頭が悪い上司には共通する3つの特徴があった!【タイプ別対処法】

うちの上司マジで頭が悪い…。そう本気で悩んでいるのはあなただけではありません。

この記事を書こうと思った僕も、どうして上司はこんなに頭が悪いのだろうと、長く苦しんだ経験があります。

  • 頭の悪い上司にはどんなタイプがいるのか知りたい
  • 頭の悪い上司にストレスを感じている
  • 頭の悪い上司の対処方法を知りたい
人事ハルシバ

いろんなタイプを見てきたんだよ

僕は頭の悪い上司に悩まされ続けた結果、上司のタイプごとに合わせていく対処法を編み出しました。

上司のタイプ別対処法を覚えたことで、物事がうまく運ぶようになり10人以上の頭の悪い上司と付き合ってくることができました。

フユスケ

そんなにいたの!?

この記事では、頭の悪い上司によるストレスを減らすための対処法をお伝えします。

また、頭の悪い上司から逃れる方法は転職することが有効な選択肢です。

本記事を読めば上司からのストレスが減り、どんなタイプでもうまく付き合えるようになると思うので、ぜひ最後までお読みください!

もしあなたが「このままでいいのかな…」と悩んでいるなら、少しだけお時間をください!

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この記事を書いた人

実務経験15年以上のベテラン人事
 ✓採用と人事制度づくりが専門
国家資格キャリアコンサルタント
 ✓キャリア相談のプロ
MBAホルダー(経営学修士)
 ✓経営と会社についての学問をマスター

いいキャリアを研究することに人生をかけている人事の「ハルシバ」です。
目次

【人事が教える】頭が悪い上司のタイプ別対処法

頭悪い上司タイプ別対処法

頭が悪いと感じる上司にはそれぞれのタイプがあります。

あなたの今の上司がどのタイプに該当するか考えてみてください。

タイプ別対処法を知ることで気をつけるべき地雷ポイントがハッキリわかりますよ。

<タイプ1>やりかたがわからない!仕事をこなせない上司

仕事こなせない上司

仕事がこなせない上司の対処法は、上司に代わって自ら仕事をとりにいくことをおすすめします。

仕事ができない上司が、いつか仕事ができるようになることはありません。

人事ハルシバ

できるようになる可能性は低いよ

仕事がこなせない上司を「頭が悪いな」と馬鹿にすることは誰でもできますが、馬鹿にしたところで良い変化は起こりません。

そう考えた僕は少し考え方を変えてみました。

手間は増えますが上司の代わりに仕事を引き受けてみると、上司からは急に信頼されるようになります。

人事ハルシバ

急に心を開くよ

仮に自分の能力を超えた仕事だとしても、上司がお願いする立場になるので挑戦するハードルは格段に下がります。

受け取った仕事はプラスで評価される上に、上司との関係性が良好になるのでおすすめです。

<タイプ2>全ては保身のため!人間としての器が小さい上司

保身上司

たまに上しか見ないタイプの上司がいます。

上司の「上司」を恐れていたり、評価されたいと思うあまり保身や政治に走り部下からとても嫌われます。

自分の問題をもみ消したり、部下にはハラスメントまがいの態度をとるので、若干手がつけられないタイプではありますが、対処法はあります。

それは上司の「上司」とこっそり関係値を築いていくことです。

保身タイプの上司は部下の功績はすべて自分のもの、ミスは部下のせいという究極の利己主義。

人事ハルシバ

一緒にいると養分にされるよ

頑張っても報われない上司の典型なので、付き合うことにメリットはありません。

上司の「上司」が信用に足る人物であれば、意外とそういった保身をする上司を問題視しています。

そしてできればあなた一人ではなく、同じように上司に対して不満を持つ同僚と一緒に相談にいくようにしましょう。

一人では説得力は少ないですが、数名が相談に来たら放置はされません。

ポイントとしては不満だけではなく、こうしたら良くなるというアイデアもセットで相談することです。

そうすることで「真剣に現場を改善することを考えている」と受け取られ協力してもらえる確率が高くなります。

人事ハルシバ

強力な味方なんだ

上司の「上司」が協力してくれると、部下に対する態度が変わるのが目に見えてわかります。

<タイプ3>なんなんだよ!急に怒鳴る理不尽な上司

怒鳴る上司

急に怒る上司は経験上とても多いですが、成果を出すことで態度が変わります。

僕はただでさえ大声を出されるのが苦手なので、急に大声で怒鳴られるとすごく動悸がします。

怒鳴る上司のそばに長くいた影響で、僕はPTSDを患っています。

僕の経験は大人しい人は突然辞めるという記事でも、詳細を書いていますので参考にしてください。

たまに大声で怒鳴るだけではなく、モノにあたる上司もいました。

ナツル

典型的なパワハラです

「コイツ全然使えねぇじゃねえか!」

「お前なんなんだよ!」

などと言いながらダンボールを蹴ったり、モニターを殴ったりと、もうやりたい放題です。

人事ハルシバ

みんなでモニターを片づけたよ

こんな癇癪持ちの上司への対処法は、一つだけあります。

それは、成果を上げることです。

身も蓋もないと感じるかもしれませんが、この対処法で僕は生き抜くことができました。

怒る上司の弱点は孤立すること。

感情をコントロールできないから怒るのです。冷静になった時には上司の味方はいません。

実は感情的になりやすい上司ほど、意外と内面は脆く寂しがり屋だったりします。

そんな上司にとって成果を上げる人物は、怒る対象ではなくなり逆に仲良くされるようになります。

人事ハルシバ

手のひら返しがすごい

上司からは味方扱いされて意見を求められたり、明らかに態度が変わったことを実感しました。

ただ、他の同僚が怒鳴られる状況は変わらないので、怒鳴られた後のフォローにまわることで同僚にも頼られるようになりました。

<タイプ4>オマエの時間はオレの時間!時間泥棒な上司

時間泥棒上司

人の時間を奪うことを気にしない上司からは、一定の距離を取ることが対処法です。

このタイプの上司は無駄話が多く、時間に対する感覚がルーズで仕事もできない場合がほとんど。暇つぶしの相手を探しているだけです。

僕には週に何回か飲みに誘ってくるやっかいな上司がいました。

人事ハルシバ

帰りたい

しばらく最初のうちは「上司との時間は大切」という思い込みから、ほとんど思考停止で飲みに付き合っていました。

毎回出てくる話題は仕事の愚痴や過去の武勇伝ばかり。

さらに誰も話す相手がいないのか、飲みだけではなくお昼の時間も誘われるようになります。

上司と関係値を深めることは重要とは思っていたのですが、さすがに生産性のない時間が無駄に感じてきます。

僕はしばらく付き合った結果として、何も得るものがないと悟り断るようになりました。

時間を奪う上司は、相手の時間がどれだけ貴重なのか考える想像力がありません。

人事ハルシバ

悪気がないからエンドレスだよ

時間を「奪ってしまう」という感覚がないので、こちらが断らなければ際限なく付き合うことになります。

対処法としては、公私を分けて一定の距離を保つことです。

仕事が終わった後やお昼は自分の時間なので、不要と感じれば断る権利はあります。

何か新しく取り組むことを始めたという理由があれば、関係がそこまで壊れないのでおすすめです。

僕は「社会人大学に通い始めたら課題が大変なんです」と伝えながら、少しずつ距離をとることが出来ました。

<タイプ5>人の話を聞かない!学ぼうとしない上司

学ばない上司

話を聞かない上司は、何をしても無駄な感覚に襲われて本当に疲れます。

人の話を聞かない上司の心理は、自分の考えが正しいと思っているから話を聞かないというわけではありません。

実は提案を聞いて自分のやることが増えたり、自分で判断することがめんどうと思っていることがほとんどです。

フユスケ

めんどくさがりなんだ

聞く耳を持っていないので、現場の問題を真正面からぶつけても消耗するだけです。

普段から学ぶ姿勢がないので、上司の考えに従っていても現場の問題は改善されることはありません。

そもそも謙虚に学ぶ姿勢がある人間であれば、部下からも学ぼうとします。

話を聞かず情報を遮断しておけば上司としては「聞いていない」ということになり、責任逃れができてしまいます。

僕は報告していたことがトラブルになり「聞いていない!」と怒鳴られた経験があります。

フユスケ

ずるい…

こうした話を聞かないタイプの上司への対処法は、「考える必要がない」状態で提案してあげることです。

要は自分がめんどうでなければいいだけなのです。

自分で判断することが面倒だと思っている上司も、自動的に解決策まで実行される提案ならとりあえずは聞こうとします。

上司に判断を仰ぐのではなく、「解決のために、こういうことをしようと思います」と提案すれば問題ありません。

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頭が悪い管理職に共通する3つの特徴

頭悪い上司特徴

上司や管理職の頭が悪いと感じるのには共通する特徴があります。

この特徴の中には、コミュニケーションや物事の考え方など、仕事をする上で必要な能力が不足していることが多いです。

僕の経験を振り返り、頭の悪い上司にはどんな特徴があるのか3つにまとめました。

1.仕事ができない

仕事ができない上司は、頭が悪いと感じる特徴不動の1位です。

指示を出す側が仕事をこなせないと代わりに部下が被害を受けます。僕が上司からストレスを感じる最大の原因でした。

人事ハルシバ

上司の分まで仕事をしたよ

仕事の全体像をイメージできず進め方がわからない

多くの上司は仕事の進め方を決める役割を担っています。例えるなら舵取りをする「船長」です。

大きなプロジェクトを進めることは、海図を見ながら進路を決めていくようなイメージに近いです。

しかし、頭が悪い上司は海図を持っていないので、進むべき方向がわかりません。

フユスケ

どこいくのー

どこに向かえばいいかわからずに進めていくので、結局部下は振り回されてしまいます。

わからないことを誰にも言えず時間だけ過ぎている

意外と多いのが、わからないことをそのままにしてしまう上司です。

僕も経験があるので気持ちはわかるのですが、上司には「上司として完璧であるべき」という思い込みがあります。

わからないことがあっても、上司としてのプライドが邪魔をして聞けません。

わからないことをそのままにしているので、当然仕事は進んでいません。

最終的には締め切り間際になって助けを求められたり、最悪の場合は丸投げされることもありました。

人事ハルシバ

よく爆発手前になっていたよ

こうした無駄なプライドが邪魔をして、周囲に頼れずに仕事が進まないということをたくさん見てきました。

仕事を進めるためのビジネススキルがない

実はビジネススキルがない上司はかなり多いです。どうやって上司という立場になれたのか謎でしかありません。

ビジネススキルがなければ、多くの仕事を進めることは不可能です。

僕が一番衝撃だった経験は、エクセルの「全選択」が出来ない上司を目の当たりにしたときでした。

ナツル

全選択は「Ctrl+A」

エクセルは人事として給与計算などで数字を扱うため、使用頻度の高いツールです。

それにも関わらず、基礎中の基礎である操作方法を知らないことがありえなくてショックを受けました。

人事ハルシバ

逆に何を知ってるのか不安になったよ

その場では上司にやさしく教えたものの、ビジネススキルの無さに絶望したと同時に、このまま付き合うべきか自分の将来を考えさせられた出来事でした。

2.思考停止していてる

考えていない上司についてしまうと、あらゆる面でストレスが増大します。

工夫するという意識がないので、業務や仕組みが昔のまま変わることがなく非効率です。

僕の上司は、世の中で急速にデジタル化が進んでいるにも関わらず、業務はずっと紙でやりとりすることを続けていました。

紙でやりとりすることが絶対に必要というわけではありません。

どうやったら効率が上がるか、という発想に至らないので昔のまま「紙でいいや」という考え方です。

当然ですが仕事は非効率なので、業務時間が伸びて部下のストレスはたまります。

人事ハルシバ

早く帰りたい

さすがに非効率な業務を続けることに限界を感じて、上司に改善案を考えて提案しました。

思考停止している上司は、改善提案は聞くのですが必要性を感じていない様子でした。

そのまま業務が改善されることはなく、そのうち僕は諦めて退職しました。聞いたところによると、いまだに紙で仕事をしているようです。

フユスケ

やめてよかったんだね

3.論理的じゃない

論理的に考えるとは「筋道立てて考えられること」で、ビジネス書などでよく目にするロジカルシンキングも近い意味ですね。

論理的に考えられてないとは、ものごとが線と線でつながっておらず辻褄が合わないことです。

仕事を論理的に考えることは、部下に指示を出す立場の上司に必要な能力のひとつです。

上司の「言ってることがよくわからない」は、論理的ではない可能性が高いので注意が必要です。

僕の上司は論理的ではなく、感情的になるタイプがほとんどでした。

いつも自分の感覚で指示を出してくるので、こちらは意図を読み取れないことがほとんど。

上司の思っていたことと仕事の結果がズレていると、感情的に怒りだしてしまうので結局何が悪かったのかわからず同じことの繰り返しになります。

人事ハルシバ

自分が悪いのかなと思ったよ

伝え方が下手な上司は、頭の中でも整理できていません。

質問しても的を得た答えが返ってこない場合が多く、ごまかすために逆ギレされることもあります。

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IQの問題?レベルが低い上司がどこにでもいる理由

どこにでもいる理由

ここまで頭が悪い上司の特徴をお伝えしてきました。頭が悪いと言っても、能力だけではなく仕事に対する姿勢も頭が悪いと感じてしまう原因になります。

僕は8回転職をした経験があるので断言できるのですが、残念ながら頭の悪い上司はあなたの職場だけではなくどこにでもいます。

では、なぜ頭が悪い上司はどこにでもいるのかをお伝えしていきます。

ピーターの法則

「ピーターの法則」をご存じでしょうか。端的に言うと、今のポジションが上司としての能力の限界という法則です。

僕は上司が無能過ぎて悩み続けていたところ、ピーターの法則というものを知りすごく納得しました。

誰しもが有能さを発揮できていた地位から、無能ぶりを露呈することになる限界の地位まで昇進させられることにより、組織全体に無能な人間があふれてしまう法則のことを指す。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング|ピーターの法則
ナツル

結果的に能力がない上司があふれます

スポーツに例えるとわかりやすいです。

選手として素晴らしい活躍をしていた人が評価され、監督になった途端に同じような活躍ができなくなったというイメージです。

選手と監督では求められる能力が違うので当然といえば当然の結果です。

選手:自分の能力を上げて結果を出すことで評価される
監督:チームメンバーの能力を上げて結果を出すことで評価される

フユスケ

やることがぜんぜんちがう

僕も上司になった経験があるのでわかるのですが、「上司としての仕事」を教えられる人が少ないです。

そのため選手の能力のまま上司になることがほとんどで、部下からは頭が悪いと思われてしまうようになります。

人事ハルシバ

僕も無能だと思われてたかも…

職場に無能な上司が多いと感じるのは、優秀だった人が無能になるポストまで昇進して止まってるからということです。

公私ともに温室育ちで現状満足している

現状に満足している上司は文字通り「現状」に満足しているので、自ら変わってくれることはほぼ不可能でしょう。

公私ともに温室で過ごしていることが多く、身の周りにある脅威に気づいておらず危機感がありません。

僕が経験したのは、親から莫大な相続を受けた上司でした。その上司は生まれてからお金に困ったことはないと言います。

そしてほとんど運だけで、部長にもなれて本人としては順風満帆。

人事ハルシバ

オフィスではゴルフと犬の話ばかりだったよ

ただ、危機感もなく何も学ばずに過ごしてきた上司が有能なはずはありません。

そんな頭の悪い上司だとは気づけずに中途入社した僕は、仕事のできない上司を支えることになります。

自ら問題意識を持つこともなければ、何かを変えようという意欲はゼロ。

部下の僕たちの提案ものらりくらり受け流してまともに考えようとしません。

こういう上司がいる環境では会社も放置をしているので、上司が変わってくれることを期待するのは難しいでしょう。

人事ハルシバ

3年以上付き合ったけど何も変わらなかったよ

同じ業界や自社のことしか知らず視野が狭い

新卒から何十年も同じ会社で働いている上司は、外の世界をほとんど知らず頭が悪いと感じてしまうことがあります。

中途入社した僕から見ると違和感の連続でした。ずっと効率が悪いことをやり続けていたり、昔からの習慣に疑問を持つことがないのです。

一番驚いたのは、「1週間すべてを会議に使う」週が毎月あったことです。

フユスケ

ながくない?

会議ではアジェンダもなければ、感覚で話すことがほとんどです。内容がまとまらないまま時間だけが過ぎていきます。

次の具体的なアクションも決まらないので、本当に不毛な時間でした。

人事ハルシバ

時間が溶けてたよ

上司が自社のことしか知らないと、違和感に気づくということはありません。自社が世界であり、すべてという感覚に思考停止に近い感覚を覚えました。

会社は会社のルールで世界が回っているので、その中にいる限り問題になることはありません。

問題になってないことについて上司に異を唱えても、常識を疑うことはなく変わることもないのです。

転職をしないと視野が狭くなる原因をまとめた記事もありますので参考にしてください。

在籍年数の長い会社に中途で入る場合は、こうした違和感や頭の悪い上司に慣れる覚悟が求められます。

人事ハルシバ

慣れるのが怖くて辞めたよ

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上司の頭がおかしいと感じたら意識するべき3つのポイント

意識すべきこと

上司と同じレベルだったらおかしいと気づくことはありません。あなたの感覚を大事にしてください。

結論としては頭が悪いと感じたら、上司から離れることをおすすめします。

人事ハルシバ

百害あって一利なしだね

ここでは頭がおかしいと感じる上司から離れる方法と、どう向き合うべきかについてお伝えします!

1.一定の距離を保つ

頭の悪い上司は付き合うだけ、時間の無駄なので一定の距離を保ちましょう。

まともな上司であれば社内政治や成長のために関係値は大切にするべきですが、そうでなければ付き合った時間が無駄に終わります。

一定の距離とは、公私を完全に分けることです。

関係値を深めようとプライベートな時間を投資しても、なれ合いの関係にはなれてもそれ以上にはなりません。

なれ合うことで視座が下がり、逆にあなたのビジネスパーソンとしてのレベルを下げるリスクもあるので慎重になるべきです。

人事ハルシバ

同レベルにならないようにね

ただし、一方的にコミュニケーションを遮断するような距離のとりかたは仕事に支障をきたします。

仕事上必要なコミュニケーションは前向きに行い、プライベートな時間は完全に関わりを断てばよいのです。

公私をはっきりと分けるキャラクターを確立すれば、空いた時間を自己投資に充てることができるので自分はレベルアップしていくことができます。

2.上司の上を目指す

上司の頭が悪ければ、上司以上のポストを目指せるチャンスがあると考えることができます。

優秀だったから上司という立場になったとは限りません。

僕も経験したことがありますが、欠員による補充や、組織拡大のタイミングで運よく抜擢されるといったイレギュラーなケースも多く存在します。

ナツル

管理職不足はどの企業も深刻なのです

実力で昇進していない場合、外から入ってきた中途社員からすれば手際の悪さに違和感を覚えます。

そういった上司を頭が悪いと見下すことは簡単ですが、見下しても上司は上司です。急に上司が優秀になったり状況が好転することはありません。

ポイントは上司はこうあるべきという、自分の「べき論」を一旦横に置くことです。

人事ハルシバ

少し優しくなれるよ

どうしてこんなこともできないんだ」という怒りを抑えて、頭が悪いと感じる上司の仕事を手伝いながら、上司の仕事を覚えていくことがおすすめです。

能力的にあなたが上司よりも上回っていれば、成果や仕事ぶりを評価される日が必ずきます。

そして既成事実として上司よりも優れていると周りに認められれば、上司と同等かそれ以上を目指していくことが可能になります。

フユスケ

みてくれてるんだね

一方で、年功序列が意識されている職場では、誰もが実力が上とわかる状況だとしても入れ替わりは期待できません。

もしあなたの職場が年功序列で、上司の上を目指せないのであればエージェントに相談して、より評価される環境を探すことをおすすめします。

3.優秀な上司を探す

今の職場を見渡した時に尊敬できる人がいないのであれば、優秀な上司と出会うまで転職活動を進めていくことをおすすめします。

優秀で尊敬できる上司の元で働くことはメリットが多く、ビジネスパーソンとしても大きく成長することができます。

僕自身優秀な上司は数えるほどしかいなかったのですが、MBAを取るきっかけになったり人事にキャリアを舵取りしたりと大きな影響を受けています。

人事ハルシバ

優秀な上司には今でも感謝してるよ

少なくとも愚痴をいうための飲み会や、感情的に怒鳴るようなことはありません。別次元だと感じられるほど人格者であることが多いです。

プライベートな時間は自己研鑽にあてているので、自分も「何かやんなきゃ!」という良いプレッシャーを受けます。

  • ものごとを考える視座が上がる
  • 日常的に良い影響を受ける
  • 仕事から盗めることが多く成長につながる

頭の悪い上司と比較すると、デメリットがないのではないかと感じるほど良い影響ばかりです。

フユスケ

すごいなー

僕は転職活動では、会社というよりは働いている人で選ぶことをおすすめしています。

カルチャーが合うか合わないかも大事ですが、優秀な人物が多いかどうかという点は重要だと考えます。

ちなみに、他社の口コミや評判を調べたいなら『転職会議』という無料サービスがおすすめです!

退職者のリアルなコメントから、「ブラック企業」ではないかを事前に調べることが可能です。

この記事でお伝えしてきたように頭が悪い上司は良い影響はないので、自分に合う尊敬ができて優秀な人物が多い企業を早めに探しましょう。

自分に合う企業を見つけることはなかなか簡単ではありません。転職活動は長期戦と捉えてエージェントに相談しつつ検討していく必要があります。

人事ハルシバ

焦っても良い企業は見つからないんだ

ただし、変化や成長を望んでおらず安定を求める場合は、こうした優秀な上司のもとで働くことは不幸になるので注意しましょう。

早めに退職をしたい場合は退職代行がおすすめです。

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まとめ

記事まとめ

ここまで頭の悪い上司についてお伝えしてきました。

  • 優秀な人物も上司になることで無能になる
  • 頭が悪い上司は、成長する意欲がなく自ら変わる可能性は低い
  • 上司と一定の距離を保ちながら、上司より上を目指すか転職する

上司には色々なタイプがいますが、結論としては頭が悪いと感じる上司のメリットは半面教師になるくらいです。

もしあなたが「このままでいいのかな…」と悩んでいるなら、少しだけお時間をください!

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人事ハルシバ

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僕は頭が悪い上司を反面教師として、「こうはならないようにしよう」と思いながら自身のスキルを磨いていきました。

人事ハルシバ

勉強も頑張ったよ

上司という立場になった時、部下が自分よりも優秀ということはたくさんあります。

記事のまとめとしては、部下とともに学び成長できることが良い上司です。頭が悪い上司というのはどこかで学びをやめた人達といえます。

頭の悪い上司から離れられたとしても、自分がそうならないよう死ぬまで学び続ける気持ちで前を向いていきましょう。

頭悪い上司

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この記事を書いた人

ハルシバのアバター ハルシバ MBA/国家資格キャリアコンサルタント/人事

運営者のハルシバと申します。このブログでは、人事歴15年以上の経験とMBA(経営学修士)や国家資格キャリアコンサルタントの知見を活かし、仕事やキャリアに対する悩みを解決します。

人事の実務として3,000人以上と面接や書類選考を行い、多くの人と関わってきた経験があります。また制度企画として、複数の企業で人事評価制度の構築や企業文化の醸成にも携わってきました。

経営者に近く会社の仕組みを深く理解しているからこそ、いい会社やいいキャリアとは何かという点について、具体的なアドバイスができます!

【経験と実績】スタートアップ企業から大企業において人事制度構築及び採用業務全般を担う/採用活動では新卒から中途まで合計3,000人以上と面接し採用を行う/経験業界は広告業界、IT・通信業界、サービス業界など幅広く経験/経験職種は営業職、デザイナー、人事と複数回のキャリアチェンジを経験/ホワイト企業に転職することで年収350万円から700万円を達成している

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