- 35歳だけど何も変わらない…
- これから良くなるように思えない
- もう35歳だし人生終わったかも
35歳って何かと話題になる年齢ですよね。
転職でも「35歳限界説」などと言われたりするので、僕も35歳だったころは妙に焦っていたものです。
「35歳」と言えば人生経験や社会人経験をある程度積んで、これから社会で活躍する現役世代です。
ただ、そんな35歳でも一部の人は「人生が終了してしまった」と感じる人がいるのも事実。
この記事では35歳で人生が終わったと感じる理由について、40代の僕が人事やキャリアコンサルタントとしての経験をもとに掘り下げていきます。
もう35歳になっている人も、まだこれから35歳になる人も、記事を読んで人生が終了するような事態を避けていきましょう。
先に記事でお伝えする結論を伝えておくと、35歳で人生が終わることはないということ。つまり希望はまだあるということです。
正直簡単に人生は終わりません!
- 35歳は人生において最も悩む年代である
- 健康と仕事を失わない限り人生は終わらない
- 自分の人生を生きるために自分に意識を向ける
ただし、注意しておかないと本当に「終了」という事態を招いてしまうことも。
この記事を書いている僕は、40代で転職を8回もした経験があります。
「人生終了したかも…」という事態や、数多くの逆境を経験しています。
厳しい人生だったね
あまり笑えないんですよね
油断して、人生が終了しないようにぜひ最後までお付き合いください!
ここで、企業の「人事」として、またキャリアコンサルタントとして、少しだけアドバイスさせてください。
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35歳で人生終了と言われるのは理由があった
35歳に人生終了というキーワードが出てくる理由には、様々な人生の変化が影響しています。
新卒から就職していた場合は、10年程度は社会人を経験しています。
また結婚や育児などさまざまな「人生のイベント」も経験している場合も。
そんな35歳という年齢にはどんな問題があるか、まずは一緒に見ていきましょう。
- 35歳は「ミッドライフクライシス」一歩手前
- 転職の難易度が高くなる
- 結婚が難しくなる
35歳は「ミッドライフクライシス」一歩手前
「ミッドライフクライシス」という言葉を聞いたことはありますか?
ミッドライフクライシスとは、心理学者のダニエル・J・レビンソンが提唱した、40代以降で精神的に不安定な状態になることを指します。
別名で「中年の危機」とも言われ、30代後半から50代の80%もの人が陥る可能性があると言われています。
アメリカの心理学者ダニエル・J・レビンソンによると、8割の人が40代から50代のあたりに大きな危機を迎えるといいます。
引用:DIAMOND|【精神科医が教える】8割の人が直面する「ミッドライフクライシス」(中年の危機)をどう乗り越えるか?
35歳はこの、ミッドライフクライシスにかかる年代といえるのです…。
- 虚無感を感じる
- 今のままでいいのかと焦る
- これまでの人生を後悔する
ミッドライフクライシスにかかると、こんな感情がつきまとうようになります。
ミッドライフクライシスは放っておくと気持ちが落ち込み続けてしまい、うつ病などを引き起こす可能性もあると言われています。
テレビ朝日社の調べによると、30代半ば以降の人には「うつ病」などの症状が増加傾向にあることがわかります。
「人生おしまいだ」と悲観してしまうと、健康を損なって本当に深刻な事態になってしまうことも。
そして35歳もそういった年齢、いつミッドライフクライシスになってもおかしくはないのです。
気持ちが落ち込みやすいんだね
僕はまさに40代だからめちゃくちゃわかる
ただ、僕がここで言いたいのは、みんな同じように不安を感じて、焦っているということです。
僕はこのミッドライフクライシスについては、キャリアコンサルタントの資格を取得する中で学びました。
自分以外の多くの人も全世界共通で、同じように悩んでいるということを知って、少し気持ちがラクになったのを覚えています。
事実として健康面の変化や、仕事の変化などさまざまなことが35歳には起こります。
自分のせいにしがち
ただ、その中でできることに目を向けていくことで、人生を終わらせないようにする工夫はできるのです。
ポイントは気にしないこと。
身も蓋もないですが、気にしないことは結構大事なことです。
もう少し正確に言うと、気にしないようにするために行動するということです。
- 他人と比べることをやめる
- 新しいことをはじめる
- 身体を動かす・鍛える
まとめると、35歳は深刻に悩む年代ということです。
ただし人生終わりと悲観的になってしまうともっと深刻な事態になることも。
そういった事態を避けるためにできることをやっていきましょう。
転職の難易度が高くなる
仮に35歳で人生が終了する可能性があるとしたら「仕事」です。
35歳で仕事選びを間違っていれば、なかなか取り返すことは難しいですし、大きくキャリアチェンジすることも難しくなります。
とりあえず仕事をしていれば、食べていく分には困らないはず。
ただ仕事で行き詰まってしまうことで、ある意味で人生終了と感じるかもしれません。
仕事は人生の大半を占めます。やりがいのない仕事を延々としていれば、それだけで人生の幸福度はガクッとさがっていきます。
それは避けたい…
仕事は真剣に選ぶべきだよ
基本的には一発で合う仕事が見つかるなんてことはなく、何度かキャリアチェンジを繰り返して自分に合う仕事を見つけるものです。
なんとなく仕事を続けて、35歳くらいまでになっていると転職しづらくなる可能性があります。
これは年齢が問題というよりは、市場価値を高めるような経験を積むことができていないという点にあります。
一昔前であれば「35歳限界説」などと年齢による一定のハードルがありました。
しかし現代では35歳以上の求人はありますし、僕のように転職することは可能です。
ビズリーチ社の調べでは、36歳以上の転職紹介人数は増加傾向であることがわかります。
まとめると、35歳でも転職は可能だけど一定のハードルがあることは事実です。
そのハードルとは「経験」のことを言います。
市場価値ってやつです
例えば単調な仕事を続けていただけだったり、フリーターなどを続けていた場合は経験が足りないかもしれません。
経験が足りない状態だと、転職そのものが難しくなるので「詰み」の状態になることも。
また家庭を持っている場合など、リスクを取りづらくなる要因も年齢を重ねるほど増えていきます。
今の仕事に不満があったり、将来性に不安がある場合は早めに転職をして自分に合う仕事を見つける必要があります。
結婚が難しくなる
35歳で人生終了と感じてしまう理由の1つに「結婚」があります。
結婚は相手との縁やタイミングなどのさまざまな要素が絡み合うので、自分だけでコントロールできるものではありません。
結果的に結婚ができないまま、35歳を迎えて「このままずっと1人かもしれない」と絶望してしまうことも。
IBJ社の調べによれば、30歳と比較した場合35歳での結婚率は大きく下がっていることがわかります。
また、日本経済新聞社の調べでは27歳が結婚のピークとなっています。
ちなみに男性は32歳、女性は30歳までに約70%が結婚しているという結果になっていることがわかります。
特に女性は30歳を超えると妊娠の確率が下がっていくと言われており、27歳前後までに結婚を急ぐという傾向もあるようです。
いろんな事情があるんだね
焦っても仕方がない部分もあるからね
周りは結婚していくのに自分だけ結婚ができていない場合は、焦りを感じてしまうものです。
そして1番のハードルは、だんだんと「出会い」そのものが減っていくこと。
Omiai社の調べでは、10代や20代のころと比べて30代は極端に出会いが減っていることがわかります。
年齢を重ねて付き合うコミュニティが限定されてしまうと、そもそも相手と出会うことができなくなります。
僕も30歳を過ぎたあたりからパタンと、新しい人と出会う機会が減りました。
新しい出会いそのものがないと結婚も難しくなります。
結果的に結婚する可能性は低くなり、詰んだように感じてしまう人が少なくないのです。
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本当に人生が手遅れになってしまうケースも【実体験含む】
ここまでは、35歳で人生終了と感じてしまう理由をまとめてお伝えしました。
そもそも多くの35歳がミッドライフクライシスという状態になりやすく、仕事でもプライベートでも何らかの悩みを抱えていることがわかりました。
ここからは僕の経験や人事としての視点を含めて、本当に手遅れになる可能性があることをお話します。
- 身体が健康ではなくなってしまう
- 修羅場や苦しい経験を積んでいない
- 目的がないまま転職回数を増やしてしまう
身体が健康ではなくなってしまう
健康第一とよく言われますが、40代になり健康の重要性をよく理解できるようになりました。
僕自身が何か病気などになったわけではないのですが、周囲を見渡せば健康を損なった人ばかり。
健康でなくなるとあらゆる面で支障がでてきます。
- メンタル面の不調
- パフォーマンスの低下
- 収入が不安定になる
20代や30代に無理をし過ぎた人は、いつかそのツケが自分にまわってくるのです。
健康は大事
仕事ができなくなってしまうからね
とくにメンタル面は放っておくと深刻になったり、実生活にも影響をおよぼします。
仕事の集中力がなくなり、ミスが増えてしまったり、正しく判断ができなくなることも。
厚生労働省の調べでは、精神疾患の労災が発生しているのは30代がピークとなっています。
30代は仕事で責任が重くなったり、負荷がかかりがちです。
僕は人事として、職場になかなか復帰できないというケースも見てきました。
メンタルへの影響が深刻な場合は、数ヶ月にわたって影響が出ることもあります。
メンタルにダメージを受けている場合は、自分で復調することは難しくカウンセリングなどに通うことになります。
そういった場合には、お金や時間といった負担が増えてしまいます。
健康面、特にメンタルは自分でも気づきにくいことが多いので気をつけていきましょう。
修羅場や苦しい経験を積んでいない
ちょっと厳しいことを言うと、辛いことから逃げ続けていると、転職が厳しくなって詰むことがあります。
転職したとしても、修羅場や逆境を乗り越える方法がわからないので苦労するのです。
特に仕事は辛い経験をすることで、身につくものが増えるという面もあります。
つまり辛いことや、厳しそうなことから逃げ続けてしまうと能力が変わらず、逃げる癖がついてしまうのです。
きついことイヤだ…
楽しい経験ではないよね
エンジャパンの調べでは30代のうちに経験してよかったものの中で、最多が「マネジメント経験」です。
僕もマネジメントは嫌いですが経験はしておいてよかったと思っています。
転職市場において30代以降は、マネジメント経験が求められるので有利に働くのです。
たとえば35歳という年齢は、職場ではミドルマネジメントなどの管理職になる人も多くいます。
年齢を重ねることで責任が増え、マネジメントなどの役割が求められるようになるからです。
管理職はなりたい人が少ないから貴重
そして、indeed社の調べによれば、転職経験者のうち業種も職種も変えたことがある人は約61%。
半分以上の人が1度は、大きなキャリアチェンジをしています。
実際自分に合う仕事を見つけるまでは、基本的にキャリアチェンジを繰り返すことになります。
キャリアチェンジとは未経験の職種に変えること。
35歳でも、そのキャリアチェンジを可能にするためには苦労した経験と、それを乗り越えた経験が求められるのです。
こういった、いわゆる「つらい経験」がない人は加点される部分が少なくなります。
マネジメント経験だけではなく、転職する際に見られるポイントは前述したような苦労した経験です。
フリーターや契約社員といった働き方を長く経験してしまっていると選択肢が狭くなる可能性があるのです。
目的がないまま転職回数を増やしてしまう
年齢と同じですが、転職回数も数が増えると不利になります。
企業によっては転職回数で足切りをしていることもあるほど。
現代では転職は誰もが行う、当たり前の選択になったとは言っても転職回数が多いと人事は気にするものです。
リクルート社の調べによれば、人事が気にする回数は「3回」が最多で、それ以上の回数を合わせると半数ほどになります。
回答している人事の声で多かったのは「長続きしない」という懸念。
回数が多ければ、それだけ企業を「見切ってきた」ように人事として捉えてしまうものなのです。
そんなつもりじゃないのに
どうしても転職回数の多さは目につくよ
ただし、やり方によっては転職回数のデメリットを払拭できることも。
僕は実際に8回の転職を経験していますが、いまだにビズリーチではスカウトが届きますし、ヘッドハンターからも声がかかります。
しかも年齢は40代。
つまりまだ市場価値があるということがいえるのです。
転職活動において転職の軸をもっていれば、転職の回数に左右されずにキャリアを積み上げることができます。
簡単に言えば目的があり、転職にストーリー性があるかどうかです。
このひとは「こうやって考えてきたんだな」と思ってもらえれば転職回数が多くてもポジティブにとらえてくれるようになります。
納得感があるとウケが良いです
一方で、現状が嫌だからという理由だけで転職を繰り返してしまうと、キャリアが築きにくいことも。
仕事を転々としていくうちに、年齢と転職回数が重なり転職しづらくなってしまうのです。
目的がなく転職してしまうと、結果的に人生が詰んでしまう可能性があります。
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35歳は本当に人生手遅れなのか?僕が実際に感じたこと
35歳で人生が終了したという感覚を、僕は味わったことがあります。
自分が思い描いたような状況にならなかったのです。
ただ、本当に人生が終了したかというとそれは違います。現在40代ですが、しっかり人生は続いています。
僕が当時「手遅れだなぁ」と感じたことをここではお伝えします。
- いつか「何者」かになれると思っていた
- 毎日同じことの繰り返しで虚無感を感じる
- 自分だけ置いていかれているように感じる
いつか「何者」かになれると思っていた
何者かになる。
僕は10代のころからそういう願望がありました。地方の田舎にいたので妄想もあったと思います。
将来の夢は「イラストレーター」や「作家」といった、クリエイターとして活躍していることだったのです。
そして田舎から見た「東京」は、とにかく憧れの対象であり上京することで夢に近づくと考えていました。
上京は憧れるよね
東京にしかないものもあるしね
実は東京から地方に戻る人は20代では4人に1人もいると言われています。
Uターン・Iターン経験者に調査!約4人に1人が入社3年未満で地方に転職。満足している点1位 Uターン「実家に住める」 Iターン「給料」。地方就職が不安だった人約8割。
引用:クリエイト|Uターン・Iターンによる地方就職事情調査
そうした中、僕は20歳で上京して奇跡的に東京での職も得て、新生活をスタートすることができるようになりました。
仕事も東京らしく「デザイナー」として働くことに。
そこからの出来事は東京就職の記事でお伝えしていますが、東京での生活は本当に苦労しかありませんでした。
そういった苦しい経験を乗り越えて35歳になったタイミングは、上京して15年。
ある程度自分のペースで仕事もできるようになり、収入もそれなりになって、いわゆる普通の生活ができる状態でした。
ようやく手に入れたはずの普通の生活でしたが、振り返ってみると「普通を目指していたんだっけ?」と疑問が。
このままでいいのか不安に…
そうです。僕が上京前から目指していたものは「何者」かになることだったのです。
20代から30代にかけて苦しい状況を乗り越えてたどり着いたのが普通の生活でした。
当時、35歳になっても何者かになる気配もないことに対して絶望したのを覚えています。
視点を変えれば「普通」は恵まれている状況です。
一方で何者かになりたかった僕にとって「普通」は物足りなさと、もう思っていたような状況にはならないのかもしれないという現実を突きつけられているようでした。
毎日同じことの繰り返しで虚無感を感じる
35歳にもなるとどんな職場でも中堅扱いされます。
仕事にも慣れてきますし、後輩も増え立場が変わってくるので、仕方がないことだと思います。
一方で人生という視点で35歳という年齢を考えてみると、20代からずっと社会人をしていれば10年以上は経験を積んでいます。
まったく未経験の出来事というのは少なくなります。
簡単に言うとすべてに「慣れ」が生じてくるのです。
慣れることはいいことですが、同時に刺激もなくなるということです。
飽きちゃうね
だんだん刺激がなくなるんだよね
転職でもしない限りは、会社のイベントや仕事は毎年同じ。
プライベートも大きな変化はなく年月が進んでいきます。
つまり同じ毎日を繰り返すだけのような、感覚になってしまうのです。
僕自身も35歳くらいの頃は毎日虚無感を感じていました。
なんのために生きてるのだろう、という感情と日々向き合うことも増えていたのです。
結構しんどいです
なんというか、35歳はある程度現実が見えたような感覚がありました。
これまでガムシャラにやってきた過去、自分の能力、現在の状況。
そして一般的には「35歳限界説」などと言われ転職も厳しくなる年齢です。
いろんなことを経験するうちに「死ぬまでこれが続くのか」と虚無感が襲ってくるようになったのです。
手遅れとまでは感じないものの、虚無感や無力感といった感情と向き合う必要がありました。
自分だけ置いていかれているように感じる
35歳くらいになると、世の中の有名人はたいてい自分より年下です。
10代から活躍している人もいれば、同年代でキラキラのキャリアを積み上げている人もいます。
「比較するな」ということは、頭ではわかっています。
ただ、なかなか比較しなくてもいいように、自分を確立することは難しいものです。
結構しんどそう
どうしても自分と比べちゃう
僕は20代のころから、あらゆるコンプレックスをもっていました。
- 学歴のコンプレックス
- 職歴のコンプレックス
- 能力のコンプレックス
ちなみにこれらは「劣等コンプレックス」というらしいです。
「劣等コンプレックス」とは「劣等感」を言い訳にして、人生の課題から逃げ出すことを指します。
引用:DIAMOND|劣等感を言い訳にして人生から逃げ出してはいけない
いつも、だれかと比べてしまっていました。
35歳の頃は、周りにはすごい人物がたくさんいるので、比較対象だらけです。
そのため、どうしても自分よりも他人の優れた点に意識が向いてしまいます。
本当に自信がなかったです…
そんな僕は20代のころは「このままでいいのかな」と悩み、30代では「こんなはずじゃなかった」と苦しんでいました。
しかし、自分だけ置いていかれるような感覚は、本当は錯覚だったりすることがほとんどでした。
実際のところ、他人の状況は表面的なものしかわからないので、比較しても意味はありません。
羨ましく思っている人物も、実は苦しんでいるということもあるのです。
そういったことに気づけるようになってからは、少しだけ気持ちが楽になりました。
自分の考えは「話す」ことで整理できます。不安が大きくなる前に、ポジウィルキャリアで未来を描くきっかけをつかみましょう。
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僕が35歳で人生やり直しをするためにやったこと
ここまでは35歳で本当に、人生が終了するのかという点についてお伝えしました。
実際には致命的な問題が起こらない限りは、人生が終わるようなことはありません。
僕も35歳で大きく後悔したこともありましたが、なんとか立て直した方法をここでお伝えしていきます。
- 自己投資で視野を広げた
- 転職して環境を変えた
- 習慣の改善をしてみた
自己投資で視野を広げた
結論として、35歳あたりの年齢は自分から行動しない限り「何も」起きません。
文字通り何も起きないのです。
前述したような、虚無感や同じことの繰り返しというのは、行動しない限りずっとそのままです。
僕は人事として採用面接などで、何も行動してこなかった40代や50代を見てきました。
結論、何もしなかった人は何も得られないまま年齢を重ねます。
学生時代であれば、自分の意思ではなく学校のレールが敷かれていたのである程度同じような経験ができます。
しかし社会人にはレールがありません。偶然いつか、なにかを得られる機会はほとんどないのです。
厳しい世界だ
まじめに誰も助けてくれないよ
僕は、そんな厳しい現実を求職者から感じ取るようになっていました。
「何かやらなきゃ…」
35歳の僕は焦りと不安でいっぱいだったのです。
手元にある貯金を、その焦りと不安の解消に使うことができないか考えるようになりました。
35歳くらいの年齢は、ちゃんと貯めていればそれなりの貯金もあります。
僕は数100万円の貯金を、自己投資のために使うことを決意したのです。
この決断は思いきったよ
投資先なら株や不動産といった選択肢もあったのですが、僕は自分を選びました。
シンプルに経験には価値があると思ったことと、投資対象が自分なら努力次第でリターンをあげられると思ったから。
結果は正解でした。
社会人大学院に通い、経験やバックグラウンドの違う人とコミュニケーションをするだけで視野がグンッと広がったのです。
それに加えて、わざわざ自分から学ぼうとする人はポジティブな人が多いです。
仕事でストレスを抱えていた僕は、ポジティブな仲間に出会えたことでブラック企業を乗り越えることができました。
高い投資ではありましたが、僕はMBAをとり自分の市場価値も上げることができたのです。
これまで選択したものの中で1番良かったと言える選択がこの自分への投資でした。
転職をして環境を変えた
転職をするのは「35歳」までとよく言われます。
転職市場では「35歳限界説」というものが、都市伝説的にささやかれてきました。
ざっくり言うと35歳までに転職しないと、転職市場ではもう次がないというものです。
転職できないのこわい
まじで焦るよね
ビズヒッツ社の調べでは、35歳の転職は難しいと感じた人が約60%もいます。
現代では35歳限界説はなくなったと言われるものの、年齢による難易度の上昇は現実問題として存在します。
僕も正直35歳になるまでに、「転職をなんとかしなければ」と焦っていたのを覚えています。
ただし、リクルート社の調べでは約80%もの企業が人手不足に陥っており、35歳以降でも採用する可能性が高くなっているのも事実。
結果的に僕は35歳で転職を果たし、環境を変えることに成功しました。
僕が35歳であえて転職をした理由には「ブラック企業からの脱却」がありました。
冗談ではなく僕は社会人になってからの経験のほとんどが、ブラック企業だったのです。
結構しんどかったです
ある意味で人生終わってると感じながら働く日々でした。
しかし勇気を出して、転職に踏み切ったことで自分の新しい人生を切り開くことができたのです。
おかげで今はホワイト企業で仕事ができています。
あのまま何もせず仕事を続けて、40代になっていたとしたら本当の意味で人生が終わっていたかもしれません。
習慣の改善をしてみた
35歳は自分の生活スタイルが、よくもわるくもある程度確立されています。
自分が気づいていないだけで、良くない習慣が身についていることも。
僕は35歳の時、自分のパフォーマンスを高めたいと考えるようになりました。
年々体力の衰えや、メンタルの不調が出てくるようになっていたからです。
年齢によるものかな
みんな自然にそうなるよ
このままではダメだと自分の中で危機感を感じて、習慣を見直すようにしてみることに。
僕が変えた習慣はこんな感じです。
- アプリでタイムトラッキング
- 砂糖全般を控える
- お酒をやめる
まず自分が「今何をしているか」を知ることで、コントロールしていこうと考えました。
ポイントは余暇の時間をおさえて、勉強やパフォーマンスアップの時間に充てること。
時間を管理していくことで、余暇にやっていたゲームや漫画などの時間を意識して減らすことに成功したのです。
頑張ったね
そして食べ物や飲み物も、中年と言われる年代の35歳には結構な影響があります。
砂糖やお酒は身近な存在ですが、日常的に取り入れていくと、だんだんパフォーマンスに影響を受けてしまうのです。
砂糖は体重を増加させ,肌荒れなどの悪影響を引き起こす要因の一つである。また,寝起きを悪くしたり,糖尿病などの健康被害を引き起こしたりすることも分かった。それに加えて,強い中毒性を持ち,精神面にも影響を及ぼしている。このことから砂糖は人体に良いものとは言えない。
引用:国立大学法人大阪教育大学|砂糖が人体に与える影響
僕は甘いお菓子やクラフトビールが好きで日常的に摂取していました。
しかし、その影響で身体の調子が悪くなったり、体重が減らなくなったりと様々な悪影響が出ていたのです。
シンプルに砂糖やお酒を控えるだけで、身体のパフォーマンスを改善することができました。
正直最初は好きなものを控えるのはしんどい思いがありましたが、慣れてしまえばなんとかなります。
僕はあのまま習慣を変えていなければ、今頃どうなっていたか考えるだけで恐ろしいです。
習慣を改善すると、気持ちも切り替わるので新しいことに取り組みやすくなるのでおすすめです。
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35歳で生きるのがつらいと思った時にやること3選
ここまでは僕が、人生をやり直すためにやったことをお伝えしました。
結論として35歳の年齢では、受け身でいても何も起こらないということです。
自分で行動していくしかないというのが僕の考えです。
ここからは最後に生きるのがつらいと思ったらやってみてもらいたいことをまとめました。
- 先送りせずにやりたいことをやってみよう
- 周りではなく「自分のこと」をもっと知ろう
- 悩み過ぎないために!自分らしく生きる方法
先送りせずやりたいことをやってみよう
やりたいことがあるならやってみる。
これは僕自身の自戒も込めています。
やりたいことがあるのにやらないと、高い確率で後悔してしまうのです。
自己投資も含めて、自分が興味を持つことができるものにはタイミングがあります。
そして僕の経験上、そのタイミングを逃せば同じ機会は訪れません。
やりたいな、と思ったことには手を出してみる必要があります。
後悔したくない
僕も何個かやらなくて後悔してるよ
もしパッとやりたいことが思いつかないなら、バケットリストを作ってみることをおすすめします。
バケットリストとは、「生きているうちに自分がやりたいことリスト」のことです。英語のスラング「kick the bucket(日本語で死ぬという意味)」が由来の言葉で、日本語では「棺桶リスト」とも呼ばれています。
引用:埼玉りそな銀行|バケットリスト
「いつかやろう」というものを集めるとバケットリストというものができあがります。
書き足していってもいいですし、とにかく今思いつくものを書き出していきます。
バケットリストを作っていくポイントは以下です。
- 実現可能かは考えない
- 言い切る形で書く
- 少しずつでもいいので100個書いてみる
誰かに見せるわけではないので、自由に書きましょう。
小さなことでもいいです。実行できたら消していきましょう。
そしてバケットリストをつくる最大のメリットは前向きになれること。
前向きになるのって大事
文字でやりたいことを書き出すので、目標に近いものができます。
目標ができると、人は自然と現状とのギャップを見つけるようになるのです。
ちなみに僕の机には手書きの目標があり毎日目に入るようにしていて、何個かは達成されています!
やりたいことのために、少しずつでも行動が変わるならバケットリストをつくる価値があると思います。
毎日が変わり映えしないと悩んでいるなら、自分がやりたいことに目を向けてみることをおすすめします。
やりたいことがなければ「バケットリスト」をつくってみることからはじめてみましょう。
周りではなく「自分のこと」をもっと知ろう
この記事でもお伝えしてきましたが、周りとの比較は自分を不幸にします。
なぜなら自分に足りないものや、欠点ばかりに目がいくようになるからです。
僕はずっと周りとの比較で苦しんできました。
比較からの自信喪失という「負のループ」から抜け出すには、物理的に情報を遮断することが有効です。
周りの情報が入らなければ比較することもできません。
余計な情報をカット!
僕はほぼすべて遮断したよ
僕がやったことはこんな感じです。
- SNSのアカウントを削除
- 過去の会社との関係を絶つ
- ニュースアプリを削除
1つずつ説明します。
SNSは、その人が「いい」と思った瞬間がアップされます。
それは、多くの人が見ても「いい」と思える瞬間です。
そういった情報しかないSNSの情報は、ハッキリ言って「毒」です。
毒を自ら取りに行く行為で傷ついたのならば、それは自業自得ともいえるほどです。
SNSこわいよぉ…
そして過去の会社のつながりも、今の自分との比較を生む原因に。
仮に過去の会社が辞めた時より良くなっていたら…。
そのときは悔やんでも悔やみきれません。
僕はそういった後悔をしたくないから、過去の会社とのつながりはすべて絶っています。
そしてニュースでも、SNSと同じように悪い影響を受けてしまいます。
悲劇的なニュースや輝かしい活躍が日々流れているニュースを見て感情を動かされることに意味はありません。
メディアの暴力はストレスや不安、抑うつ症状を増大させ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を引き起こす要因にすらなるとしている。
引用:HUFFPOST|悪いニュースを毎日見続けていると、心にどのような影響を及ぼすか
ニュースを見ないと「置いていかれる」ような感覚になるのはわかります。
しかし、ニュースを知らなくても実生活には影響はありません。
実際に僕はニュースアプリを消して、5年以上生活していますが問題ないです。
たまに芸能人の話についていけなくなるくらい
まとめると、他人の情報は自分にとって価値はないということです。
自分に関係がある情報は、自分の内面にあります。
それは「価値観」です。
自分が何を大切にしたいのか、何が好きなのか、嫌いなのか。
シンプルですが生きる上では、価値観に合っているかどうかで充実感や幸福感がまったく違います。
自分のことを知らずに他人の価値観に振り回されてしまうと、何がしたいかもわからず迷子になってしまうことも。
自分の価値観に焦点をあてられるように、思い切って余計な情報を捨てていきましょう。
悩み過ぎないために!自分らしさを手に入れて生きる方法
生きている限り悩みは尽きないもの。
特に35歳はこの記事でもお伝えしたように、ミッドライフクライシスと呼ばれるような年齢です。
そして残念ながら人生は、どんな状態になっても悩みはついてきます。
僕は悩むことから解放されるのを諦めて、「仕方ない」と割り切るようにしています。
あきらめちゃった!?
どうしたって悩むしね
悩むとは言ってもできるだけ、深く悩まないようにすることに意識を向けているのです。
僕が深く悩まないようにするためのポイントは「自分がコントロールできること」に集中すること。
自分がコントロールできることとは、つまり自分の意思で影響を与えることができるものです。
逆に自分がコントロールできないものは意識から外すようにします。
例えば以下のようなものは、コントロールできません。
- 他人
- 過去
ありきたりかもしれないですが、他人と過去は変えられません。
この2つは悩みの原因になりやすくて、タチが悪い存在です。
どう頑張っても変わらないと、思った方が楽だったりします。
一方で「自分」はコントロールができます。
自分だけに意識を集中すれば、自分らしく生きる一歩目を踏み出せるのです。
ぼくはこの当たり前だけど、真理に近いことに気づいてからはだいぶ楽になりました。
思考がシンプルになりました
35歳で人生が終わるかもしれないと悩んでいるのは、言ってみればリソースの無駄づかいをしているのかも。
あれこれ悩んだ挙句に、コントロールできないものだから解決策が見つからない。
僕もそんな経験はたくさんありますが、この記事を読んで無駄だと気づいたら今すぐ悩むことをやめましょう。
他人や過去を思っても、脳のリソースを無駄に消耗するだけです。
ちなみに自分らしく生きることとは、自分の価値観に沿って生きるということ。
その自分の価値観に気づくためには、内側に目を向ける必要があります。
他人ではなく自分のことだけに集中すれば、自然と物事が動き出すようになるはずです。
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35歳で人生は終わらない!残りの50年を意識しよう
最後までお付き合いありがとうございました。
この記事をまとめます。
- 35歳は人生において最も悩む年代である
- 健康と仕事を失わない限り人生は終わらない
- 自分の人生を生きるために自分に意識を向ける
僕も35歳で人生が終わるような経験をしました。
実際に終わらなくても、終わったのと同じくらいの虚無感に襲われながら過ごしたこともあります。
それでも40代まで生きてこれたのは、自分で変わろうと思ったから。
期待するのは自分だけにしよう
人生は厳しく、漫画のようにはうまくいきません。
ですが自分が望むものに近づくことはできますし、実現できるのがこの世界の魅力です。
ブッダのいい言葉があるので、最後にお伝えしておきます。
「心がすべてである。あなたはあなたの考えたとおりになる」
引用:Yahoo!ニュース|人生に悩んでいる人へ。ブッダの名言「心がすべてである。あなたは…」英語&和訳
ようは、思ったようになるってことです。
逆に思わないなら今のまま、想像通りの人生が待ってます。
平均年齢で考えても残りの50年はありますし、それだけあればなんでも叶います。
自分の人生を終わらせないように、やりたいことをやっていきましょう!
この記事があなたの役に立っていれば嬉しいです。
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