新卒で1年半で辞めたら人生終わり?
新卒で入った会社を辞めたい…
毎日会社に行くことがつらい
新卒で会社を辞めたら、「もう人生が終わるんじゃないか」と不安になりますよね。
地獄のような就職活動を経て、ようやく入社できた会社を辞めてしまったら「終わりかも」と感じてしまうものです。
僕も新卒入社した会社を「1年半」で、早期離職を経験しているので気持ちはよくわかります。
正直後悔したよ
一方で僕は現在40代、新卒で辞めても人生は終わることはありません。
僕は、20年近く社会人としてキャリアを築き、人事の経験も15年以上になりました。
当時新卒で辞めたことは後悔していますが、その「選択」があったからこその今があると感じています。
この記事でお伝えする結論は、「新卒で辞めても人生は終わらない」ということです。
ただし、人生は終わらないものの、キャリア的に終わる可能性はあります。
あなたにとって「自分に合ったキャリア」を築けるように、この記事を通じてサポートします。
今回の新卒をテーマとして記事を書くにあたり、新卒について30時間をかけて調査と執筆をしています。
記事を最後まで読んでいただくことで、新卒で辞めても人生が終わらないことを理解できるようになります。
ぜひ最後までお付き合いください!
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新卒で辞めたその後も人生は続く?
最初は、僕自身の新卒で会社を辞めた体験談をお伝えします。
またその後20年近く続いたキャリアについても、ポイントをおさえてお話していきます。
結論として人生は終わりませんが、それなりに苦労したのも事実です。
新卒入社の会社を1年半で辞めた経験
その後の現実!20年後の想いを告白
新卒入社して短期間で辞めた人たち
新卒入社の会社を1年半で辞めた経験
僕のキャリアのはじまりはデザイナーで、紙の媒体を扱うグラフィックデザイナーといわれる仕事をしていました。
僕は上京して新卒で入ったデザイン会社を1年半で辞めた経験があります。
今考えても、自分の無計画さに腹が立つほどだけど、とにかく1年半で辞めてしまったのです。
きっかけは当時付き合っていた人との「結婚」を考えるようになったことでした。
給料が低いデザイナーの仕事は割が合わないと思い込んでいたのです。
若いってこわい
僕は九州の田舎から、20歳で上京してきました。
専門学校を卒業した20歳の僕は、卒業と同時に入社予定だった会社のインターンを辞め、無職で上京をします。
新卒として1番大事な新卒カードをドブに捨ててしまっていました。
もったいない
当時は色々無計画だった
そもそも、無計画に上京したにも関わらず、東京で就職することができたのは奇跡だとしか言いようがありません。
第一志望のデザイン会社に、「デザイナー」として入社することができる専門学生は一握りだからです。
僕は第一志望のデザイン会社で東京の仕事をすることになります。
なんだか順風満帆な上京ストーリーのように聞こえるかもしれませんが、大変なのはここからです。
入社したデザイン会社は長時間労働のブラック企業だったのです。
業界的には仕方ないのですが、クリエイティブな仕事はどうしても長時間労働になってしまいます。
きつい
毎日終電を超えてタクシーで帰る日々に、僕はだんだんとストレスを感じるようになりました。
冒頭でお伝えした当時のお付き合いしていた人との結婚の話もあり、収入面も気になるようになってきた頃でした。
僕が最初のデザイン会社を辞めた理由はこの「長時間労働」と「収入面の不安」だけです。
「もう少し頑張れよ」と当時の自分に言い聞かせたいのが、正直なところです。
さらに言えば、転職市場についてよく知らなかったので転職先はすぐ見つかると安易に考えていました。
「無計画」に「無知」が加わってしまっているので、何が起きてもおかしくない状況です。
親身になって止めてくれた当時の社長や上司には、本当に申し訳ないと思っています。
反省しているよ
ただ、当時の僕は前述の通り転職市場について「無知」の状態です。
新卒で辞めても、「人生が終わる」という感覚はありませんでした。
しかし現実は厳しく、デザイン会社の退職後に仕事が決まらない経験をすることになります。
結果的に「自分の人生がここで終わるかもしれない」と大きな不安を抱えることになりました。
僕はこの人生が終わるかもしれないという経験をしたことで、「先に辞める」ということをしなくなったのです。
その後の現実!20年後の想いを告白
僕は新卒で無計画に会社を辞め、人生が終わるかもしれないという経験をしました。
その後は「無職になってしまう」という不安から、安易に会社を決めてしまいブラック企業で働くという人生が続くことになります。
ただ当時新卒で「辞める」という決断をしたおかげで、「人事」という現在の仕事にたどり着けたことも事実です。
結論としては、新卒で辞めても人生は終わらなかったですし、新卒で辞めて良かったと言える状態になることができています。
それはよかったね
なんとかそこまで頑張った
新卒で辞めて良かったといえるようになった僕なりのポイントです。
東京で働く目標があった
ストレスに向き合い方を学んだ
自分に合う仕事を見つけた
僕は実家が九州で、新卒で会社を辞めてから何度も「実家に帰ってこい」と言われてきました。
正直な気持ちを言うと、「実家に帰りたい気持ち」は結構強かったと思います。
では、なぜ帰らなかったのかといえば「目標」があったから。
目標というのは、東京で「絵の仕事」がしたいという専門学校からの夢です。
残念ながら20年経った今、絵の仕事はできていないのですが、当時はこの目標があったおかげで東京にとどまることができました。
結局のところ新卒で辞めて別の会社に行っても、同じかそれ以上のストレスを抱えることになります。
なぜなら人と仕事をする以上ストレスはなくならないから。
有名な心理学者アドラー氏も「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言うほどです。
人間関係めんどう
ここまでをまとめると、ブラック企業時代など耐えなければならない時期があったのは事実です。
一方でその耐える時期を乗り越えたことで、能力や経験が身につきました。
新卒で入った会社だけではなく、8回の転職で経験したどの会社でも、何らかのストレスには耐える必要があったのです。
働いていると以下の要素は、かならずと言っていいほどストレスの原因になっていきます。
人間関係のトラブル
仕事内容や収入の不満
業界や会社の将来性
ここで僕が言いたいのは、そのなくならないストレスと「いつ向き合うか」ということです。
転職は万能薬ではありません。
最短で成功するキャリアは存在しないし、そんなものを狙っても現実を知って痛い目をみるだけ。
SNS界隈では「転職ノウハウ」を売り物にする、自称「転職のプロ」をよく見かけます。
8回転職をして、人事を15年経験した僕が感じることとして、転職には再現性はないと思っています。
たまたまの偶然でキャリアアップできた人がいたとしても、そのまま同じ求人や条件に自分があてはまるわけではないからです。
自分で考え続けるしかありません。
結論としては、新卒を辞めても人生は続くし、同じようなストレスは感じます。
そのストレスと向き合い、自分を前に進めるのは「どうありたいか」という目標以外にありません。
それは会社から与えられるものではなく、自分の中にすでにあるものなのです。
新卒入社して短期間で辞めた人たち
僕は人事という立場で、辞める新卒を数多く見てきました。
人のことは言えませんが新卒は、結構あっさりと辞めていくものです。
僕のように無計画な人は少なく、より好条件の環境を目指してフットワーク軽めに動いていきます。
ここでは僕が見てきた人の中でも、よい方向に進んだ人たちの事例をご紹介します。
営業から人材紹介
コールセンターから保険会社
カスタマーサクセスからフリーランス
1つずつ説明します。
営業から人材紹介
最初に紹介するのは、営業会社でしっかり成績を出していた新卒です。
採用から関わっていたので、公私ともにサポートしていたのを覚えています。
しかし、会社はブラック企業そのものです。毎日メンタルを削りながら働いているようでした。
しんどそう
その新卒はある程度の実績を出すと、転職エージェントを通じて「人材紹介」会社に転職していきました。
営業やブラック企業での経験がいかされたようです。
その後もたまに連絡をもらうことがありますが、今は地方でサウナを経営する立場になったと聞き驚きました。
コールセンターから保険会社
僕は保険営業をするコールセンターで、仕事をしていたことがあります。
この会社もブラック企業だったのですが、今思うと「週1日の休み」でよくやっていたと思います。
そんなコールセンターでの成績を評価されて、保険会社に転職をした新卒がいました。
僕の部下だったのですが、ブラック企業には何も未練がなかったようでサクッと辞めていきました。
その後もしばらく付き合いはありましたが、休日と年収が増えたので「辞めて正解だった」と本人も言っていたのを覚えています。
僕も当時辞めたかった
カスタマーサクセスからフリーランス
最後に紹介する新卒は少し変わったパターンです。
その会社は個人店の経営者に「Webサイト」を販売して、収益を上げるサポートをするというビジネスモデルでした。
辞めた新卒はWebサイトの保守をする、カスタマーサクセスという仕事をしていたのです。
彼は顧客のWebサイトの収益化をサポートしつつ、個人でもブログをはじめて副業として実績を出すことに成功します。
すごい
結果的にその新卒は副業が成功を納めて、今では会社の経営者という立場になっていました。
新卒を辞めた後に食事をしたことがありますが、生活レベルが格段に上がったと言っていたのを覚えています。
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新卒の次は第二新卒という選択肢
ここまでは、新卒で会社を辞めても、人生は終わらないということをお伝えしました。
そう簡単に終わることはないのが人生です。
結局続くのが人生なら、失敗も含めて経験することを楽しむのがよいと感じます。
ここからは「第二新卒」という考え方をお伝えします。
新卒で辞める人は結構多い
1度は誰かに相談するべき理由
第二新卒で求められる目標と価値観
新卒で辞める人は結構多い
まずは新卒で辞める人がどれだけいるか、全体像を見ていきましょう。
まず言葉の定義ですが、「短期離職」とは一般的に3年以内に退職することを言います。
厚生労働省の調べでは、新卒が3年以内に退職している人の割合は約「32%」となっていることがわかります。
この3年で3割の数字は長年変わることはありません。
ほとんどの場合、新卒は3年以内に3人に1人が辞めるというのが相場となっています。
結構多いね
3年も長いけどね
また、アデコ社の調べによれば、新卒が3年以内に辞めて良かったか?という質問に対しては「約77%」が良かったと答えています。
新卒が辞める理由は「仕事内容」が上位になっています。
これはリクルート社が調べた内容とも一致するので、信ぴょう性が高い情報と言えます。
仕事にやりがいを感じない
給与水準に満足できない
自分のやりたい仕事ができない
またNEXER社の調べでは、2年以内に辞めた割合は20%前後です。
そのうちで「1ヶ月以内」の退職も約2%含まれます。
この数値を見る限り、入社後すぐに退職を考える人も一定数いるということがわかります。
また、ビズヒッツ社が行った調査では、約41%が1年以内に辞めたと回答しています。
これら複数の調査からわかることとして、短期離職と言われる3年以内の離職は特別なことではないことが判ります。
特に新卒は、転職市場では「第二新卒」というポジションをとれますので早めに動いた方が有利な場面もあり得るのです。
一度は誰かに相談するべき理由
いざ辞めるとなったときに、結構つらいのが上司や会社とのすれ違い。
僕も退職のタイミングで「そうだったの?早く言ってよ」と上司に対して感じたことが何度かあります。
辞める時になって本音を言い合うというのは、よくあることなのですが意外とそこで問題が解消されたりします。
「引き止められるのが面倒」という気持ちもわかります。
パーソル社の調べでは、約54%が引き止めにあったと回答しています。
結構引き止められる
辞めさせたくないんだよ
僕が言いたいのは「辞める必要がない」という、可能性をつぶしておきましょうということです。
退職は会社の全てに対して、愛想をつかせた時にとる行動です。
「これさえなければ」が、上司との会話で解消されることもあります。
退職を覚悟するときに、相談することにはメリットがあります。
会社や上司の本音がわかる
交渉の場として使うことができる
会社を見限りキッパリ辞められる
僕は退職時に上司に引き止められたおかげで、人事のきっかけとなる会社に留まることができました。
当時は役員からパワハラを受けていたので、配置を変えたり居心地を良くすることを約束してくれたのです。
よかったね
ある意味「退職」という行動は覚悟を示すことになります。
その覚悟を受けた会社や上司が「どう出るか」見極めるべきなのです。
当然引き止められなければキッパリと辞めれますし、引き止められれば交渉の場に持ち込めます。
また、「退職」に至るまで思い詰めた部下をみて、はじめて部下に向き合おうとする上司もいます。
完璧な上司はいないので、もし退職相談で気持ちが変わったのなら上司の成長にも付き合っていくのも選択肢の1つです。
自分も成長するよ
まとめると、経験できることは「すべて」経験して辞めるほうが、自分のためになるということです。
断言はしませんが、かなりの確率でどこの会社でも同じか、それ以上のストレスと向き合うことになります。
そうなのであれば、もう少し今の会社で「ストレスとの付き合い方」を身につけることをおすすめします。
第二新卒で求められる目標と価値観
新卒で入社した会社を3年以内に退職すると、転職市場では「第二新卒」という扱いになります。
3年というのは目安で、明確には定義されていません。
第二新卒とは、学校を卒業して企業に就職してから数年で転職を希望する若手のこと。明確な定義はありませんが、勤続年数1~3年の層を指すことが多いようです。
引用:日本の人事部|第二新卒とは
人事の現場では1度か2度までの転職であれば、第二新卒扱いされることが多いです。
第二新卒は短期間で辞めていたりしても、そこまで厳しい目を向けられることはありません。
第二新卒カード
新卒の特権だよ
学情社の調べでは、第二新卒の転職理由は「やりがい」が上位です。
やりがいがある仕事
年収を上げたい
残業を減らしたい
終身雇用ではなくなり、会社が個人のキャリアを考えてくれなくなりました。
というより、会社も将来が見えないのが実際のところなので、個人のキャリアに責任を持てないというのが正直なところなのです。
そのため、新卒もやりたくない仕事を続けるのではなく、積極的に自分のやりたい仕事を目指すのが当たり前になりました。
サバイバルだ
一方でジェイック社の調べでは、第二新卒を含む若手社員の約67%は「自分の強み」がわからないと答えています。
40代の僕でさえ、最近まで強みをはっきりと理解できていませんでした。
フィードバックの機会が少ない第二新卒が、自分の強みをはっきりと理解することは難しいのが現実です。
自分の強みがわからなければ、わかるまで「修羅場で経験を積む」ほかないというのが僕の考えです。
第二新卒は「短期離職」をある程度は許されるというメリットがあります。
一方で、1社目を短期で辞めてしまっており「修羅場」を経験していないので、2社目の選択を間違ってしまう可能性があるのがデメリットです。
2社目でも同じようなストレスを抱えてしまっては、無駄に経歴が増えるだけです。
それは避けたい
1社目を短期離職したという経歴は、その後もずっと残り続けます。
そのため、第二新卒になってまで、実現したい「目標」があったということが、その後の転職市場では重要になるのです。
また2社目でミスマッチを再発させないためにも、自分にとって何が重要かという「価値観」を整理する必要があります。
第二新卒として転職をする場合は、最低限この「目標」と「価値観」を整理できていれば問題ありません。
目標と価値観を軸に、「ここなら自分に合いそう」という仮説を立てながら行うのが転職活動の基本だからです。
\ブラック企業は排除してるから安心/
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辞めたいのは甘え?人生が終わる前に
ここまでは第二新卒という、新卒を短期離職した場合の選択肢をお伝えしました。
今考えると僕は新卒カードも、第二新卒カードもドブに捨てるような、就職や転職をしていたので後悔しかありません。
安易に転職を「逃げ道」とするのは失敗のもとです。新卒を辞めて20年経ちましたが結局どこまでいってもストレスはついてきます。
人間関係は本当に面倒
さてここでは「本当に人生が終わる」可能性について触れていきます。
人生が終わるという表現は少し大げさですが、問題のある職場に長くいるとキャリア的に価値がなくなるというリスクがあるのです。
ゆるブラックかも?成長できない職場
給料や労働環境がひどいことが発覚
企業文化が合わないと不幸になる
ゆるブラックかも?成長できない職場
僕の自論の1つに「真のブラック企業」というものがあります。
それは成長できない職場です。
成長というのは、ありたい自分に向かって「変化」をしていくことと言えます。
ありたい自分という「理想の姿」は、僕の経験から言うと尊敬できる人物との出会いがきっかけになることが多かったです。
理想の姿を描けるようになると、今の自分の「できていない部分」がよく見えて違和感を感じるようになります。
違和感を埋めるために自分を変化させていくことが、結果的に成長というものにつながっていくのです。
変わったねって言われたい
理想があると変われるよ
冒頭にお伝えした成長できない職場では、この尊敬できる人物との出会いがほとんどありません。
また仕事や職場環境が「温室」のように、安定しているという特徴があります。
現代ではこういった成長できない職場のことを「ゆるブラック企業」や「パープル企業」と言い、若者を中心に警戒されています。
「ゆるブラック企業からの転職」に肯定する方は76%。若手層ほど肯定的な結果に。
引用:エン・ジャパン|若手優秀人材が去っていく「ゆるブラック企業」調査レポート
ゆるブラック企業の特徴です
残業が少なく職場の雰囲気はよい
年収アップの見込みがない
スキルアップする経験が積めない
僕は1年くらい「ゆるブラック企業」の環境で働いたことがあります。
定時で終わる仕事や、仕事が忙しくない環境がとても居心地が良かったのを覚えています。
しかしその会社は倒産し全員がバラバラになりました。「ゆるブラック企業」の環境は、倒産する前触れだったのかもしれません。
僕の場合は「倒産」というトラブルのおかげで強制終了しましたが、ゆるい環境で働いた期間は何も成長しておらず転職活動では苦戦しました。
あのまま何も考えずにずっと過ごしていたら、と考えると背筋が凍ります。
まじめに時間が無駄だったよ
AlbaLink社の調べでは、ゆるブラック企業で働きたくないと思う人は約68%と過半数を超えています。
その理由の上位は「成長できない」と「収入が増えない」です。
ある程度の年収があるのであれば、思考停止をしてしまえばゆるブラック企業は長年居続けることは可能です。
一方で僕のケースのように会社が倒産するというリスクや、ゆるい環境は倒産の前兆という可能性さえあります。
キャリアを積み上げるという観点で考えるのであれば、会社で働くメリットは個人では得られない「経験」です。
経験を得られない、ゆるブラック企業で働くことは会社で働くメリットを捨てているのと同じことになります。
特に転職しやすい20代をゆるブラック企業で過ごせば、何もスキルが身につかず転職しにくいキャリアを自ら作ってしまうことになるのです。
給料や労働環境がひどいことが発覚
新卒で「辞めたい」と感じる背景にあるのは、当初の想定と違うことが起きた場合がほとんど。
その「想定していなかったこと」の中には、以下のようなものがあります。
給料が上がりにくい
残業が多くて帰りにくい
パワハラがある
実際に入社して感じるこういった想定外のことを、「リアリティショック」といいます。
「リアリティショック」は、新卒に限らず中途採用の現場でも起きています。
エンジャパン社の調べでは、リアリティショックを受けた人のうち約82%は転職に満足できていないと答えています。
就職や転職でミスマッチがなくならない大きな原因は、このような開示されない情報によるところが大きいです。
入社まで秘密
公開できる範囲が狭いんだ
僕が経験した会社では、あえて必要のない情報まで開示しないという姿勢で選考を進める会社が多かったです。
なぜなら実態を「つつみ隠さず」に開示してしまうと、人材採用が困難になるからです。
実際働いたら有給が取りにくかったとか、実は残業が多かったといった環境はミスマッチだったとしか言いようがありません。
僕は8回の転職で現実を知り、転職に幻想を抱かないようになりました。
切なすぎる
また、人事制度に不満を持って辞めるという人は新卒だけでなく中途も含めて多いです。
ライボ社の調べでは評価制度に不満があるのは約72%と、多くの人が不満を持っていることがわかります。
評価制度への不満は、アデコ社が行った別の調査でも近い結果が出ており、信ぴょう性が高いと言えます。
不満を持つ理由の上位は「評価基準が不明確」です。
人事制度をつくる立場から言うと、完璧な人事評価制度をつくることは不可能です。
なぜなら様々な制約条件のもとで、人事制度を検討しなければならないから。
昇給率の上限
職種による評価の違い
仕事による難易度の違い
結論、こういった条件をならして「あたりさわりなく」出来上がるのが人事制度です。
「頑張ればどこまでも昇給する」みたいな設定をしてしまえば、会社は赤字になってしまうのです。
ちなみに僕は一度制度の設計をミスしてしまい、とんでもない歩合が出てしまうことを経験しています。
トラウマになったよ
少し長くなったのでまとめると、基本的に人事制度が納得できることは少ないと考えるべきです。
人事界隈でも、人間の可能性を人事制度で測ることは不可能と言われているからです。
企業文化が合わないと不幸になる
「企業文化」という言葉を聞いたことがありますか?
会社ごとにある価値観や行動の基準のようなものを、まとめて表現したものが企業文化というものです。
「企業文化」とは、それぞれの企業で培われた価値観や行動規範を意味する。企業経営や事業活動に大きな影響を与えるとされている。その内容は企業によって異なる。
HRpro|「企業文化」の意味や重要性とは? 企業事例や醸成に必要な8つの要素も解説
断言してもいいくらい、企業文化は働くうえで重要です。
企業文化が合わなければ、辞めることになる可能性さえあります。
そうだったのか
ミスマッチの原因にもなるよ
僕が人事の仕事として専門に扱っているのが、この企業文化というものです。
いい会社をつくるということをコンセプトに、企業文化の研究を続けて僕自身キャリアを積み上げています。
ちなみに、企業文化を専門的な言葉であらわすと「組織開発」という分野になります。
難しい
企業文化をすごく簡単な例えで言うと、以下のようなものがあります。
あいさつが明るい
チームワークが重要視される
仕事のスピードが早い
こうした小さなことが積み重なってできるのが企業文化です。
例えばチームワークを大事にしたい人が、フルコミッション(完全歩合制)のような会社に入れば個人主義なのでミスマッチとなります。
合わないよ
僕はHSPなので基本的に大人しい性格です。
そう、人事ですが大勢の人や、うるさい場所は苦手です。
盛り上げなければいけないイベントの運営企画は、正直ストレスを感じます。
こんな僕が「体育会系」のブラック企業で働いたことがあります。
垂れ幕が天井からかかってたよ
大音量で邦楽が流れるオフィスで、毎朝大声で朝礼をやらされて、元気でいることが正義な職場です。
今考えてもよく5年もいたなと感じるほど、自分とは合わない企業文化の会社でした。
最終的には「お前この会社のこと嫌いだろ」と、アンチ扱いされていました。
仕事はやりがいがあったのですが、企業文化があわなくてプラスマイナスが相殺された感じでした。
切なすぎる
僕のような極端に合わない職場は、なかなかないと思いますが企業文化が合わないというのはこういうことです。
今は静かなオフィスで穏やかに過ごせていますが、企業文化が合わないと毎日ストレスを受けることになるので注意が必要です。
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新卒採用の舞台裏を人事が解説します
ここまでは長く在籍すると、本当に人生が終わってしまう会社の特徴をお伝えしてきました。
長く勤める価値がない環境かどうか、見極めるための参考にしてもらえればと思います。
ここからは新卒採用の舞台裏と称して、会社側の視点をお伝えしていきます。
僕たち人事がどんな動き方をしているのか理解してもらうことで、新卒で入った会社を辞めてもいいと思えるはずです。
新卒採用する会社側の本音
山ごもりの合宿で即日退職のトラブル
満足のいく評価制度なんてない
新卒採用する会社側の本音
会社はなぜ中途ではなく「新卒採用」をするのでしょうか。
即戦力の中途を採用した方が効率的な気もしますが、実は会社にとって新卒採用には多くのメリットがあるのです。
会社の企業文化に染めやすい
一度に大量採用ができる
格安の賃金で労働力が確保できる
厚生労働省の令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況によれば、新卒の平均年収は240万円前後です。
帝国データバンク社の調べでは、20万円に満たない初任給の会社も約35%存在することがわかります。
以下のインタビューにあるように、会社としては初任給を引き上げたくても、資金がなく低賃金にならざるを得ないのが実態です。
求人市況を考えると、初任給を含め、賃金の増額は必須と考えているが、仕入れ価格の高騰に対し販売価格がとても追いつかず、特に中小企業の経営は苦しい
引用:帝国データバンク|<緊急調査>2024年度賃上げ実績と初任給の実態アンケート
かなり安い
最低賃金に近いよ
賃金を抑えて労働力を大量に確保する、という点では新卒採用一択です。
特に労働集約型の産業の場合、いかに採用コストを抑えるかが重要になります。
僕が働いていたコールセンターでは、新卒の大量採用をしていました。
その会社は年間で300人以上の新卒を採用していたのです。
多いね
コールセンターの一般的なビジネスモデルの1つとして、受託した業務を行うというものがあります。
これは簡単に言えば、カスタマーサポートや営業電話対応などが一般的です。
問い合わせの対応など、多くの電話対応が必要となる典型的な「労働集約型」のビジネスモデルです。
そのため新卒を大量に採用することで、低コストな労働力を確保することで収益を確保するのです。
なるほど
また、会社としては大事な新卒に辞められては困るので、「大学のサークル」のようなゆるい職場をあえてつくる。
今の言葉で言えば、まさに「ゆるブラック企業」の典型でした。
当時社内外の社員からは「動物園のようだ」と、バカにされていたことを覚えています。
何が言いたいかというと、会社側は個人のキャリアなどはほとんど考えていないというのが実態です。
こわいよ
同じレベルの新卒同士、ゆるい職場でのびのびと仕事をすることができても、冷静に考えればキャリアとして積み上がっているものは少ない。
いざ転職をしようとした時に「同業種」しか行き場がない、といった現実を目の当たりにすることになります。
僕は会社都合のこういった採用業務を経験したことで、会社や経営者は信用せず自分のキャリアのために利用するべきだと考えるようになりました。
ちなみにですが、大量採用をする会社は「大量離職」を見込んでいることがほとんどです。
実は大量採用をする企業は業績が拡大しているところだけではありません。業績拡大以外に、大量離職を見込んでの採用を進める企業も実はあります。
引用:日本経済新聞|採用者数大幅増加の企業は危険? 安全?
山ごもりの合宿で即日退職のトラブル
もう1つのケースでお話するのは、新卒を厳しいふるいにかけて退職させる会社です。
ブラック企業で働いていた時の話ですが、その会社はそもそも離職率がかなり高い過酷な環境でした。
しかし選考では「厳しい仕事である」ということを伝えて、それでも入社するという新卒が集まっていました。
成長意欲のあるポテンシャルが高い人材が多かったと感じています。
優秀な人たちだ
ただ、その会社には入社すると「必ず行うイベント」がありました。
振り返ってもかなり異常な習慣だと感じますが、入社時に新卒全員で「山ごもりの合宿」を行うのです。
数日間「帰れない環境」の中に放り込まれた新卒は、合宿のプログラムに従うほかありません。
僕も入社時に同じ合宿に参加させられ、トラウマになるくらいつらい経験でした。
新卒に合宿を行う会社は「ブラック企業」だと言われることがありますが、あながち嘘ではないと思います。
こんな手段を取ることはバカらしい。右も左も分からない新入社員を恐怖にさらして考える力を奪い、逃げ場がないようにしている洗脳の一種だと思いませんか。
引用:文春オンライン|山奥の寺で行われたブラック企業の「最悪な新人研修」
帰りたい
実際帰る人もいるよ
また、合宿は「1分」も休む隙がないほどに過密なスケジュールです。
しかも講師は何かにつけて怒鳴るようなパワハラを平気でするタイプで、新卒は逃げ場がありません。
結果的にかなり覚悟を持って入社したにもかかわらず、泣き出す人もいるほど厳しいのです。
実際に合宿中に退職する人や、合宿終了後に退職する新卒も一定数出てきます。
かなしい
「1日で辞めた」という新卒が、世の中にいるのもこういった経験があるのでわかる気がします。
意外にもあっさりと退社は認められたという。高岩さんが社員証や社員向け資料を返却し、本社ビルを出たのは、出社から3時間後のことだった。
PRESIDENT|入社初日3時間で会社辞めた新卒の言い草
会社としては企業文化に合う人材を見極めるためのイベントですが、新卒にとってはとんでもない迷惑です。
こういったブラック企業のようなケースは少ないものの、一定数を何らかの「ふるい」にかけようとする会社は僕の経験上存在すると言えます。
満足のいく評価制度なんてない
会社からの評価に不満があるという人は多いです。
理由としては、前述した通り「評価が曖昧だから」ということが多くの理由を占めていました。
僕は評価制度をつくる立場で仕事をしているので、評価制度に不満を持つ人の気持ちがわかります。
実際僕は20年仕事をしていますが、満足のいく評価をもらったことはありません。
評価されて嬉しかったのは、せいぜい抜擢でマネージャーに昇格した時くらいです。
それでも死ぬ気で仕事をした時期だったので、自分の中では当たり前の評価でした。
かなり頑張った
評価制度に満足できないことには理由があります。
評価制度は万能ではない
昇給率の上限が存在する
評価者が教育を受けていない
評価制度は万能ではない
前提として評価制度は万能ではありません。
評価をするために色々な分類がありますが、結局のところどうにかして「貢献」を測ろうとしているだけです。
定型業務でもない限り1年を通じて変化はありますし、目に見えない貢献もあります。
評価制度はこういった、変化する要素に対応できません。
上司がずっと隣で見ていれば、納得いく評価を受けられるかもしれませんが現実的ではありません。
難しいんだ
昇給率の上限が存在する
どこまでも昇給ができることや、おどろくほどの年収アップは現実には起こりにくいです。
会社の資金が上限として存在するので、昇給できる額というのはかなり現実的な金額に設定されています。
一般的な昇給率は、1%から1.5%程度です。
金額で言えば5,000円から2万円くらいが相場なので cそれ以上を求める場合は歩合制などの会社をおすすめします。
評価者が教育を受けていない
「上司がちゃんと評価してくれない」という不満を僕も抱いたことがあります。
でもこれは「評価する側」になればわかるのですが、とてもプレッシャーがかかることです。
正直上司といっても、評価制度の教育は受けていないことがほとんど。
どうやって目標を決めればいいのか、どう部下に言えばいいのかわからないまま評価をしていることも少なくありません。
上司も不安なのか
このような状況がどの企業でも起こるので、満足のいく評価制度はないと考えた方がいいと思います。
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新卒で辞めてよかったと思うために
ここまでは会社側が「新卒を採用する理由」をお伝えしました。
未経験の新卒をあえて採用するのは、主にコストを抑えることが目的です。
さて、最後に「辞めてよかった」と言えるようにするために、辞めること辞めないことどちらも考えていきましょう。
知っておくべきやめるリスクとは?
実はやめないリスクも存在する
仕事に慣れるまでは時間がかかる
知っておくべきやめるリスクとは?
この記事でお伝えしてきたように、新卒で入った会社を短期離職した場合「第二新卒」扱いをうけます。
第二新卒は短期離職した事実を、会社側が理解してくれやすいので比較的スムーズに転職活動をすることができます。
一方で、第二新卒として入った会社を、また短期離職した場合は転職の難易度がグッと上がります。
当たり前かもしれませんが、「すぐ辞める人」というレッテルが貼られるからです。
厳しい
2回転職したら中途扱いだよ
2社目が幸運にもミスマッチがなく働ければ問題ないですが、そうでなければ大きなリスクが発生します。
ブラック企業を選ぶリスク
契約社員を選ぶリスク
ジョブホッパーになるリスク
1つずつ説明します。
ブラック企業を選ぶリスク
僕は8回転職して、そのほとんどがブラック企業でした。
ブラック企業を選んだつもりは当然ないものの、結果的にブラック企業だったのです。
8回転職をした今であれば、避けることはできますが、転職回数が少ない場合はブラック企業をひいてしまう可能性はあります。
入ってみなければわからないというのが会社なので、一定の確率でブラック企業の要素が存在すかもしれません。
契約社員を選ぶリスク
新卒で辞める人の中には、自信を喪失してしまう人もいます。
「こんな自分では、もう正社員は務まらないのではないか」そう思って正社員というもの自体を諦めてしまうのです。
そして責任が少ない契約社員を選んでしまうケースもあります。
契約社員になってはいけないという記事でも書きましたが、雇止めなどのリスクがあるのでおすすめできません。
即戦力扱いされるリスク
第二新卒として受け入れてもらい、新卒のように手厚い研修を受けられるとは限りません。
会社としては中途採用として、わずかな経験でも評価されて採用しています。
結果的に即戦力として、現場に放り込まれるということもあります。
僕が営業会社に未経験で入った時はまさにその状態です。
仕事量やスピードなど、新卒で入った会社と比べても格段に上がってしまう可能性があるので注意する必要があります。
実はやめないリスクも存在する
いきなりですが、「学習性無力感」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
学習性無力感とは、アメリカの心理学者『マーティン・セリグマン』氏らが提唱したものです。
「何をやっても無駄」だとわかると、努力しなくなることを言います。
学習性無力感とは「努力を重ねても望む結果が得られない経験や状況が続いた結果、何をしても無意味だと思うようになり、不快な状態を脱する努力を行わなくなる」状態のことを言います。
引用:indeed|学習性無力感
やっても意味ない
大企業とかに多いかもね
例えば、新卒で入社した会社でストレスを感じているのに、耐えながら仕事をし続けたとします。
何を言っても変わらない上司や、レベルの低い同僚にいら立ちを感じます。
このような状況に「慣れ」てしまうと、何をやってもどうせ無駄だという考え方になり学習性無力感の状態になるのです。
シンプルにやる気のない状態が長く続けばキャリア的にもマイナスです。
転職時の「この期間何をやっていましたか?」という質問にうまく答えられない可能性があります。
ダラダラしてちゃまずい
また、不満があるけどいつか解消されるかもしれないという楽観視することにもリスクがあります。
求人は「生物」であり、常に動き続けています。
人気職種などであれば、1週間でクローズする求人もあるほどです。
そういったチャンスは、転職をしようという明確な動機がないとなかなか掴むことはできません。
いつかチャンスが飛び込んでくる、ということはほとんどありません。
自分で動くしかない
さらに言えば20代で第二新卒として、転職ができるのはせいぜい2回までです。
新卒カードと同様に「第二新卒カード」を使うのであれば早めに自分のキャリアを考える必要があります。
仕事に慣れるまでは時間がかかる
そもそもの話をすると、仕事に慣れるまでは「1年」はかかるものです。
「そんなに長いのか?」と疑問を持たれるかもしれませんが、8回転職をした僕の経験から言うとそのくらいかかります。
詳細は「転職後半年は仕事ができない」という記事に書きましたので参考にしてください。
意外と大変なんだ
慣れるって時間がかかるんだよ
新卒として入る会社や、第二新卒で入る会社も同じくらいの時間が必要になります。
何が言いたいかというと、仕事が一巡する1年くらいは「通常よりしんどい状態」ということです。
慣れない環境では、自分の能力を十分に発揮することはできません。
慣れてから辞めるかどうか、見極めても遅くはありません。
仮に新卒で入った会社を辞めて、第二新卒として入った会社も合わなかったとしても少し慣れるまでは様子見してみましょう。
様子見する
なぜ慣れるまでにそこまで時間がかかるのかというと、人間関係が出来上がる時間に関係しています。
入社したての時期はほとんどの場合、他人レベルの関係からスタートします。
そこから少しずつ自分を知ってもらって、信頼関係を築くのは一朝一夕では難しいのです。
そのため最初の1年は、人間関係づくりに注力することが重要だと考えます。
仕事よりも人間関係かー
仕事のやりがいや、仕事のやりがいは職場の人間関係と密接に関係しているからです。
ちなみにこの人間関係の問題は、どの会社に入社してもつきまとうので早めに対人スキルを上げていくことをおすすめします。
人間関係づくりをする努力をしても、関係が良くならない場合は職場に問題がある可能性があります。
僕はエンジニアが多く働く職場で働いたことがありますが、関係を持とうとする意欲がない人が多く、まさに学習性無力感の状態でした。
環境次第では努力が報われないよ
まとめると、仕事に慣れるまでは長い時間がかかります。
まずは、あまり焦らずに自分のできることに注力することが、安易に短期離職をしないためのポイントです。
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新卒の退職についてよくある質問
- 新卒で入社した会社を1年で辞めた場合は人生終わりだと考えた方が良いですか?
-
人生が終わることはありません。短期離職した場合はその理由を面接で伝えて理解してもらうことが重要です。厳しい結果が続くかもしれませんが採用してくれる会社は必ずあります。
- 新卒3ヶ月で辞めたら人生終わりでしょうか?
-
3か月で退職したとしても人生は終わりません。極端な人であれば1日で辞める人もいます。違和感を感じて辞めるという選択をしたのであればその価値観を大事にして、転職先を探していくことが重要です。
- 新卒で入った会社を半年で辞め、その後入社した会社も辞めてしまいました。もう2度と正社員は無理でしょうか?
-
正社員が無理ということはありません。僕は8回転職をしていますが、会社によって企業文化や仕事の難易度はバラバラです。自分に合う会社は必ずあるので根気強く探すことをおすすめします。
新卒で辞めても大丈夫!人生はまだ続く
最後までお読みいただきありがとうございました。
嬉しいです!
ありがとうございました!
長くなりましたが、結論としては新卒でやめても人生は終わるどころか始まります。
新卒で入った会社を辞めることは、自分の「価値観」を強烈に意識する貴重な経験です。
人生のあらゆる場面において重要なのは、自分の「好き」か「嫌い」かという価値観だからです。
この価値観の1つである「嫌い」を入社することで、知ることができたのはとても大きな成果だといえます。
価値観重要だ
本当に人生が終わってしまうのは、違和感や価値観に気づかずただ年齢を重ねてしまうことです。
中途採用をしていると50代でも、自分の価値観がわかっていない人もいます。
「会社をやめる」という行動の中にある、自分の価値観を大事に第二新卒として前を向いていきましょう。
この記事があなたの役に立てていれば嬉しいです。
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