってしまうからです。

簡単に転職はできないと不安を感じるかもしれませんが、順番にお伝えしますので安心してください。

まず二代目社長と付き合うにはイエスマンを装うのが一番です。

二代目社長に意見したり逆らったりしても、聞く耳を持っていないのであまり意味がありません。

しかも嫌われてパワハラがひどくなることもリスクです。

嫌いな社長に合わせるのは納得しにくいとは思いますが、二代目社長の会社にいる限りは仕方ないのです。

期間限定でイエスマンを装いながら、転職活動をするのがおすすめです。

ハルシバ

終わりはあるよ

エージェントには現状を話し、二代目社長の何が嫌なのかを整理していく事で、同じ地雷を踏まないようにできます。

もちろん二代目社長への不満だけではなく、あなたが本当はどうありたいかをエージェントに伝えていくようにしましょう。

そうすれば二代目社長や家族経営といった企業案件は紹介されないので、安心して検討することができます。

二代目社長のいる会社を変える事は不可能ですが、自分で環境を変えることはできます。

ただ、現実的に考えると転職が実現するまでには3ヶ月から6ヶ月かかります。

400万社の企業から探すことも困難ですが、自分に合うエージェントを探すことも実はかなり難易度が高いのです。

二代目に失望しているのであれば少しずつ積み上げていくことをおすすめします。

二代目社長のポンコツさを反面教師にしつつ、その間に自分の目指したい姿を整理して動いていきましょう。

二代目社長と同族経営を見極めるポイント

ここまでお伝えしたように、二代目社長は問題が多くできれば避けたい属性です。

また二代目社長に加えて同族経営も避けたいところですが、実は日本の同族経営は全体の90%を超えると言われています。

日本全体の会社数に占める同族経営の割合は90%を超えており、これは国外と比べても極めて高い割合です。さらに日本は創業から100年を超える長寿企業の数も非常に多く、それらの多くが同族経営の形態を採用しています。

株式会社三菱UFJ銀行|同族経営とは? 同族経営企業の実例や事業承継における留意点

同族経営の会社については、避けることはほぼ不可能と言えるかなり衝撃的な数字です。

しかし同族経営かつ二代目社長かどうかを見極めることで、入社する前にミスマッチのリスクを下げることができます。

この記事でお伝えしてきたように、「二代目かどうか」をまずは確認していきましょう。

二代目社長

 ホンダ(本田技研工業)のように、親族を経営者にしないという考え方を持っている企業もあります。

本田氏の真意は何だったのだろうか。それは、「世襲なんかしたら、若い人がやる気をなくしてしまいますよ」という「民主的発言」に象徴されている。

株式会社経済界|同族経営の成功と失敗の分かれ目とは

少なくともこのチェックリストに基づき会社の属性を考えていくことで、求人情報だけではわからなかったリスクをおさえリアリティショックを防ぐことができます。

「リアリティー・ショック」とは、現実と理想のギャップに衝撃を受けること。

日本の人事部|リアリティー・ショック

全ての二代目社長や同族企業に問題があるわけではないので、参考にしながら自分に合った会社選びをすることをおすすめします。

まとめ

二代目社長

最後まで読んでいただきありがとうございました!

僕の体験談含めてポンコツさは十分お伝え出来たと思います。

  • 甘やかされて育ち、人間や経営者として未熟
  • 創業者が会社を軌道に乗せているのでやることがない
  • 二代目の会社にいることはリスクがあるので脱出するべき

会社の中で一番の権力をもっている人物がポンコツだと、その会社の従業員全てが不幸になります。

長寿企業でゆるく働けるメリットもあるかもしれませんが、長居してしまうと二代目の会社から出られなくなります。

ハルシバ

プラスにはならないよ

あなたの会社で同様の問題が起きているなら、少しでも早くエージェントに相談して動く準備をしましょう!

この記事があなたに少しでも役に立っていれば嬉しいです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ハルシバのアバター ハルシバ MBA/国家資格キャリアコンサルタント/人事

これまで8回の転職をした現役の人事です。就職氷河期世代であり、ほぼすべてが超ブラック企業という過酷な環境を乗り越えてきました。

ついでに倒産や起業も経験しています。このブログではブラック企業の経験やMBA、国家資格キャリアコンサルタントを学んで社会人としてのブランディングに成功した経験をお伝えしていきます。

https://twitter.com/ten_keshi

目次