転職アカホン?
どんなサービスなんだろう?
今回は転職サイトの「転職アカホン」という面接情報特化口コミメディアをご紹介します。
転職の口コミサイトは複数ありますが、面接情報だけに特化するというユニークな切り口でサービスを展開しているサイトです。
結構レアな情報が多いです
面接は一発勝負の世界でやり直しができません。
そのため入念な準備と、できるだけ多くの経験者からの情報が必要になるのです。
しかし面接の情報は世の中に出ることが少なく、当事者の記憶にしか残らないことがほとんど。
このように共有されにくい「面接の情報」というのは、これから選考を受ける多くの人の参考になるはずです。
- 転職アカホンは面接に特化した転職サイト
- 無制限に使えるコンサルタントとの面接対策が頼りになる
- 幅広く企業を知ることで自分に合った会社を見つけることができる
先輩経験者の選考の知見を共有してもらい、対策ができる転職アカホンは有益なサイトだと感じます。
ちなみにこの記事を書いている僕は、人事として15年の経験に加えて国家資格キャリアコンサルタントとMBA(経営学修士)を保有する「転職のプロ」です。
転職アカホンが特化している「面接」という情報には、価値があることはよく理解しています。
入社したい会社や、興味がある会社の選考手法を知ることによって、自分に合っているか見極めることも可能です。
この記事を最後まで読めば転職アカホンの活用方法がしっかりとわかるようになります。
ぜひ最後までお付き合いください!
運営会社情報
転職アカホンを運営する会社は株式会社HAREです。
会社の社名は日本語の「晴れ晴れ」に由来するもので、人や社会を明るく照らせるようにという想いが込められています。
企業のビジョンも「HARE H”ARE」とユニークなビジョンを掲げている会社です。
クチコミから安心・信頼のできる会社を確立し、弊社のモットーである『HARE H”ARE』とした未来作りに向けてサポートしていきます。
引用:HARE|株式会社HAREはクチコミ登録数 “人材業界NO.1” を目指します。
想いが込められた良いビジョンだと思います
会社名 | 株式会社HARE |
コーポレートサイト | https://hare-inc.co.jp/ |
住所 | 東京都品川区西五反田3-15-6 リードシー目黒不動前ビル2F |
設立 | 2020年2月 |
事業許可番号 | 13-ユ-312573 |
運営サイト | 転職アカホン ハレキャリ |
Wantedly内にあった「働いている人のコメント」も生き生きとしていて楽しそうな雰囲気が伝わります。
入社してよかった事を教えてください。
引用:Wantedly|社員全員に聞いてみた『入社して良かった事・変わった事』って何ですか?(後編)
思いやりのある人が多いこと/自身の成長環境があること/チームで業務を進める意識が強いこと/お互いの成功に対して喜び合える環境があること
会社のことが好きな人が集まっているというイメージでかなりポジティブな印象を受けました。
人材を扱う会社だからこそ働いている人同士もつながりを大事にしていることが感じられます。
- みんな仲が良いです!おやすみの日にも遊んじゃうくらい仲良し。
- 面白い人が多い所。一緒に働く“人” は大事です。
- 周りが良い人ばかりな所。
転職アカホンを運営している株式会社HAREは、人や社会に対する想いをもった人が集まった会社といえます。
こういった組織だからこそ、「面接」という転職活動において重要な情報を提供するサービスを思いついたのではないでしょうか。
株式会社HAREに興味がある人は、HAREのWantedlyを覗いてみてください。
転職アカホンは選考の情報を知ることができる
転職アカホンは興味のある企業の、直近のトレンドなどの概要を知ることができる転職サイトです。
転職アカホンでは実際に選考を経験した「転職者」と「転職エージェント」からの情報を得ることができます。
主に「面接の際にどんな質問をされるのか」という情報を知ることができるので、どんなことを聞かれるのか予想することができるのです。
- 仕事をするうえで大切にしていること
- 今回の退職理由
- 空白期間はどんなことをしていたのか
選考の質問というのは企業によって様々で、選考のフェーズによっても変わってきます。
どんな内容を聞いてくるのかということを知ることは、つまり企業が何を知りたがっているのかについて仮説を持つことができるのです。
ちなみに僕が転職活動で個人的に重視するのは「企業文化」とのマッチング。
企業文化は会社が持っているMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)から生まれてくるものです。
企業の人事採用担当は基本的には、このMVVに沿った質問を選考でしてくるはずです。
なぜならMVVの実現を目指し体現できる人を探しているから。
たとえば全然MVVと関係のないような質問をするという情報が転職アカホンに記載されていたら、それはもしかしたら「ハリボテビジョン」の会社かもしれません。
ハリボテビジョン?
見せかけだけで形骸化したビジョンのことだよ
ブラック企業を引いてしまう原因の1つに、こういった見せかけだけのMVVを持っている企業の存在があります。
MVVやコーポレートサイトなどの「見た目」を良くしているだけなので、中身が伴わない可能性があります。
人事目線でアドバイスすると、ミスマッチを減らすためにも転職アカホンを使って「MVV」を大事にしているかどうかを見極めることも重要になっていきます。
回数無制限の無料面接対策で徹底サポート
回数無制限の「無料面接サポート」は転職アカホンならではの強みです。
転職アカホンにも書いていますが面接はやり直しができない一発勝負、正直場数がものを言います。
面接は「その面接の時間」だけで合否が決まる“一発勝負“。事前の備えで通過率はグッと上がります。アカホンで得た情報をもとに、無料面接対策で練習して自信をつけて面接本番に望みましょう!
引用:転職アカホン
面接対策をしていないということは、何も準備をしていないということなので面接当日に失敗する確率が高いです。
でも何をやればいいのかな
転職アカホンのコンサルタントに聞いてみよう
僕は15年の人事経験と8回の転職経験を経て、ようやく自分なりの面接スタイルが確立できました。
ぶっちゃけ20代の頃は面接で失敗しかしていないと思います。
僕が面接に慣れて自分の面接スタイルを確立することができたのは、純粋に面接の経験を積んだからです。
- 質問のパターン
- 面接官のタイプ
- 企業が求める回答
などなど、人事をやっていればわかることも多いですが一般の求職者が慣れるまでには相当の経験をこなす必要があります。
転職のアカホンならその面接対策が無制限に受けられるうえに、転職コンサルタントと1対1で相談することもできます。
何度も言うようですが、面接は慣れる必要があります。
面接というよりも、人と話すことや自分の考えを言葉にすることに慣れておく必要があるのです。
学情社の調べでは学生の56%が面接に自信がないと答えています。
学生は自分の価値観や働く動機を言語化した経験が少ないので、自信がなくて当然です。
一方で中途の転職でも、転職回数をこなさない限りは自己分析も面接対策も弱いままです。
せっかく入りたい企業が見つかっても、面接でポテンシャルを発揮できずに終わってしまったら後悔してもしきれません。
面接に自信がないなら転職アカホンのコンサルタントに相談してみるのがいいでしょう。
ちなみに僕がおすすめする転職の本はこちらの「新卒採用基準」という本、社会人基礎力など基本となる視点を理解して面接に挑むことができますし中途でも使えます。
新卒採用をしていた時に就活生におすすめして紹介していました。
中途でも役立つ情報が書いているので参考にしてください
転職アカホンを使うメリットとデメリット
転職アカホンを使うメリットとデメリットはこちらです。
転職アカホンの強みは、とにかく面接に特化している転職サイトということです。
面接を経験した人の声や、転職エージェントのコメントを読むことができるので参考にすることができます。
何を聞かれたか知れるのは大きい
貴重な情報源だね
また、面接対策を無制限で受けられる点も転職アカホンを使うメリットだといえます。
一般的な転職エージェントは以下のように制限があることが多いです。
- 3ヶ月の期間限定
- 面談は20時間まで
ほとんどが数時間面接対策をする程度で終わるなか、転職アカホンは無制限に相談ができるので自分の面接の欠点などを深く知ることができます。
一方でデメリットとしては比較的新しいサービスになるので、情報がまだあまり多くはないということです。
転職アカホンのユーザーが増えていくことで口コミも増え、参考にすることができる情報がふえていくと思います。
現役採用担当者から見た転職アカホンの強み
最後は人事の採用担当目線で「転職アカホン」というサービスの強みを整理してみました。
僕は採用担当者として60以上の採用チャネルを併用しながら、採用活動をしているので様々なサービスを見てきました。
その中でも転職アカホンは、面接というピンポイントの情報に特価しているのがいいと感じます。
面接の情報は転職アカホンスタッフが目視で確認して精査しているので、一定のクオリティを担保することもできています。
他にはあまり見たことがないです
面接だけって珍しいよね
どんな質問をされたのか?という情報をもとに転職コンサルタントに面接対策の相談も無制限でできるのが大きな強みといえます。
記事でもお伝えしたように面接は場数をこなすしかありません。ロールプレイングやフィードバックをもらうことで改善することが可能です。
僕も20代のころに転職エージェントに受けた面接練習の動画はいまだに持っていますが、当時面接対策を受けておいて良かったと感じています。
練習は重要です
また、転職アカホンは企業の情報をまとめてくれているので、どんな傾向があるのか、どんなMVVを持っているのかということを簡単に把握できます。
特にMVVと関連サイトをまとめてくれているのはありがたいです。
転職アカホンをベースに企業の関連サイトを研究して、転職コンサルタントに相談するということが可能になります。
ちょっとキャリアコンサルタント的な目線でアドバイスをすると、自分の興味がなかった企業を転職アカホンで調べてみることをおすすめします。
それはどうして?
自分で企業に対する興味を広げることは大変ですが、転職アカホンに同じフォーマットで掲載されている企業を眺めていけば、自分が興味を持つことができるMVVや業績を持っている企業が見つかるかもしれないのです。
心理学者のジョン・D・クランボルツ教授によれば、キャリアの80%は偶然決まると言われています。
これを「計画的偶発性理論」といいます
計画的偶発性理論を簡単にいうと、偶然をチャンスに変えましょうということです。
でも待っているだけでは偶然は起こらないので、その偶然を起こすには自ら行動することが必要と言われています。
- 好奇心:新しいことに興味を持ち続ける
- 持続性:失敗してもあきらめずに努力し続ける
- 楽観性:何事もポジティブに考えていく
- 柔軟性:こだわりすぎず柔軟な姿勢でいる
- 冒険心:結果がわからなくても挑戦していく
僕も現在の本業である「人事」というキャリアにたどり着いたのは偶然でした。でもその偶然を引き起こしたのは自分が行動していたからだと思います。
まとめると、偶然を引き起こすために転職アカホンを活用して、企業を幅広く知ることで自分にとって合う会社を探すことがよいと感じます。
そのヒントになる情報が転職アカホンにはあると感じています。
企業の情報をまとめて把握したいなら転職アカホンが便利!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事をまとめます
- 転職アカホンは面接に特化した転職サイト
- 無制限に使えるコンサルタントとの面接対策が頼りになる
- 幅広く企業を知ることで自分に合った会社を見つけることができる
転職アカホンが面接に特化しているのは、面接で勝負が決まるからです。
どれだけ企業分析をしても、面接という一発勝負で負けてしまったら再チャレンジはできません。
そのため自分が入社したい企業を考えることはもちろん、そのさきにある面接という関門を突破できるよう徹底的に「面接」という要素にこだわってサービスを作り込んでいるのです。
面接対策は本当に重要です
まだまだサービスとしてはこれから立ち上がっていく部分もありますが、面接対策などをしっかり受け自分の入りたい企業に向けて準備するためには役に立ってくれるはず。
転職は内定がゴールではありません。
転職することは、自分がいつかなりたい姿である「Be」を実現するための手段でしかないのです。
現状が苦しくて逃げ出したい時もあると思いますが、自分がなりたいものは何か?を考えそれを実現できる転職先はどこかを転職アカホンで探したりすることで道が拓けるかもしれません。
1人で考えても視野は広がりにくいので、転職アカホンの転職コンサルタントに相談してフィードバックをもらっていきましょう。
この記事があなたの役にたっていれば嬉しいです。