こんなはずじゃなかった
転職して人生詰んだ
安易に転職して後悔している
この記事では転職して人生が「狂った」と感じている、あなたに向けて書いています。
僕も転職がきっかけで人生が狂った経験が何度もあるので、悔やんでも悔やみきれない気持ちは痛いほどよくわかります。
マジで終わったと感じる
人生を好転させるはずの転職で予想外のことが起こり、当初立てていた計画が崩れてしまうと、人生は結構簡単に狂います。
この記事では僕自身の人生が狂った経験の中で、どん底から立ち直って強くなれた方法をお伝えします。
そして記事を書くにあたっては、30時間以上の時間をかけ「転職で人生が狂う」ことについての調査と編集を行いました。
- 安易に転職をするとその後一生後悔する
- 人生が狂っても立て直すことで強くなる
- 転職は失敗するものと考え失敗を受入れる
人生が狂うという感覚は想像を絶するほど辛いもので、当事者しか絶対にわからない感覚だと思います。
しかし本文でもお伝えしていくのですが、狂っていることは「人生の一部分」です。
人生という長い目で見ると、「後悔で身動きがとれなくなる」ことのほうがリスクが高く危険です。
記事の結論としてお伝えすることは、後悔しないように、すべての選択を「自分の意思と責任」で決めていくということです。
かなりシンプルですが、重要なことです。
僕の経験から言うと、人生が狂うという失敗の原因は、自分ではない「誰かの責任」にしてしまっていたことがほとんどでした。
わるいのは僕じゃない
それが他責ってやつです
この記事を書いている僕は、他人に任せた結果人生が狂うような経験を何度もしてしまいました。
また、転職も8回と人よりも多く経験することで、何度もどん底を味わっています。
今では当時の人生が狂った経験には、少し感謝できるくらい余裕があります。
身動きがとれず、本当に人生が「詰んだ状態」にならないようにするためにも、立て直し方のヒントを本記事を最後まで読んで手に入れてください。
もしあなたが「このままでいいのかな…」と悩んでいるなら、少しだけお時間をください!
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転職で人生狂って立て直した話【体験談】
最初は僕が転職で人生が狂ったと感じた体験談をお話しします。
当初計画していた人生からは、大きくズレているという点では本当に狂ったと言えます。
しかしそういった狂うようなトラブルを乗り越えたからこそ今があるのも事実です。
どのようにして狂っていったのかを参考にしてください。
前触れなく会社が倒産
起業に誘われて失業
採用で嘘をつく人達
前触れなく会社が倒産
務めていた会社が倒産してしまうと簡単に人生は狂います。
僕が務めていた会社には従業員が数百人いましたが、何の前触れもなく倒産してしまいました。
倒産という突然の出来事に驚くというよりは、現実味がなくて動揺しなかったのを覚えています。
倒産経験がある人は少ないと思いますが、僕のように予告なく倒産するパターンはさらにレアなケースです。
ちなみに東京商工リサーチ社の調べでは倒産件数は8,690件となっています。
おおよそ日本の企業数は368万と言われているので、倒産の確率は「約0.2%」とかなり貴重な体験だったと思います。
かなりレア
経験したくはないよね
今でこそ「貴重な経験」などという事ができますが、当時は本当に人生を狂わせられたと感じていました。
そもそも倒産したことにより、給料が支払われておらず、生活すること自体にも困っていたのです。
倒産する前の僕は、営業の仕事でコツコツと実績を積み上げていました。
未経験から始めた営業職だったので、最初は苦労の連続でしたが、なんとか乗り越えて結果を出せるところまで来ていました。
そうした努力が実って会社からの評価も上がった結果、「マネージャー職」にまで昇格していたのです。
当時の僕は、順風満帆と言っていい状況でした。
そこに唐突な倒産というトラブルが起こります。理由は資金繰りの失敗によるものらしいですが、いち社員の僕には知るよしもありません。
務めていた会社が「出勤したその日」になくなるので、どのくらい人生の予定が狂ったかは説明不要だと思います。
給料が未払いのまま
貯金が無くなった
転職を焦って会社選び失敗
本当に「あの時、倒産がなければ」と思った夜は一度ではありません。
ただ、今の僕は当時の倒産経験に、ほんの少しだけ感謝しています。なぜなら「人事」というキャリアを拓くきっかけになったからです。
倒産した時は全員無職になり、自分のことで精一杯だったのですが、当時の人事は自分のことを後回しにして従業員の手続きを継続してくれていたのです。
仕事といえば仕事ですが、献身的なその姿勢に感動したことがきっかけで、僕はその直後から人事というキャリアを描くようになりました。
起業に誘われて失業
僕は起業に失敗した経験があります。
社会人をしていると、次は「転職」か「起業」か、という選択肢が頭をよぎったことがある人もいると思います。
日本政策金融公庫の調べでは、起業をする理由の上位は「自由に仕事がしたい」と「収入を増やしたい」となっています。
起業というと格好よく聞こえますが、結局のところ理由は転職とそこまで変わりません。
サラリーマンが嫌になって、起業を選択するという人もいるくらいなので、起業自体はあまりすごいということではないのです。
ただし、リスクが大きく、きっかけや起業のネタがなくて行動に移らない場合がほとんどです。
安定しないよね
結局サラリーマンは強い
僕の場合は「起業を一緒にしないか」という人と、仕事で出会ったことがきっかけで、起業という選択肢を選ぶことになりました。
その時の僕は人事をしていたので、「いい会社をつくりたい」という仕事の目標がありました。
前述の起業理由の中でいうと「自由に仕事がしたい」という理由に近いと思います。
ただ、冒頭にも述べていますが、起業には失敗しています。失敗した理由は予定していた資金を確保することができなかったからです。
自分としての落ち度を正直に言うと、重要な資金調達を創業者に「任せていた」ことでした。
転職の面接でもそうですが、命運をにぎる重要な情報について、質問せず確認しないまま入社すると高確率で失敗します。
起業というハイリスクな選択をしているにも関わらず、僕は重要な情報である資金調達の段取りを確認しないまま誘いにのったのです。
多分このあたりで既に、人生は狂いはじめています。
あぶない
今ならぶん殴って止めてる
そして僕たち二人だけではなく、一緒に立ち上げるというメンバーが5人ほどいたことが、さらに問題を深刻にしていきます。
半年くらいの間それぞれアルバイトで生計を立てつつ、登記をしたり起業の準備を整えていました。
しかし、もうすぐ創業というタイミングで、出資者がお金を出さないということを言いだします。
実質的に無職のような状況になってしまったので、この展開には相当ショックを受けました。
その後、僕も急いで転職活動をしたことがミスマッチを招いてしまいます。
安易に起業の誘いに乗ってしまったことで、貯金も使い果たしてしまい、大きく人生が狂う結果を招いてしまいました。
採用で嘘をつく人達
僕は採用面接で嘘をつかれたことが何度もあります。
面接や入社の意思決定をする場面で嘘をつかれると、正直見抜くことは難しいのです。
会社としての正式な場なので、「本当のことを言っている」と思い込みが生まれるからです。
個人的には、求職者に対して「リファレンスチェック」があるように、会社にもリファレンスチェックをさせてもらいたいです。
リファレンスチェックとは、「候補者の働く姿」について、候補者と一緒に働いたことのある第三者(本記事では「推薦者」と呼びます)から、書類選考や面接だけではわからない情報を取得することを言います。
back check|【企業向け】リファレンスチェックとは?リファレンスチェックのやり方と内容を解説
ただ一応お伝えしておくと、人を信じやすく確認を怠ってしまう自分にも落ち度はあります。
人の人生を狂わせた、僕の中で代表的な3人の「嘘」を1つずつお伝えします。
求人情報で嘘をつくエージェント
入社と同時に消えるコンサル
年収条件で嘘をつく上司
求人情報で嘘をつくエージェント
求人内容で嘘をつくエージェントに出会ったことがあります。
適当なことを言うエージェントはいますが、入社しない限り「実害」は少ないのであまり問題になることはありません。
ただ僕の場合は入社をしてしまったので、エージェントの嘘による実害が出て大きく人生を狂わせられることになりました。
そのエージェントの紹介により葬儀業界に入社した時の話ですが、業界や会社は客観的に見れば「優良企業」でした。
しかし、入社すると聞いていない葬儀の実務をさせられることになります。しかも夜勤です。
本業である人事とまったく関係のない「病院での搬送業務」もしなければならず、かなり動揺しました。
夜勤の間は仮眠を取っているとは言え、不定期に病院から連絡が入る環境でまともに休憩をとることはできません。
日勤と夜勤を連続で対応するため24時間勤務のような恰好になり、労働環境的にも劣悪だったのです。
さらにワンマン社長による恐怖政治がしかれていたので、環境改善も求めることができません。
結局僕は辞める以外の選択肢はなく、エージェントの嘘に大きく人生を狂わされてしまったのです。
ゆるせない
入社したら取返しがつかないよ
入社と同時に消えるコンサル
僕はコンサルを生業にしている人で、まともな人に出会ったことがありません。
当時僕はミスマッチを防ぐために、エージェントなどに頼らず自分の力で転職活動を行っていました。
そうした独自の転職活動の中で、「企業改革を行うので一緒に頑張ってほしい」というコンサルと出会いました。
誘われた内容としては、当時はまだ経験が浅かった僕を、コンサルの人がサポートしながら企業改革を行うというものでした。
僕としても学びつつチャレンジングな仕事ができる、絶好の機会だと感じてそのオファーを受けました。
入社して数か月は一緒に仕事をしていましたが、どうも要領を得ないアドバイスばかりでものごとが一向に前に進みません。
コンサルの入社前の勢いも消えていて、どこか暗雲が立ち込めていました。
しばらくすると、驚くことにそのコンサルは挨拶もなく契約を解除して消えていきました。
僕は正社員で入社しているので取り残されることになり、その後一人で企業改革を進めることになったのです。
期待していた学びも得ることができず、大きく人生を狂わせられることになりました。
ただその一人で企業改革を進めた経験のおかげでスキルアップができて、その後のキャリアに大きくプラスになりました。
不幸中の幸い
最初はどうしようと思ったよ
年収条件で嘘をつく上司
僕の人生最大の失敗は、この嘘をつく上司を信じたことでした。
僕はこの嘘をつく上司を通じて、平気で人を騙す人がいることを強く実感することになります。
当時の僕は人事の駆け出しで、右も左もわからない状況でした。
ただ、僕には人事になるきっかけをくれた尊敬する元上司がいたので、会社は違うもののメンター(相談役)として頼っていたのです。
元上司とはもともと同じ会社でしたが、部署が異なるので一緒に仕事をしたことはありませんでした。
ある日、その元上司から「一緒に働かないか」と誘われることになります。
尊敬する上司のもとで仕事ができるというメリットを感じていたので、僕は前向きに考えていました。
何度か食事を重ねて仕事内容や、働く条件面を相談しながら決めたのです。
そして、いざ入社をする当日に入社時の「雇用契約書」を渡されて驚きました。
なんと年収の内「約100万円」が、半年間の期間限定の補填扱いだったのです。
これには、本当に目を疑いました…。
元上司の動機は、一緒に働く既存従業員とのバランスをとることと、安く採用することだったのです。
しかしせっかくバランスをとったはずの既存従業員は、入社と同時に辞めてしまいます。
結局僕は意味のわからない嘘をつかれて年収を下げられ、予定していた結婚のタイミングも逃してしまい大きく人生が狂いました。
多分この出来事は一生忘れないと思います。
ただ、僕はこの時の悔しさをエネルギーに変えて、本来5年かかるMBA(経営学)を2年で取得して退職しました。
おかげで今ではMBAホルダーとして活躍することができています。
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人生狂ったきっかけには原因がある後悔するパターン
僕は人事でもあり、キャリアコンサルタントでもあるので2000人以上の求職者を見てきました。
ここでは僕の経験の中で、人生が狂ったきっかけについて大きく2つの原因があることがわかっているのでそれを解説します。
- 自己理解ができていない
- 企業理解と仕事理解ができていない
自己理解ができていない
まず1点目は自己理解ができていないということです。
転職で人生が狂うということは、自分が思っていたことと違うことが起きてしまうということ。
特に現状からの逃避が目的の転職に多い後悔パターンだと感じます。
- 自分の強みを知らない
- 自分の価値観を知らない
- 自分がどうなりたいのか考えていない
転職は「流れ」で内定までいけてしまう可能性があります。
転職を支援するエージェントや採用したい企業と、うまくマッチングすれば転職はできてしまうからです。
一方で上記にあげたようなことについての自己理解が深くない状態で、転職活動を進めてしまうと人生が狂ったという状況を自ら招くことになります。
残念ながら自己理解は自分で深めることは難しく、他人の力を借りる必要があります。
自分の考えや体験を振り返り見つめ直すことを、専門用語では内省(リフレクション)と言います。
内省が深まっていない状態で転職をしてしまうと、失敗してしまう可能性が極めて高いのです。
企業理解と仕事理解ができていない
自己理解に加えて企業理解と仕事理解ができていないと、人生が狂うことになります。
僕は営業という仕事を知らないまま未経験でチャレンジしたことがあるのですが、人生で1番人生が狂った瞬間でした。
僕の場合は退路がなく、やるしかない状況だったので成果を出すところまで頑張ることができたのですが普通ならミスマッチで終わっています。
企業理解と仕事理解とは言い換えると、自分の「生き方」を理解しているかということです。
企業理解が浅ければ企業文化とのミスマッチで苦しんだり、ビジョンやバリューといった方向性の違いでストレスを感じてしまいます。
企業文化は大事です
また思っているような昇格や評価を受けられないことも。
そして仕事理解とは、そのまま仕事についての理解ですがキャリアチェンジする場合は特に注意が必要です。
仕事のストレスや大変なところをよく理解しておかなければ、キャリアにもならずジョブホッパーに転落してしまう可能性さえあるからです。
ただ、僕はキャリアアップにはキャリアチェンジは必須だと思います。
そのため新しい仕事を目指す場合には、その仕事の苦痛をよく調べておくことをおすすめします。
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転職に失敗して絶望したときのストレス対処法
転職に失敗して絶望を感じているのであれば、まずはストレスに対処する必要があります。
僕がこれまで8回の転職で実践して良かったストレスの対処法をお伝えしますので、ぜひ実践してみてください。
- 日記(ジャーナリング)
- 瞑想(マインドフルネス)
- フィードバックを受ける
- 生活習慣を見直す
日記(ジャーナリング)
人間の脳は書くことで、ものごとを認知することができるようになっているといわれています。
強いストレスを感じてしまっている時には、日記を書くことが有効でした。
書くことは日々考えていることや、転職で不安に感じていること、会社で感じたストレスの原因など何でも良いです。
それを書いて残しておくことで、翌日など自分で見返すと客観的に自分を見ることができるようになるのです。
その結果自分はどうしたいのか、今は何が問題なのかという点を整理して感情を落ち着かせることができるようになります。
瞑想(マインドフルネス)
マインドフルネスとは「今、ここ」に集中できている状態のことをいいます。
キャリアコンサルタントの世界では「いまここ」などと言われるほど、浸透していますが一般的にはまだ認知度は高くないと感じます。
僕達は日々過去の後悔や、未来への不安など「今」ではないどこかに意識が向いています。
そのような状態だと今に満足することができず不安を抱え続けることに。
マインドフルネスはGoogle社などが取り入れるほど有効であることが科学的にも証明されておりおすすめです。
僕も激しいストレスを感じたときには、瞑想をして気持ちを落ち着かせることでストレスに対処しています。
簡単な瞑想のやり方です
- いい姿勢ですわる
- 自分の呼吸に意識を集中させる(吸ったり、吐いたり)
- 感情や考えが浮かんでも呼吸に意識を戻す
瞑想のやり方はとてもシンプルなので誰でもできます。
フィードバックを受ける
自己理解のところでも解説しましたが、自分のことは自分だけではわからないことが多いものです。
自分の状況を心を許せる誰かに話すことで、今の自分の状況を理解してもらうことでストレスを緩和させることができます。
パートナーなどがいればパートナーに、いなければ友人など自分のネットワークを活用するといいでしょう。
今はポジウィルキャリアなどのキャリアコーチングサービスなどもあるので、そういったサービスを利用するのも有効です。
初回は無料でキャリア相談ができたりするので20代や30代にはよく使われているサービスです。
生活習慣を見直す
ストレスへの対処法として、ぶっちゃけ1番効果があったのはこの生活習慣を見直すことでした。
ストレスを感じると食べる量が増えたり、飲酒など生活習慣そのものが乱れることが多いです。
ただ短期的にストレス発散になってもあまり良い影響はありません。
僕はパートナーの協力もあり、食生活を見直してコンビニでお菓子やジュースなどを買う習慣がなくなりました。
本ブログの性質上詳しくはお伝えできませんが、当たり前の食生活を見直すだけでもストレスは改善されます。
またそのおかげでソシャゲへの依存症もなくなり、今ではすべてアンインストールしています。ひどいときには10種以上同時にプレイしているような生活をしていました。
生活習慣を見直したおかげでパフォーマンスもあがり自己投資に時間を使えるだけではなく、貯金も少しずつ貯まるようになったのです。
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転職に失敗をしても大丈夫!その後の人生を後悔しない方法
ここまでは僕が転職で、人生が狂った体験談をお伝えしてきました。
当時の自分の経験値では、避けようがなくどうすることもできなかったということが多かったです。
ここからは僕が転職で「人生が狂うような経験」をした時に乗り越えてきた、後悔しない方法をお伝えします。
実際に今はこのやり方で成功することができていますので、参考にしてください。
強烈な失敗経験で価値観を磨く
使える視点「計画的偶発性理論」とは
失敗を成功に変える意志の力
強烈な失敗経験で価値観を磨く
人生が狂ってしまったな、と感じるような出来事は、そう何度も経験できるものではありません。
誰もが経験したくないトラブルなので、可能な限り避けようとするからです。
僕の場合は「好奇心」や「冒険心」の高さが、あだとなって人生が狂うようなトラブルに何度も遭遇してきました。
この人生が狂うような経験のことを、別の言い方をすれば「逆境」と表現することができます。
苦労の多い境遇。不運な境遇
weblio|逆境
僕はこの人生が狂うような逆境を経験するなかで、自分の「好きなもの」や「嫌いなもの」といった価値観を磨いてきました。
普段何気なく過ごしているだけだと、自分が何を重視しているか意識することは難しいものです。
一方で逆境によって、強いストレスを受けると、守りたいものや自分がどうなりたいのかが浮き上がってきます。
人生が狂うほどのストレスの力を借りて、普段自覚できていない自分の価値観をあぶり出すことができるのです。
自分がどうなりたいかに気付くことができれば、行動に移すことができます。
このようにストレスを受けて、どうなりたいか考えたりすることで意欲を回復させることを「レジリエンス」といいます。
レジリエンスとは、ストレスを受けた後に早く「底を打つ」ことで、精神的な回復を果たす力のことです。
僕はこのレジリエンスという存在に気付いてからは、早めに底を打つためにはどうすればいいか真剣に考えるようになりました。
僕が自分を回復させるために効果が高いと感じたのは、「新規性の追求」というものでした。
シンプルに言えば、新しいことへの関心や挑戦といったことです。
この新しいことに関心を持つためには、自分が何を大事にしているかという「価値観」を理解する必要があるのです。
人生が狂うほどの逆境は、この価値観がよくわかります。
僕の場合は逆境によって、以下の自分の価値観に気付きました。
人から騙されないようになりたい
自分を信じられるようになりたい
誰からも自由を奪われたくない
逆境のストレスを受けたことで、自分が「どうしたいか」ということを認識することができたのです。
この価値観に気付いたことで、僕は「MBA」や「キャリアコンサルタント」を取ることに成功しました。
使える視点「計画的偶発性理論」とは
少し難しいように聞こえますが、「計画的偶発性理論」はキャリアコンサルタント業界では有名な考え方です。
心理学者である『ジョン・D・クランボルツ教授』によって、提唱されたキャリア理論です。
ざっくり言うと、「キャリアは偶然からできあがるので、偶然というチャンスを自分でつくりましょう」という考え方です。
計画的偶発性理論によれば、「キャリアの80%は偶然から生まれる」と言われています。
この考え方には、キャリアにとって重要な気付きが含まれています。
僕たちは人生が狂うような出来事にショックを受けて、文字通り計画が狂ったように感じてしまいます。
しかし、クランボルツ教授の理論によれば、キャリアで計画的に組み立てられるのは20%しかないのです。
もともとキャリアは、計画できるものではないのかもしれません。
僕もお伝えしているように、現在の「人事」というキャリアに辿り着いたのは偶然でしかありません。
人事を志すきっかけとなった、倒産という出来事があったからこそ人事という仕事に関心を持つことができたのです。
偶然というチャンスをつくるためには、5つのポイントがあります。
【好奇心】新しいことに興味を持ち続ける
【持続性】失敗しても諦めずに挑戦する
【楽観性】ポジティブにとらえる
【柔軟性】柔軟な姿勢をとる
【冒険心】結果がわからなくても挑戦する
この中でも僕は、自分を変えていくことができる「好奇心」が特に重要だと感じています。
新しいこと大事
可能性を広げられるよ
実際に僕は「倒産」という、誰がどう見ても悲観的にならざるを得ない状況がきっかけで、人事という仕事を見つけることができました。
もし、この倒産を悲観的に捉えて人生が狂ってしまったと嘆いていたら、今の自分にはなっていないのではないかと感じます。
僕の場合は、倒産など極端かもしれないのですが、誰にでもキャリアを築く上で計画通りにいかない場面はあるはずです。
数多く面接をしてきましたが、求職者の転職理由の大半は、少し乱暴に表現すると「自分の思い通りにいかなくなったこと」が理由でした。
自分の思い通りにいかなくなった時に、「楽観性」や「好奇心」をもつことで自分にできることや可能性を模索するきっかけをつくることができます。
また、どうなるかわからない状況でも飛び込んでみる「冒険心」がないと、変化を起こすことは難しいものです。
当たり前のことかもしれませんが、「経験したことがないもの」に対しては、経験をしないとどうなるかはわからないまま時間が過ぎるだけです。
人生が狂うような経験をしている「今しかできないこと」を意識することで、キャリアがひろがる可能性があるのでおすすめです。
失敗を成功に変える意志の力
転職で重要なことは、「失敗した」後の反応です。
転職において、人生が狂うようなミスマッチやトラブルを経験すると、身動きがとれず時間が過ぎてしまうからです。
僕の経験から言えることは、長い目で見ると転職に失敗したことよりも、何もしなかった期間のほうが、人生にとってマイナスになってしまいます。
ただ、失敗しない人はいません。失敗をどう活かすかということのほうが重要です。
失敗は成功のもと
実際ほんとそうだよ
僕も転職において、受け入れがたい失敗をたくさん経験してきました。
例えばデザイナーから、営業職にキャリアチェンジした当時は、まさに「転職に失敗した」と感じていました。
失敗したと感じたのは以下のようなことです。
数字のプレッシャー
結果が出ない
体育会系のノリ
営業の世界を知らずに、未経験で飛び込んだので、失敗をするのは当然と言えば当然でした。
本当に後悔するほど、「失敗した」と感じていたので、どうするべきか真剣に悩んでいたのを覚えています。
退職する選択肢もありましたが、デザインの仕事から営業に大きくキャリアを変えているので元の仕事には戻ることができない状況だったのです。
退路がない状況で考え抜いた結論としては、「結果を出して、この転職が成功だったと思えるところまで頑張ろう」というものでした。
正直結果が出るかはわからなかったのですが、状況を受け入れて一度やってみようという「覚悟」をしたのです。
その覚悟をしてからは、「今できること」に集中することができるようになり、自然と結果もついてくるようになりました。
そのおかげで、営業としての能力を開花させて、成績も上位をキープできるようになったのです。
結果的に営業への転職は、成功だったと言える状況になりました。
頑張ったね
相当頑張った
もちろん転職先が合わない場合は、早めに撤退するという選択肢もありです。
しかし、自分で考え抜いた結果が今の状況をつくっています。仮にすぐ撤退しても、同じ失敗を招く可能性があるのです。
失敗したと感じたら、自分の考え方や価値観を確認する目的で、「今できること」に注力してみることをおすすめします。
僕はこの成功体験から、転職という大きな選択の後に失敗やミスマッチが起こっても「失敗を成功に変える」という意識を持つようになりました。
途中で辞めた場合は失敗になりますが、成功と言えるところまで努力をすれば「成功」にすることができるからです。
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登録はたったの1分
学生なら成長できる長期インターンを探して失敗を回避!
ここで少し学生さん向けにアドバイスをさせてください
僕は学生の時に長期インターン(約半年)を経験したおかげで、ファーストキャリアのミスマッチを回避することができました。
長期インターンとは、企業で3ヶ月以上実務を行うインターンシップです。
長期インターンとは、主に3ヶ月以上の期間にわたって、学生が企業で働く体験をできるプログラムです。学生でありながらも、社員と同じ業務に取り組むことができるため、実際の業務を通じてビジネススキルが身につくとともに、業界や職業、働くことの理解を深めることができます。
引用:UT-Board|長期インターン
有給で実務を経験できるので、実際の仕事や職場がどんなものかを肌で感じることができます。
面接では良さそうな会社だったけど、実際に入ったら思っていたのと違った…といった悲しいことにならないように学生時代から長期インターンに参加することはおすすめです。
- ガクチカエピソードをつくれる
- 行動力のある仲間と繋がれる
- リアリティショックを回避できる
長期インターンにはアルバイトとは異なるメリットがたくさんあります
やっといたほうが良さそう…
ちなみに、長期インターンを調べるには「長期・有給インターン求人サイト」で探すのが近道です。
社会人になってミスマッチを経験しないように、色々な会社で長期インターンを経験してみてください。
安易な転職は危険!必ず後悔する原因3選
ここまでは後悔しない生き方ということで、考え方や対処法をお伝えしてきました。
人生が狂うほどの経験は誰にでも起こりえます。僕はその失敗とどう向き合うかが重要だと思っています。
ここからは転職で後悔する理由を、人事目線でお伝えします。
後悔してしまうような転職には必ずその原因があります。
仕事が嫌で先に辞めてしまう
内定が「ゴール」の転職活動
辞めた後に失ったものに気付く
仕事が嫌で先に辞めてしまう
僕が絶対におすすめしない転職方法は「先に辞める」ことです。
実家暮らしや収入がある場合は別ですが、収入源を先に断つのはかなり危険です。
仕事が嫌で、一秒でも早く辞めてしまいたいという気持ちはよくわかるのですが、先に辞めることは人生が狂うきっかけになってしまいます。
マイナビ社の調べによると、離職後に転職活動することで精神的な辛さを82%もの人が感じています。
実際に先に辞めてしまうと、さまざまな精神的な不安要素がうまれてしまいます。
離職期間が長引いていく
貯金が少しずつ減っていく
前職にいたほうがマシだと思う
先に辞めてしまう原因の一つとして、転職を甘くみているという場合があります。
エンジャパン社の調べによると、転職活動は在職中に行う人が「86%」と多数を占めています。
このように、在職中に転職活動を行うのが一般的です。
転職活動は不透明なことの連続で、先を読みにくい状況が続きます。
いつ終わるかわからない転職活動を、無収入の状態で続けるのは精神を大きく消耗してしまうのです。
仕事辞めたいな
先に辞めちゃダメだよ
僕も実際に、仕事が嫌すぎて先に辞めたことがあります。
辞めた時はとてもスッキリして、晴れやかな気分でした。
しかし、自分に残されている時間が「貯金」の分だけという現実が、だんだんとプレッシャーに変わっていくのがわかりました。
先に辞めてしまうと、企業からもマイナスの評価を受ける可能性があります。
僕が人事として、辞めている人を面接するとしたら「焦っているからどこでも良いのでは」という目で見てしまいます。
そのため、せっかく志望動機を考えて挑んでも、少しのマイナスから不合格判定がついてしまうのです。
採用活動の裏側では、本当に「些細なこと」で不合格になります。
なぜなら採用する側には大きな責任が伴うからです。
少しでも懸念があれば、それを上回る魅力がない限り合格することはできないのです。
結果的に仕事が決まらなかったり、適当に決めてしまってミスマッチが起こり、人生が狂うような経験をしてしまうことになります。
内定が「ゴール」の転職活動
転職のゴールは人それぞれです。
収入アップを目的にしている人もいれば、キャリアアップを目的にしている人もいるからです。
ライフステージによっても、目的が変わるので正解はありません。
しかし、唯一不正解と言える転職活動は、「内定」を目的にしてしまっている状態です。
転職活動は長くなればなるほど、終わりが見えなくなります。
最初は楽観的にすぐに決まると考えていても、なかなか内定がもらえない現実に転職活動の厳しさを痛感するようになります。
マイナビ社の調べでは、内定が出る確率は約「4%から5%」になっています。
応募して書類選考を通過し、一次面接に進む確率は約30%。そして、一次面接から最終面接へ進む確率はそのうちの約30%。さらに、最終面接を通過して内定を獲得する確率は、そのうちの約50%でした。
マイナビ|転職エージェントで内定率、書類選考・面接通過率がアップする秘密は?
おおまかに計算して100社受けて4社内定ということになりますが、人事をしている僕から見ても違和感はありません。
どちらかというと、もう少し厳しいのが現実です。
内定がゴールになってしまう過程には、以下のような段階があります。
やりたい仕事に就きたい
妥協して活動範囲を広げる
何をしたいかわからなくなる
最初はやりたいことがあって、転職活動を始める人が多いです。
ただ「やりたいこと」と「できること」が一致するとは限りません。
求人に応募しても、できることがマッチしていない限り、やりたい仕事への道は開かれないのです。
結果的にあれこれ妥協していくうちに、自分が何をしたいのかがわからなくなる「迷子」の状態になってしまいます。
迷子の状態ではまともな判断はできず、とにかく内定することがゴールになりがちです。
だってしんどいもん
先に辞めるとこうなるよ
エンジャパン社の調べでは、転職を終えるまでの期間は、約44%もの人が半年以上かかっています。
これほど大変な転職活動を甘く見て、先に辞めてはいけないのです。
半年くらいの期間を無職で過ごしてしまうと、空白期間がその後の転職活動にも影響してしまいます。
内定が目的になった段階で、ミスマッチにつながりやすくなります。
また、無事に内定を獲得できたとしても、想定外の人生が狂うようなトラブルが起こる可能性があるのです。
辞めた後に失ったものに気付く
前職のいいところは、辞めるまでわかりにくいものです。
何気なく過ごしている職場でさえ、辞めてからはじめて恵まれていたことに気付くこともあります。
本当に不思議なことですが、「当たり前」になっている状態では気付くことができません。
僕は転職を8回していますが、必ず後になって気付く当たり前があります。
これは最初の頃は後悔のもとになっていましたが、転職に慣れてからは後悔することを前提として、織り込んでいくようにしています。
例えば気付きにくい当たり前はこういったものでした。
同僚など横のつながり
上司のレベルの高さ
会社独特の文化やノリ
オフィスや福利厚生は比較的想像しやすいので、そこまで影響はありません。
しかし、仕事で付き合う人の当たり前は、付き合ってみる以外確認することができず、後悔する要素になります。
僕はブラック企業に勤めていた時、会社が嫌で嫌で仕方がありませんでした。
ブラック企業をようやく辞めることができた当時は、本当に有頂天になるほど浮かれていました。
しかしホワイト企業に転職後、想定外の出来事に苦しむことになります。
それは上司がまったく仕事ができない無能な人材だったのです。
どれくらい無能かと言うと、人事部なのに「エクセルの全選択」操作ができないレベルです。
どうやって生きてきたの
本当にあきれたよ
この上司は仕事を何もしていなかった状態に近く、周りが困り果てて外部から僕を採用したという背景を後で知りました。
シンプルに失敗した転職でした。
僕は仕事を一緒にする人のレベルは、高いほどいいと考えています。それは自分も刺激を受けて成長することができるからです。
面接で上司がどんな仕事のスタイルか見抜くことは難しいです。ましてや、自分から見て仕事のレベルが上かどうかなどは判断しようがありません。
ここは転職してみないとわからないというのが、実際のところだと思います。
結局、この会社に入ってから数年間、僕は一人でこの上司の尻ぬぐいをし続けることになります。
その前の会社はブラック企業ではあったものの、上司は「優秀」だったことに後で気付くことになりました。
仕事もハードではあったものの、優秀な上司からの指導など学ぶことは多くあったのだと後悔しました。
僕は成長を軸に転職したので、それが叶わないのであれば、ホワイト企業だとしても「人生が狂う」という出来事になってしまいます。
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人事が教える転職で死ぬほど後悔する展開
ここまでは転職を失敗してしまう原因について、お話ししてきました。
失敗する原因のすべてに共通しているのは「計画性」のなさです。計画がないまま転職という大きな判断をすると、高い確率で後悔することになります。
ここでは転職に失敗すると、どういった展開が待っているのか経験談も交えてお伝えします。
後で働く条件が変わる
会社の文化が合わない
人間関係に問題がある
後で働く条件が変わる
転職後に「後出しじゃんけん」で条件を変えられることがあります。
これは面接の時に意図的に伝えていない場合や、誰も予想していない不可抗力など、発生条件はさまざまです。
しかし僕たち求職者にとって、働く条件が変わることは人生に影響するほどの問題です。
厚生労働省の調べでは、「求人内容との相違があった」という苦情は減少傾向にはありますが、一定数あります。
申し出があった件数なので、求人内容との相違は実際にはもっと多いと考えるのが自然だと思います。
求人票のチェックは各企業に委ねられているので、経験の浅い担当者が書いた求人内容がそのまま掲示され誤解を招く場合もあります。
当然会社は求人で求職者を騙すことはできません。しかし、騙されたという人がこれだけ多い実態は現実として受け止めるべきです。
第六十五条 次の各号のいずれかに該当するときは、その違反行為をした者は、これを六月以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。/十 虚偽の条件を提示して、公共職業安定所又は職業紹介を行う者に求人の申込みを行つたとき。
e-GOV|職業安定法
ひどい会社が多いね
基本的に疑ったほうががいいよ
また、ライボ社の調べによると、転職で騙されたと感じたことがある人の割合は「38.8%」となっています。
約40%の人が転職で「騙された」経験があるというのは、衝撃的な数値です。
僕も会社から入社後に騙されたことが何度もあり、想定と条件が違うと人生が狂うことになります。
入社後に年収を100万円下げられた
本業人事以外の仕事をさせられた
リモートワークがなくなった
これらは、僕の中で代表的な騙されたもので、基本的に不可抗力ではなく、会社が意図的に条件を変えたものばかりでした。
このように条件を変えられると、退職を迫られるほど悩むことになるので、自分が許容できない変更がないか入社前に確認が必要です。
採用する会社側は、ひどいところだと「採用したらこっちのもの」と、考えているところも少なくありません。
会社の文化が合わない
会社の文化(カラー)が合わないと、長く続けることが難しくなります。
自分の価値観とズレた世界で仕事をすることは、誰にとっても苦痛だからです。
極端な例で言えば、顧客のために尽くしたい人が、売上至上主義の会社に行くと、会社の文化が合わないということになります。
会社の文化は、以下の六つの要素でできあがるといわれています。
ビジョン(Vision)
価値観(Values)
慣行(Practices)
人材(People)
ストーリー(Stories)
場所(Place)
複数の要素が絡み合って文化ができるので、これが正しいという正解のようなものはありません。
ただし、会社ごとに必ず文化はあります。
僕も人事として、「いい文化」をつくるにはどうすればいいか悩んでいますが、意図的につくることは難しいと感じています。
識学社の調べでは、転職後に後悔した理由に「組織の風土・文化が合わない」が48.2%と1位です。
絶対に失敗したくない転職で、「会社の文化」が合わずに失敗したと感じてしまうのでしょうか。
理由はその会社に入るまでわからないからです。
文化ガチャ
本当にガチャだね
自分の感覚と合わないと感じるためには、その環境に身を置くしかありません。
上司の指示の仕方
飲み会の頻度や雰囲気
オフィスでのコミュニケーション
さまざまなシーンで、「自分の肌に合う」かどうか嫌でも感じてしまうのです。
僕は体育会系を極めた、昭和のような営業会社に長く勤めたことがあります。
はっきり言って文化は全く合っていません。
当時は反骨精神だけで、会社に残っていたので毎日が苦痛でした。
会社のカラーと違う僕は、「アンチ」扱いされて居心地が悪かったのを覚えています。
このように会社には、歴史とともにできた文化が存在します。
例えるなら「住む国」が変わるレベルで、環境が変わると思った方がいい程です。
あらゆるチェック項目をクリアしても、この文化が合わなければ人生が狂ってしまう状態になる可能性があるのです。
面接だけではなく、カジュアル面談やランチ会などを依頼して、入社前に文化を感じることをおすすめします。
人間関係に問題がある
人間関係の問題は、退職に直結します。
毎日顔を合わせて仕事をするメンバーと関係が悪くなれば、あらゆる面で悪影響が出るからです。
心理学者の『アドラー』によれば、人の悩みの90%は人間関係とも言われています。
実際にエンジャパンの社の調べによると、退職理由の1位は人間関係になっていることがわかります。
僕の8回転職した経験においても、人間関係がこじれたことが退職の主な原因でした。
経営者の人格に問題があったり、モンスター社員が潜んでいたのです。
僕が予測できなかった人間関係の問題には、以下のようなものが多かったです。
代表者がパワハラ体質だった
上司がサイコパスだった
お局やモンスター社員がいた
こうやって書くと、転職における人間関係の「地雷」の多さに驚きます。
お局や上司との人間関係に問題がある場合は、解決が難しくかなり深刻な問題になってしまいます。
部署異動ができれば、避けることもできますが、キャリアを変えることになるので、あまり現実的ではありません。
転職活動で内定を焦ってしまうと、人間関係の地雷に気付きにくくなります。
自分を飾ったり質問を遠慮すると、わからないことが残ったままになりやすいのです。
求職者の立場って弱い
だから余裕が大事だよ
僕は全く焦っていない時に、内定をもらったことがあります。
その会社の条件面は、転職の選択肢としては「アリ」でした。
ただ無理して転職するタイミングではなかったので、僕は「気になること」を全部メールで聞きました。
すると、面接してくれた優しかった部長から「そんな細かい質問いまさらするな」というニュアンスでメールが返ってきて驚きました。
内定を出した人物に対し、感情的になってしまうような人物だったのかと、がっかりしたことを覚えています。
転職を焦っている時は関係が悪くなることが怖くて、質問を控えてしまうものです。
しかし、余裕のある転職活動をしていればこういった「探り」をいれることもできます。
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転職しなければよかったと後悔する前に
ここまでは転職で失敗すると、どんな展開があるのかをお伝えしました。
一言で言うと「後悔する」展開になります。
後悔しても遅い場合もありますが今後にいかすという考え方で立て直すことも可能です。
ここでは転職における後悔や失敗の受け止め方をお伝えします。
転職を後悔する人は多い
転職失敗したら最低何年いるべきか
転職しなかったという後悔もある
転職を後悔する人は多い
転職は何かしら後悔するものです。
前述したように在職中には、気付けない多くの当たり前が無くなるからです。
会社が嫌だという一心で、転職を達成できたとしても全てがプラスに変わるわけではありません。
転職会議の調べによると、4人に1人の割合で転職に失敗していることがわかります。
人事の僕からみると、もう少し多い印象ですが、少なくとも「約25%」という高い確率で失敗する可能性があるのが転職と言えます。
僕もそうですが、基本的に転職後はこの転職は「成功だった」と思い込もうとします。
もう後戻りできない状態ですし、自分の判断が正しかったと信じたいので多少のストレスは受け流します。
それでも「失敗した」と感じるのは、なにか致命的なギャップに気付いたときです。
この致命的なギャップに気付いて「失敗した」と感じる現象を、採用の世界ではリアリティショックと呼びます。
「リアリティショック(reality shock)」とは、その名の通り「現実に直面した際のショック」を意味しており、とくに新しい環境に身を置いた際に「実際の状況が思い描いていたものと違った」と感じた際のギャップに思い悩むことを指す言葉です。
人事の図書館|「リアリティショック」とは?起こる要因と企業が取る対策を解説
僕がはじめてリアリティショックを体験したのは、営業職にキャリアチェンジをしたときでした。
パワハラによる人間関係の問題
数字を1時間単位で報告するプレッシャー
1日住電話しかしない仕事内容
職種を変えた知らない世界への転職だったので、イメージにギャップがあるのは仕方がない部分もあります。
想定外はいやだ
想定外しかないよ
転職においては、残念ながらどれだけ準備をしても、イメージとのギャップは生まれてしまうものです。
そもそも人間関係や会社の文化は、言葉や文字にすることは難しく相手に伝えることができないのです。
入社して感じるしかないのが、転職で後悔する人が多い理由です。
会社の口コミサイトを運営しているオープンワークは、『転職失敗買取屋』というサービスを一時期運営していました。
転職において不安・懸念を感じる点は人によって様々ですが、中でも「人間関係」や「社風」といった入社前にはわかりづらい要素も多いことに着目し、これは日本最大級の社員クチコミと評価スコアを有する「OpenWork」を駆使することで入社後のミスマッチやギャップを減らしたり無くしたりすることができると考えました。
オープンワーク|「転職失敗買取屋」期間限定で開催中
転職の失敗経験を買い取り、共有することでわかりづらい「人間関係」や「文化」を共有するという試みだったようです。
とても面白い取り組みだと思いますが、ここまでしないとわからないのが転職の難しいところとも言えます。
転職で重要なことは、あなたが「何を叶えたいか」ということです。
何を叶えたいかという目的を明確に持っていれば、多少のギャップには目をつむることができます。
転職すれば「全てが良くなる」という幻想を抱いてしまうと、ギャップを感じて後悔することになるのです。
転職で後悔しないためにも、「譲れないもの」がなにかを決めてから動くことをおすすめします。
転職失敗したら最低何年いるべきか
転職に失敗したと感じた場合は、長居するメリットはありません。
モチベーションも上がらず、自分の能力を発揮できないので好循環が生まれにくいからです。
ただし、「見切り発車」という場合もあるので、本当に失敗だったかは見極める必要があります。
仮に失敗だったとした場合、何年いるべきかという悩みが生まれます。
悩みの原因は、世間体を気にしたり履歴書上の体裁をとるために、一定の期間いるべきだと考えているからです。
人事目線で結論をお伝えすると、半年から2年前後の期間であれば印象はそこまで変わりません。
さすがに数か月単位の場合は、なにかトラブルがあったのだと推測できるので深掘りします。
ただいずれの場合も「早期離職したんだな」という、印象を持つことには変わりありません。
僕は9ヶ月で辞めたことがありますが、ズルズルと先延ばしにしなくて良かったと感じています。
ミスマッチを感じている場合はできるだけ早めに、エージェントなどに相談することをおすすめします。
一方で、1年や2年といった一定期間働く覚悟があるのであれば、その期間に成果を出すことで次の転職を有利にすることができます。
重要なことは、「なぜやめたのか」、「何を叶えたいのか」といったあなたのストーリーに矛盾がないことです。
辞めたいよ
考えをハッキリさせよう
また近年では、「アルムナイ」という出戻りを推奨する企業も増えていますが、僕はおすすめしません。
プロフェッショナルバンクの調べでは、アルムナイを実施している企業は70%も存在することがわかっています。
70%は多いように感じますが、出戻りは受け入れているけど、「人による」というのが当然会社側の言い分です。
誰にでも戻ってきてほしいと思っているわけではありません。
僕の自論ですが、出戻りはするべきではないと考えています。
理由はシンプルで、同じことを繰り返すことになるからです。
もちろん前の会社のほうが良かったなと思うこともありますが、ストレスを受けた構造が変わっているわけではないので、結局辞めたくなります。
同じことを繰り返してまた転職をすることになるくらいであれば、新たな会社に入り自分の価値観やスキルを磨いていくほうがプラスになることが多くおすすめです。
ちなみに人事目線で言うと、アルムナイを利用して再度辞めている人のほうが印象は悪いです。
こちらもシンプルに同じことを繰り返しているというイメージを持つからです。
転職しなかったという後悔もある
転職で失敗した場合は後悔しますが、転職しないリスクもあります。
1社に長く勤めることができることは幸運なことです。しかし、転職の経験がないと自分のことを知る機会も少ないままです。
実は本記事でお伝えしたいポイントが、この部分にあります。
転職で後悔することや人生が狂うような経験は、挑戦した人だけのものです。
転職の失敗による後悔は、誰もが経験したくない出来事です。
しかし、失敗経験をすることで自分の考え方を整理したり、あらためて「ありたい姿」を考えるようになるのです。
indeed社の調べでは、日本の転職未経験者は、「40.3%」と最下位であることがわかります。
日本は転職未経験者の割合が40.3%。転職経験率は、日本59.7%に対し、イギリスは92.7%、アメリカは90.1%、ドイツは84.2%、韓国は75.8%で日本は最下位。改めて日本の転職経験者の少なさが明らかに。
indeed|「転職」に関する5ヵ国(日・米・英・独・韓)比較調査を実施
約40%もの人が転職を経験していない国というのは、他国と比べるとかなり保守的と言えます。
正直8回も転職を経験した僕からは、全く想像のできない人生です。
転職をしなかった場合に後悔することは、大きく三つあります。
自分の価値観がわからない
変化に適応する力が育たない
転職の機会を失ってしまう
同じ職場でずっと仕事をしていると、自分にはどんな価値観があるのかということに気づきにくいです。
仕事も含めて、全てにおいて体験してみない限り「好きか」「嫌いか」はわからないからです。
もしかすると、天職と言われる仕事に巡り会えるチャンスを逃している可能性もあるのです。
もったいない
やってみないとわからないよ
転職をしたことがない場合は、変化に適応できなくなるというリスクもあります。
死ぬまで会社が存続するわけではないので、誰にでもいずれ転職やキャリアチェンジをする機会が訪れます。
転職することになったタイミングで、変化に順応できず苦労することになるかもしれないのです。
また、転職の機会を失うというのは、年齢やライフステージの変化で挑戦できる幅が変わることです。
20代や30代は採用の間口も広く、未経験の職種にもチャレンジができます。
しかし、40代や50代になれば、家庭を持っていたり年収が高かったりと転職で挑戦できる幅が狭くなります。
このように、リスクのとれるタイミングで挑戦をしていないと、転職をしていなくても後悔することもあるのです。
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まとめ:転職で狂うことも人生の一部
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ありがとうございました!
転職で人生が狂うことは、避けたくても避けられない場合もあります。
僕が大事だと思っているのは、人生が狂った後の立て直し方です。
この立て直しのタイミングで、多くの学びがあります。
だから人生が狂った経験がある人は、何倍も強くなることができるのです。
この記事の内容をまとめると、以下のようになります。
安易に転職をするとその後一生後悔する
人生が狂っても立て直すことで強くなる
転職は失敗するものと考え失敗を受入れる
転職は、後悔もするし、失敗もします。
「新天地」とはこれから切り拓いていく、新しい世界のことをいうのです。
新天地にリスクがないはずがありません。
そのリスクをわかった上で、自分を変えるために行動することに価値があるのです。
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もしも、人生が狂ったと感じるほどショックを受けたら、そのショックを思い切り感じてみてください。
その時に感じる感情や価値観が本当の自分です。
ぜひ本当の自分がどう感じているのか、じっくりと観察して大切にしたいものに気付いてあげてください。
この記事があなたの役に立てていれば嬉しいです。