- 結果を出すことに焦ってしんどい
- 転職後の新しい職場の不安がつらい
- 仕事が空回りして自己嫌悪に陥る
転職直後の新しい職場ってしんどいですよね。新しい通勤経路や、見慣れない街、全員知らない人だらけのオフィスは知らず知らずのうちにメンタルを削っていきます。
僕は「8回」転職を経験していますが、転職そのものにはいまだに慣れてはいません。
この記事では、僕が8回の転職で身に着けた「頑張りすぎない方法」と、人事目線で「手を抜いても良いポイント」を併せてお伝えします。
結論をお伝えすると、頑張りすぎないというのは、あなたが職場で「ありのままでいられるかどうか」ということになります。
- 転職後に頑張り過ぎると空回りして消耗する
- 結果より人間関係を築いていくことが重要
- どうしても合わない場合は無理しない
ありのまま
僕は8回もの転職を経験する中で、新しい職場で馴染むために毎回真剣に努力をしてきました。
しかしその努力が空回りすることも多く、正直失敗のほうが多かったと思います。
新しい職場は難しい
入社してはじめのころの頑張りに失敗してしまうと、最悪の場合「退職」にもつながってしまいます。
僕は人事として転職を重ねるなかで、「いい会社」や「人の定着」について深く考えることが増えていきました。
あれこれ考える内に辿り着いた結論としては「無理をしない」ことでした。
もし、あなたが無理をする必要がある職場にいるのであれば、それは転職でミスマッチを起こしている可能性もあるので立ち止まってみたほうがいいかもしれません。
この記事では、どうして頑張ろうとすることが空回りになってしまうのかがわかるようにまとめています。
また、どうすれば無理なく「新しい職場」に馴染むことができるのかについても、人事目線を加えてわかりやすく書いています。
僕の15年以上の人事経験に加えて、30時間以上の時間をかけて真剣に調査・執筆をしていますので、ぜひ最後までお読みください!
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8回の転職経験で学んだ転職のコツ【体験談】
転職って難しいですよね。
僕は8回転職していますが、いまだに慣れていません。400万社ある企業の数だけ転職のドラマがあるので、おそらく慣れることはないと思います。
ただ、転職経験の中で見つけた、「ありのままでいる」という型がありますので、その型をここでお伝えします。
- 転職直後の自分は「幻想」の中にいた
- 全力で結果を出そうとして嫌われる新人
- 「ありのまま」であるために
転職直後の自分は「幻想」の中にいた
転職活動は「非日常」であると、人事の師匠に教えてもらったことがあります。
転職活動は確かに非日常的な出来事の連続で、まるで幻想の中にいるような感覚があります。
- ストレスの多かった職場からの卒業
- エージェントからの王様・お姫様扱い
- 夢と希望に溢れた新天地の新しい職場
これまで当然のように、足を運んでいた職場には、もう行く必要がなくなるのです。
さらに、エージェントからは特別扱いをされ、新しい職場からは魅力的なオファーが届き続けます。
芸能人にでもなったかのような「非日常」の連続に、多くの人は転職活動で地に足がつかなくなります。
これが危ない
僕がこれまでの転職で失敗したのは、この非日常体験が原因で思考停止したことでした。
非日常の中では、客観的に転職活動を続けることは難しく、だんだん「自分が決めた会社だからいい会社のはず」という思い込みが強くなってしまいます。
こうした自分にとって都合のいい思い込みを『確証バイアス』といいます。
自分の思い込みや願望を強化する情報ばかりに目が行き、そうではない情報は軽視してしまう傾向のことを指す。政治、経済、ビジネス、SNS、日々の実生活等のさまざまな場面で散見される。
グロービス経営大学院|確証バイアス
そして新しい職場に入社した直後は、確証バイアスが効いているので「いい会社のはず」という思い込みの中にいます。
面接では知らされていない、社内の人間関係やモンスター社員の存在など、「現実」に気付くこともなく一定期間過ごすことになります。
このように入社直後の現実を知らない状態では、「正しく努力」することはほとんど不可能に近いのです。
しかし、僕も含めた多くの新入社員は「結果を出さないといけない」と焦り、状況を把握しないまま、闇雲に頑張ろうとして消耗します。
つかれそう
新人と言われる期間は、社内においては現実を知らない「情報弱者」であるという認識を持つことが重要です。
情報がない状態を「スポーツ」で例えるなら、ルールを知らずに全力を出しているような状態なのです。
全力で結果を出そうとして嫌われる新人
僕が採用した部下の一人に、絵にかいたような頑張りすぎの新人がいました。
その新人は大企業からヘッドハンティングで採用されたので、前評判はとても高く鳴り物入りで入社したのです。
新人のスペックは高く、求められている結果を出すことは問題なさそうでした。
しかし、入社後すぐに人格に問題があることがわかったのです。「私が会社を変えてやる」と言わんばかりに自分一人で社内を駆け回ります。
驚くことに上司である僕や役員の言う事を聞かずに、自分で考えて勝手に動いていたのです。
全員ドン引き
入社直後から、自分の成果のためだけに独断で動く新人に、周りは完全に引いてしまいます。
新人は「情報弱者」であるということを理解していて、あらゆる社内のキーパーソンから重要な情報を聞き出そうとしていました。
そういう利己的な姿を見た従業員からは、入社後すぐに「あの人からは利用されるだけ」という噂が流れてしまいます。
新人はいつのまにか周りからは煙たがられ、「お手並み拝見」という状態になっていたのです。
結果的に短期間で仕事の成果は出せたものの、周りからは嫌われ一線を引かれた状態になってしまいました。
きつい
ちなみに新人のように、他人を利用するタイプを『テイカー』と言います。
「テイカー」は常に多くを受け取ろうと行動。自分がより有益になるように持っていき、相手が望んでいることよりも自分の利益を優先していくタイプ。
Sportsnavi|人間関係に悩む人が知っておきたい「ギバー」と「テイカー」とは?組織心理学に学ぶ豊かに生きるヒント
他人を利用して、自分のキャリアや社内のポジションを確立してもあまり意味はありません。
テイカーのように利己的な人の周りには協力者は少なくなり、長い目で見て会社に居づらくなるからです。
僕も新人とまではいかなくても、入社直後は闇雲に頑張ろうとしていた時期がありました。
しかし、この極端な新人を見てからは短期的な成果よりも、長期的な周囲との人間関係が重要だと感じることができたのです。
「ありのまま」であるために
僕は転職や人事の経験を積む中で、「ありのまま」でいることの重要性に気付きました。
ありのままで無理をしないことが、本記事のテーマでもある頑張りすぎないことに通じるからです。
人事界隈では、ありのままでいることを『マインドフルネス』と言います。
マインドフルネスとは、今この瞬間の経験に受容的な注意でありのままに気づいている状態を意味します。この状態の中でも経験にありのままに気づくことには、集中瞑想よりも洞察瞑想がかかわっていると考えられています。
NTT技術ジャーナル|マインドフルネス瞑想における「ありのままの気づき」とは何か?――マインドフルネス瞑想の心理・生理・神経メカニズムの解明
このありのままでいるためのマインドフルネスは、「脳科学的」にも効果が証明されており、Google社やYahoo!社でも取り入れられています。
いろいろな良い効果がある「ありのままの自分」ですが、実際僕もこのありのままでいられるようにしたことで転職後に上手くいくようになりました。
ムリしない
転職活動から新しい職場に入った時は、仕方がないことですがある程度、自分を偽っている状態です。
そのままの状態で職場に慣れようとしても挙動不審になったり、頑張りすぎて空回りするだけなのです。
無理をしていない「自然な状態」でいることは、自分のポテンシャルを一番発揮できる状態です。
アスリートもそうですが、試合前にできるだけリラックスして自然な状態でいるように工夫することは有名なことです。
僕は転職活動をする時、転職先を決める重要な基準の1つとして、「自然体で最終面接までいけるか?」をチェックしています。
これはマジで重要
自然に話せたりコミュニケーションできない場合は、入社後の会議も同じように緊張してしまい、能力を発揮できないことが多いからです。
自分にとって無理をし続けなければいけない職場環境は、もしかしたらミスマッチを起こしているかもしれません。
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転職後に頑張りすぎるとメンタル不調に
ここまでは僕の体験談をもとに、転職後は無理やり頑張らないほうがいいということをお伝えしました。
正直無理やり頑張らないといけない環境は、長続きしないのでおすすめしません。
何か理由があるよ
ここでは頑張りすぎることに潜むリスクをお伝えします。
- 無理をすると空回りする
- 適応障害やうつ病になるリスク
- 突然襲ってくる燃え尽き症候群
無理をすると空回りする
無理をすると「空回り」する確率が高くなります。
空回りとは、文字通りかみ合わずものごとが進まないことを言います。
【空回り】論理や行動が発展をみないで同じ状態を繰り返すこと
weblio|から‐まわり〔‐まはり〕【空回り】
自分の能力以上のことをしようとすると、以下のような無理が生じやすいのです。
- わからないことを調べる必要がある
- 要領を得ないので長時間労働になりがち
- 効率がわるく頑張っても成果がでない
これらは、新人の時に頑張ろうとすると起こりやすい状況だと思います。
本人は頑張っているつもりなのに周りからみると、「どうも空回りしているように見える」という状況です。
とても高い出力で動いているのに、歯車がかみ合っていないので、エネルギーが伝わっていない状態になってしまいます。
もちろん本人は頑張っているつもりなので、「結果が出るはず」と思うのですが、残念ながら思ったほどの結果が出ないので消耗します。
行き詰る感じ
そして、要領を得ず詰めが甘い状態なので、追い打ちのようにミスが発生してしまうのです。
ビズヒッツ社の調べによると、「自己嫌悪」に陥る要因はミスや失敗によるものになっています。
自己嫌悪に陥ると自分を嫌いになってしまうので、仕事をする原動力である自信が失われてしまいます。
このように頑張って無理をすると、スパイラルのような状況にハマってしまうリスクが存在するのです。
適応障害やうつ病になるリスク
転職直後はどうしてもストレスを感じてしまいます。
慣れない環境で長時間働くことになるので、仕事以外からも影響を受けることになるのです。
転職直後に「働きたくない」と感じたり、「退職したい」と感じてしまう現象を『3ヶ月の壁』と表現することもあります。
パーソル社の調べでは、80%以上の人たちが「入社3ヶ月目」までにストレスを感じていることがわかります。
深刻なのは自分だけの力では、このストレスがかかる状況から、なかなか抜け出せないことです。
転職後の新人の時期は、頼れる存在もスキルもない状態なので解決方法がわからないからです。
誰にも頼れない
結果的にストレスがかかり続けてしまい、『適応障害』や『うつ病』といった精神疾患を引き起こしてしまう可能性があります。
適応障害には、以下のような症状が現れると言われています。
僕も適応障害やうつ病の症状は経験したことがありますが、元に戻らないことがあるので注意が必要です。
仕事の「不安」や「イライラ」で眠れなくなることが続いて、強いお酒を飲まないと寝れなくなった時はかなり辛い想いをしました。
ウォッカを飲んだ
僕のようにストレスで眠れなくなると、身体や心がしっかり回復できなくなります。
また、適応障害はうつ病の手前と言われており、放置しておくのは危険です。不調が続いていると感じたら専門の医師に相談することをおすすめします。
突然襲ってくる燃え尽き症候群
燃え尽き症候群(バーンアウト)は、誰にでも起こりえる症状です。
これまで仕事を一生懸命頑張ってきた人が、突然やる気を失ってしまうという恐ろしいものです。
以下のような状況に燃え尽き症候群は起こりやすいと言われています。
- 結果を出そうと頑張る人
- 完璧主義な人
- 高い負荷がある環境で働く
個人と環境などさまざまな要因が絡み合って発症するのが燃え尽き症候群ですが、共通しているのは「頑張りすぎている」ことです。
がんばったんだ
僕も一度、燃え尽き症候群にかかったことがあります。
MBAを取得した直後だったのですが、3,000時間以上勉強し続けて「ようやく卒業だ」と思っていたところに燃え尽き症候群になってしまいました。
それはもう本当に、「スイッチが切れた」ような状態です。
そのスイッチが切れた状態は半年以上続きましたが、少し休んだことでなんとか回復させることができました。
一度発症してしまうと、僕のように回復に時間がかかるのが厄介なところです。
労働政策研究・研修機構によると、燃え尽き症候群の尺度には投げやりな態度が多く示されています。
また、同論文の最後には、以下のような重要なことが書かれていました。
「仕事の中の幸福」 を感じ続けるためには、仕事の中にのみ幸福を求めすぎないこと、私生活との間でのバランスされた「投資とゲイン」 が必要なことを、バーンアウトという現象は教えてくれている。
労働政策研究・研修機構|バーンアウト (燃え尽き症候群)
バランスが重要です
転職直後は、仕事に全力投球してしまうのは仕方ないかもしれません。
しかし一度バランスを失ってしまうと、仕事を頑張りたくても頑張れない状況を自ら招いてしまう可能性があることに注意する必要があるのです。
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転職後に頑張りすぎてしまう原因
ここまでは、転職後に頑張り過ぎると起こってしまうリスクをまとめてお伝えしました。
「頑張る」と言っても頑張り方は人それぞれです。
どうせなら結果につながる頑張りをしたいものです。ここでは転職後に「頑張りすぎてしまう原因」を整理してお伝えします。
むりしないで
採用してくれたことに報いたい
人の目や評価が気になる
周りが優秀に見えて焦ってしまう
採用してくれたことに報いたい
入社する前、転職活動では毎日といっていいほど、自分と向き合うことになります。
無数の選択肢の中から、自分がやりたいことや、できることを選ばなければならないからです。
- 毎日のように届くお祈りメール
- 志望動機を整理する面接準備
- 面接で問われる自分の価値
これだけ多くの選択や現実を突きつけられれば、誰でも混乱や不安を感じるものです。
正直しんどい
厳しい転職活動を乗り越えて、ようやく手に入れた「内定」には感謝の思いさえ感じてしまいます。
そういった企業には、報いたいと感じる人が多いと思います。
しかし、その報いたいという感情が邪魔をして「頑張りすぎ」になってしまうのです。
僕が転職後に頑張りすぎてしまった原因は、「自分を採用して良かった」と思われたいという感情からでした。
せっかく採用してくれたのだから、はやく結果を出したいと思っていたのです。
焦るよね
一方で、会社側はそんなに短期間で、結果が出るとは思っていません。
会社が「正社員」をわざわざ採用するのは長期的な投資です。短期で即結果を求めるなら業務委託か派遣を選択します。
逆に即結果を求めるような会社はブラック企業の可能性すらあります。
勘違いをして、勝手にハードルを上げてしまわないようにしましょう。
人の目や評価が気になる
新しい職場は全員が他人です。
そんな環境でいつものペースで過ごすことは不可能です。
新人のときに気疲れしてしまう原因の1つに、「知らない人」が多いことがあげられます。
新しい職場では、自分の居場所がない中で働くことになるので、新人にとっては本当に居心地が悪い環境です。
帰りたい
僕は「HSP」という周囲に敏感なタイプで、いわゆる「繊細さん」といわれる性質を持っています。
HSP(Highly Sensitive Person)は、日本語に訳すと、「とても繊細な人」。人口の5人に1人いるといわれています。
NHK|HSP(とても繊細な人)とは? ストレス・お悩み解決術
オフィスでは周りの動きや目線まで気になるので、本当に落ち着きません。
HSPとまでいかなくても、新人の時期は周りからどう見られているかがかなり気になります。
どう見られてるかわからないので「とにかく頑張るしかない」と視野が狭くなってしまいがちです。
他人のことはわからない
また、転職した直後は、「試用期間」です。試用とあるように、お互いにとってお試しの意味があります。
会社はリスクを減らすために、この試用期間だけ「契約社員」というところもあります。
また、試用期間は一般的に1ヶ月や3ヶ月ですが、「6ヶ月」と長い場合はできるだけミスマッチのリスクを減らそうとしている場合が多いです。
現実的に能力が見合わない場合は、試用期間で終了する可能性はあります。
そのため、なんとか試用期間を全力で乗り切ろうとする人は多いです。
こわいもん
しかし、ほとんどの場合は試用期間で「解雇」になる可能性は低く、以下の要件いずれかを満たしている必要があります。
解雇できる条件の中の「能力不足」が気になるところですが、能力不足と判断するには本人だけの問題ではなく会社側にも責任が問われます。
「指導不足」や「結果だけを評価」などの理由で解雇してしまうと、不当解雇扱いの可能性も出てくるのです。
そのため、慎重に見極める必要があり、会社側が自由に解雇できるわけではありません。
周りが優秀に見えて焦ってしまう
新しい職場で働いている、先輩従業員は優秀に見えてしまいます。
転職直後は新しい職場のことを何も知らないので、テキパキと働く従業員が格好よく見えるものです。
特に「業種や職種」を変えて転職をした場合は、未知の環境なので先輩従業員がより優秀に見えてしまいます。
結果的に「自分はもっと頑張らなければ」という焦りが強くなり、必要以上にプレッシャーを感じて消耗するのです。
比べられてると感じる
転職先の先輩従業員が優秀に見える理由には、以下のようなものがあります。
- 仕事に慣れていて早い
- 結果を出して評価されている
- 良好な人間関係ができている
長年積み上げてきた結果が現れているだけなので、先輩従業員が優秀に見えるのは当然です。
例えるなら、有名人の下積み時代を知らないようなものです。
そのため、先輩従業員と比較することには意味がないのですが、視野が狭くなっている転職直後は客観的に状況を判断できません。
先輩従業員との差を埋めようとしても、「時間の差」がある以上簡単には埋まることはないのです。
そもそも会社や人事も「既存従業員」と「新人」は比較対象とも思っていません。
劣等感を感じて頑張ることは悪いことではないものの、結果が伴わない頑張りは空回りになり消耗します。
また、比較をすると不足部分が目立ち、「自己肯定感」を下げてしまう原因のひとつになります。
自己肯定感は大事
僕のおすすめは誰とも比較をせず、不安に思うことを書き出してみることです。
「書く」ことは、今すぐできるシンプルな方法ながら、不安やストレスを抑制したり、自分の感情を可視化して客観的に自己認識したりすることができます。グーグルでは、マインドフルネスを実践する手法として「ジャーナリング」という、思いつくままに書き続けるワークを取り入れています。
Diamond Online|「今すぐできて効果絶大!」科学的に証明された不安を消し去る方法
頭の中でぐるぐると考え続けても答えは出ません。特に他者との比較は自己肯定感を下げるだけになります。
不安を書き出すと客観的に自分を見ることができるので、比較する意味がないことにも気付きやすくなります。
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転職後はしんどい時期がある!職場に慣れるまでに6ヶ月以上必要な理由
ここまでは、どうして頑張りすぎてしまうのかについてお伝えしました。
転職後は慣れない環境の上、さまざまな不安がつきまとうので、頑張ろうとしてしまうのは仕方がないことかもしれません。
しかたない
ここからは不安がつきまとう新しい職場において、慣れるまでに「6ヵ月以上」必要な理由をお伝えします。
- 転職は違う「国」に来たようなもの
- 人間関係の再構築が必要
- 何を求められているのか期待値が不明
転職は違う「国」に来たようなもの
少し大げさかもしれませんが、転職は住む「国」を変えるようなものです。
住む国が変わったら、変化が大きいことは誰にでもわかると思います。
慣れない文化に接して衝撃を受ける「カルチャーショック」というものがありますが、転職後はこのカルチャーショックの連続なのです。
日本国内の転職であれば人種や言語こそ同じですが、積み重ねた「歴史」や「文化」はそれぞれの企業独自のものです。
その独自の文化に慣れるまでには最低でも6ヵ月以上はかかります。
僕も8回転職していますが、新しい会社のルールや文化に慣れるのは少なくとも6ヵ月以上は必要でした。
異文化怖い
新しい職場で馴染んでいくためのステップとして、『組織社会化の4要素』というものを参考にすることができます。
この組織社会化の4要素の中で特に大事なのは、「学習棄却(アンラーニング)」という部分です。
簡単に言うと、前職までの経験を一旦忘れるということです。
新しい職場でも、前の職場のクセはなかなか抜けません。
しかしクセが抜けないからと言って「前の会社だとこうだった」は禁句です。
前の職場のルールや文化を持ち込むことはどこの職場でも嫌われる原因の1つになります。
ただ、新しい風を吹かせるという意味で、前職の経験をいかしたアイデアは喜ばれます。
新人の意見は欲しい
どこにでも通用する文化はなく、その会社にはその会社の文化があるのです。
まさに「郷に入っては郷に従え」です。
その土地(又は社会集団一般)に入ったら、自分の価値観と異なっていても、その土地(集団)の慣習や風俗にあった行動をとるべきである。
ウィクショナリー日本語版|郷に入っては郷に従え
英語では『when in Rome, do as the Romans do』といい、ローマではローマ人のする通りにしようという意味になります。
違う国(会社)に転職をしたら、まずはこれまでの経験を忘れて新しい文化を学ぶことをおすすめします。
人間関係の再構築が必要
転職後に大きな壁になるのが「人間関係」です。
新人にとっては「面接で会った人」以外は、全員他人なので心細い状況が続きます。
大企業などは『オンボーディング』といって、新人が慣れるまでのサポート体制を人事部が敷いていますが、ほとんどの企業では期待できません。
新人は社内の「人間関係」や「パワーバランス」もわからないので、どう立ち回ればいいのかがわかりません。
結果的に居場所を作ることができず、新しい職場の要領を得ない状況が続くのです。
気まずい
しかし、中途入社者のほとんどは即戦力として扱われます。
入社直後の周囲からの反応は「お手並み拝見」です。
そのため、人間関係をつくっていくきっかけとしては、最初の「理解者・協力者」が欠かせないのです。
注意しなければならないのは、「人間関係を作れずに困ってる」ということを周りに知ってもらう必要があるということです。
いつまでも助けが来るのを待っていると、「口も聞かない感じの悪いやつ」など変なレッテルを貼られてしまう可能性もあります。
ごかいだよ
人間関係が上手くつくれない状況から脱却するためにも、自分から『自己開示』をしていきましょう。
自己開示とは、相手に自分の内面をさらけ出すことです。
自分を知ってもらう以外にも効果があるので転職後は特におすすめです。
人間は本質的に知らないものを怖がる生き物です。
社内の新人も、先輩従業員からすれば「自分の立場乗っ取ろうとしてる危険人物」と見られているかもしれません。
僕も過去、先輩に「刺客」だと思われて敵視されていたことがあります。
面倒だと思いますが、できるだけ自分のことを知ってもらうためにも、「ランチ」などに一緒に行くことをおすすめします。
何を求められているのか期待値が不明
転職直後は、自分に期待されていることがわかりません。
期待値がわからないと、上手く立ち回れず、頑張りすぎて空回りしたりしてしまいます。
期待値がわからない理由はシンプルで、「教えてもらってない」からです。
入社する前の面接では、実務ができるかどうか判断するための「能力や経験」の確認が中心になります。
入社後の期待値まで深く話す機会がないまま入社し、期待値や具体的な業務については入社後に知っていくことになります。
ミスマッチするポイントだよ
僕は面接を採用担当として1000回以上経験していますが、期待値については「求人に書いている」ので深くは話しません。
逆に求職者の立場で面接する場合は、期待値を知るために「求人に書いていないこと」を聞くようにしています。
- 実際に任せたい具体的な業務
- 半年間の間に期待すること
- 今手詰まりを感じているこ
ここまで聞けば、会社と期待値に対してかなり解像度が上がるうえに、相手からは好感を持たれるのでおすすめです。
相手が考えてない場合は注意
僕は人事で転職経験も豊富なので期待値について、確認すべきポイントがわかりますが転職経験が浅いと、期待値の理解が低いまま入社してしまいます。
一方で、自分に期待されていることを、しっかりと把握できるまでには時間が必要です。
会社でのコミュニケーションは、信頼関係が低い状態だと他人と変わらないので「うわべ」であることがほとんどです。
本音で期待されていることを教えてもらうためには、信頼関係を築く必要があるのです。
「この人は信頼できる」と感じてもらうことができてはじめて、本当の期待値を知ることができます。
空回りをしないためにも、まずは信頼関係を築き相手の期待値を知ることをおすすめします。
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自信をなくす前に!頑張るよりも重要な事
ここまでは、なぜ職場に慣れるまでに6ヵ月以上かかるのかというお話しをしました。
僕は1ヶ月ぐらいで「慣れた」と感じたことがあるのですが、その時は会社のことをうわべしか知らない状態でした。
勘違いだよ
ここからは、空回りしないように転職後に意識を置くポイントを人事目線でお伝えします。
頑張りすぎないとはどういうことか
結果よりも「人間関係」を大事にする
転職の目的は自分の夢を叶えるため
頑張りすぎないとはどういうことか
頑張りすぎないと言われても、その度合いがわからないものです。
頑張るという言葉は抽象的なので、人によって頑張る基準が異なるからです。
ある人は「毎日出社しているだけ」でも頑張っていると思うかもしれません。
他人は参考にならない
転職後に頑張りすぎてしまうのは、会社の見えない期待に応えようとしているからです。
ここまでにお伝えしたように、転職後は様々な感情を抱えて働いています。
- 採用してくれたから期待に応えたい
- 使えないやつと思われたくない
- 評価されるために結果を出したい
入社させてくれた企業に対して、なんとか結果で報いようと努力します。
しかし転職後は情報弱者のうえ、本当の期待値もよくわかっていない状態なので空回りしてしまうのです。
つらい・・・
では、どうすればよいかというと、「他人に気をつかわないこと」です。
転職後に勝手にプレッシャーを感じて、勝手に空回りするのは他人を気にしているからです。
仮に転職後、期待に応えようとしても社内の人間関係や、仕事の要領がわからないので余計なエネルギーを使って消耗するだけになります。
大事なのは「成すべきことを成す」という考え方です。
ここで参考になるのでお伝えしたいのですが、僕の価値観に影響を与えた漫画に、『ハイキュー』という高校生のバレーボール漫画があります。
この漫画の中で、ある選手が「タスクフォーカス」という視点に気付くシーンがあります。
この選手がタスクフォーカスに気付くきっかけになっているのは、監督が「今この瞬間に大切なのは、次の1点じゃないのか」という言葉です。
転職後の頑張り過ぎてしまう状況も似ていて、「試合に勝つ」という大きな結果ばかり見てしまうと「次の1点」がおろそかになります。
新人のときにできることは、目の前にある「成すべきこと」に全力を注ぐことだけです。
その積み重ねが結果につながることを信じて、タスクにフォーカスしていくことが頑張りすぎないという状態をつくってくれます。
タスクフォーカスについて調べたところ『ハイキュー』以外に、この言葉を使用しているところがなかったので引用させていただきました。
社会人にもハイキューはおすすめ!
結果よりも「人間関係」を大事にする
会社において、一人で結果を出せる仕事はありません。
そもそも会社は、集団で結果を出すことを目的に作られたものなので当然と言えば当然なのです。
逆に自分だけで結果を出そうとしている人は、周りから協力を得られないので長続きはしないでしょう。
結果が気になるのは誰でも同じですが、気にしても得られるものではありません。
焦っても無駄
一方で人間関係は意識して築くことができるので、コミュニケーションを努力した分だけ信頼関係が深められる可能性があります。
経済産業省が提唱している、これからの社会人に必要な能力をまとめた『社会人基礎力』というものがあります。
3つにまとめられているのですが、特に重要なのは「チームで働く力」だと思います。
チームで働く力「発信力」や「傾聴力」といった、コミュニケーションの能力から成り立っています。
エスパーでもない限り、相手が何を思っているか知ることはできないので、コミュニケーションによる人間関係構築は重要なのです。
なかまだいじ
ちなみに、コミュニケーションをする時にかかる負担のことを、「コミュニケーションコスト」といいます。
人間関係を築くことで、このコミュニケーションコストを下げることができるのです。
コミュニケーションコストとは、情報伝達や意思疎通というコミュニケーションに対して、時間・労力といった金銭以外のコストがどれくらいかかるのかを表しています。
slack|コミュニケーションコストが高いとどうなる?その理由と解決法を解説
相手から信頼を得て人間関係を築いていくことができると、日常のコミュニケーションが圧倒的にラクになります。
アドラー心理学では『人間の悩みはすべて対人関係の悩み』といわれているくらいなので、仕事の悩みの多くが解消される可能性があります。
転職の目的は自分の夢を叶えるため
不思議なことに転職したら転職理由を忘れてしまいます。
ストレスや問題があった前職を辞めて、新しい職場に来たことで一部の目的が達成されているからです。
僕も結構多いのですが、転職したらスッキリしてしまっています。
また、慣れない環境の中で頑張らねばと、一杯一杯になることも転職理由を忘れてしまう原因です。
だんだん忘れる
少なくとも転職を成功させるまでには、多くの困難を乗り越えてきているはずです。
この困難を乗り越えることができたのは、転職理由にもつながる夢があったからだと思います。
エン・ジャパン社の調べによると転職理由となる、「次の職場で叶えたいこと」の上位は以下のようになっています。
- 給与待遇のアップ
- 自分自身が成長できる環境での就業
- 安定的・長期的な就業の確保
僕も転職する時に考えることは、だいたい同じです。
せっかくこういった夢を抱いて転職したにも関わらず、他人の目が気になって頑張りすぎてしまいます。
評価されるために頑張ることは重要ですが、闇雲に頑張っても望むような結果は得られないものです。
頑張りすぎても報われないと、ストレスが溜まり消耗して結果的に2、3年でまた転職を繰り返すことになってしまうのです。
過去の僕がそれ
頑張りすぎで気持ちの「息切れ」を感じる時は、一度自分は何のために転職をしたのかという原点に戻ることをおすすめします。
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転職後ストレスで体調不良にならない方法
ここまでは頑張りすぎないための考え方をお伝えしました。
闇雲に努力することが、頑張るということではないという点が伝えたかったポイントです。
ここからは体調不良にならないためのポイントをお伝えします。
おだいじに
- 【完璧主義】思考のクセを知る
- マルチタスクよりシングルタスク
- 短距離走ではなく長距離走
【完璧主義】考え方のクセを知る
あなたは自分の考え方にクセがあることを知っていますか?
心理学では『認知のゆがみ』と言われており、自分の考え方のクセで出来事を受け止めて認識することを言います。
ネガティブな影響のほうが多く、客観的かつ柔軟に捉えることを難しくさせてしまいます。
誰にでも起こりえます
僕もキャリアコンサルタントの勉強をする中で学びましたが、認知のゆがみには以下のようなパターンがあることがわかっています。
一般的な認知のゆがみは、「マイナス化思考」や「すべき思考」ではないでしょうか。
考え方にマイナス化思考などのクセがついてしまっていると、無意味にものごとをネガティブに捉えてしまいます。
認知のゆがみは、自分にはどのような「考え方のクセ」があるかを客観的に知ることで、改善ができると言われています。
「そんなことない」と思えればOK
このような考え方のクセは、新しい職場に移った後に悪影響を及ぼすことがあります。
僕の場合はブラック企業の環境に長くいた影響で、「すべき思考」が強くなっていました。
すべき思考が強い状態のまま転職後の職場で働いていると、「ブラック企業のクセが抜けていないよ」と周りからツッコミをもらったことがあります。
思考のクセは自分だけではなく、周りにも影響を与えることがあります。
転職後にどうも周りとかみ合っていないなと感じる場合は、自分の考え方がどれかのパターンに当てはまっていないか確認することをおすすめします。
マルチタスクよりシングルタスク
仕事ができる人は「マルチタスク」をこなしているような想像をしてしまいますが、マルチタスクは効率を下げます。
人間の脳は複数のものごとを、同時に処理するようにはできていないからです。
マルチタスクをしているという人は、高速で仕事を切り替えているだけに過ぎません。
忙しそう
マルチタスクには深刻なデメリットがあります。
「A作業」から「B作業」というように、全く違う仕事に切り替えるたびに集中力が途切れてしまうのです。
マルチタスクであれこれ手をつけようとして中途半端な状態になるよりは、シングルタスクで着実に終わらせていくほうがマシです。
コーネル大学ジョンソンスクールの客員教授を務めた『デボラ・ザック』氏は、著書で「シングルタスクは生産性を10倍に引き上げる」と説いています。
著者は、「マルチタスクとは、さまざまなタスクに対応して『常に気が散っている』状態であり、実際には役に立っていない。一つの作業に集中するシングルタスクは『結局、何もできなかった』という日をなくすものであり、マルチタスクをやめた瞬間、生産性は10倍になる」と説いています。
リクルート|生産性10倍に?!「シングルタスク」に切り替える方法
10ばい!
僕もマルチタスクでは仕事の質が悪くなり、ミスも多くなるので絶対シングルタスク派です。
仕事に「集中する」ためにはどうすればいいかを考えると、結果的にシングルタスクを選ぶことになると思います。
転職後の職場に慣れるまでのおすすめとしては、シングルタスクで「簡単な仕事」から片づけていくことです。
小さくても1つずつ仕事が片付いていけば、小さな達成感も味わえる上に精神衛生上も良いです。
逆にシングルタスクで片づけようとして、終わらないと感じたらすぐに上司に相談しましょう。
抱え込むよりは早く相談してくれたほうが、タスク管理ができる新人として好感を持たれます。
短距離走ではなく長距離走
転職後にスタートダッシュは必要です。
ここまでの記事で「頑張りすぎは気をつけよう」とお伝えしてきましたが、前提として頑張ることは必要です。
ただ、転職後は頑張ろうとしなくても、キャッチアップしないといけないことが多くて必然的に頑張ることになります。
そもそも、最初から手抜きで仕事するような人は採用されません。
頑張りは採用基準の最低ラインで、税込のように「頑張り込み」で採用されています。
一生懸命ってやつ
一方で、スタートダッシュとはスタート直後の全力疾走のことですが、「スタート直後」とはどのくらいでしょうか。
答えはありませんが、採用する人事目線だとスタート直後はおおまかに「1年」です。
ながい
結構長いと感じる人が多いと思いますが、長期的な投資である正社員採用で短期的なリターンは期待していません。
正直1年以内に、期待される結果を出すことができればスタートダッシュは成功と言えます。
長距離走の距離を、短距離走のペースで走れば息切れしてしまいます。
本記事で何度かお伝えしているように、転職後に自分の置かれている状況を理解できないまま、勝手に判断するのはおすすめできません。
相談できない環境の中で、見えないプレッシャーに押しつぶされそうになりながら「思い込む」のは危険だからです。
焦って消耗するだけ
期待されてもいないのに、バタバタと周りを引っかき回して、自分の結果だけ求めるような新人を会社は求めていません。
帝国データバンク社の企業が求める人材像の調査では、「コミュニケーション能力」がトップです。
次に「意欲的」や「素直さ」となっており、周囲との関係性を築くことの重要性を示しています。
仮に1人で結果を出したとしても、上司は誰かの支えがあることを知っています。
転職後は「正直なコミュニケーション」を心がけて、周囲とじっくり人間関係を築くくらいがちょうど良いのです。
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転職後にストレスのピークをむかえて辞めたいと思う前に
ここまでは転職後に、ストレスで体調不良にならないための考え方をお伝えしてきました。
転職後の試されているような独特な環境でバランスを保つのは難しいものです、
楽していこう
ここからは、せっかく入った会社を辞めてしまわないように、僕の経験の中で良かったことをお伝えします。
- 心身が健康であることの重要性
- 自己投資をして成長する必要性
- 見切りをつけることも1つの選択
心身が健康であることの重要性
僕が20年以上働いて気付いた重要なことをお伝えします。
人間は健康でなければ、何事も成すことができないということです。
何を当たり前のことを言っているんだと感じた人もいるかもしれないのですが、正直これが一番重要だと感じています。
ローマの名言に「健全な精神は、健全な肉体に宿る」というものがありますが、実際身体と精神はつながっているのでどちらかが壊れるとバランスを崩します。
僕は社会人20年でMBA取得などいろいろ無理をしてきましたが、個人的には「無理はできない」と考えたほうがよいと思っています。
限界突破した
転職後に頑張ろうとしている状態は「無理」をしていることが多いです。
一時的にならハードワークはありかもしれませんが、長期間続けると健康を害してしまうものなのです。
そもそも健康でいるためには仕事ばかりしているわけにはいきません。
大原則として7時間以上の睡眠と、2回以上の健康的な食事、さらには通勤以外の適度な運動と多くのやるべきことがあります。
これらを実現しようと思うなら仕事主体の生活は難しいと感じるはずです。
この健康のためにやるべきことを達成した上で、はじめて仕事で長くパフォーマンスを出せると考えるようになりました。
これは社会人を20年以上経験して気付いたことであり、今も僕が実践していることです。
当たり前過ぎるかもしれませんが、意識していくことをおすすめします。
自己投資をして成長する必要性
転職後だけでなく、仕事には全てのリソースを割かないことが大事です。
なぜなら、会社の仕事は集団で行うものであり自分でコントロールできる部分が少ないからです。
評価という「見返り」を求めて、仕事を頑張ることは負のスパイラルの入口とも言えます。
ストレスになるよ
精神にもよい過ごし方として僕がおすすめしたいのは、「自己投資」に目を向けるという選択肢です。
自己投資とは自分の成長のために、お金や時間を使ってスキルアップすることです。
自己投資をしてスキルアップしていくと自己肯定感が支えられ、仕事で嫌なことがあっても乗り越えることができます。
僕は30代の頃まとまったお金があったので、株や不動産など何かに投資しようかなと悩んでいたことがあります。
いろいろな書籍などで調べていくうちにたどり着いたのは、「自分に投資すること」でした。
株や不動産も悪くないのですが、それこそ自分でコントロールできる部分に限りがあります。
自分のことなら全部自分でコントロールできるうえ、スキル向上による市場価値アップという大きなリターンがあります。
最高の投資対象
会社に全部リソースを振りたくなる気持ちはわかりますし、会社はそれを望んでいます。
ですが、集団でやっている以上自分の手元に返ってくるものは限定的です。
これも僕が20年以上社会人を経験して得た気づきですが、他人と過去は変えられません。
変えられるのは今と自分です。その結果として未来が望むものへと変わっていくのです。
僕はMBAやキャリアコンサルタントを取得したことで、年収は30%くらい上がりました。
おかげで現在では、日本でも14%しかいない「年収700万円以上」に到達することができたので、自分への投資はおすすめです。
見切りをつけることも1つの選択
半年以上時間が経ってもきつい状況が変わらなければ、辞めることも選択肢の一つです。
残念ながら会社との「相性の問題」は絶対にあります。
僕は耐えられず9ヶ月で辞めたことがありますが、あの時見切りをつけて良かったなと感じています。
石の上にも3年は幻想
僕が早期退職した原因は、会社の文化や業務内容のミスマッチでした。
仕事が聞いていた内容ではなかったというのもありますが、明らかに経営者と相性が合わないと感じていました。
簡単に言うと理由なく、目をつけられている状態でした。
経営者や上司などに嫌われたり、相性が合わない状態から改善することは難しいです。
特に僕のように経営者に嫌われるとどうしようもありません。
きびしい
そのまま会社に残る気持ちがあるのであれば、基本的に環境は変わらないことを覚悟しておきましょう。
基本的に半年以上改善が見込まれない状況の場合は、そのままいても改善する見込みは低いです。
会社の文化や働く人たちなど、様々な要素が絡み合って相性が合わない状況になっています。
「せっかく入社したのだから耐えなければ」というのは思考停止に近いのです。
短期で辞めることはリスクですが、辞めた理由から「次につながるストーリー」をつくっていけば、転職先に自分の価値観を伝えられる材料になります。
繋がりがあれば大丈夫
僕がおすすめするのは、耐えて貴重な時間を無駄にしてしまう前に、エージェントに相談して現状を知ってもらうことです。
転職する気持ちがなくても、エージェントに相談する中で自分の想いや感情を整理できるので話す価値はあります。
また仮に耐えられずに転職することになったとしても、3ヶ月以上は必要になるので、早めに声をかけておいたほうが安全です。
入社した会社に運命を感じて、「ここしかない」と思う気持ちはわかります。
しかし貴重な人生を使ってまで、我慢して耐えるべきかは冷静になる必要があります。
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転職後は焦らないことが大事!頑張るのはコツを掴んでからでいい
最後までお読みいただきありがとうございました!
ありがとうございました!
この記事でお伝えしてきたことをまとめます。
- 転職後に頑張り過ぎると空回りして消耗する
- 結果より人間関係を築いていくことが重要
- どうしても合わない場合は無理しない
転職にはどうしても「頑張り過ぎる要素」が多く、消耗してしまいます。
頑張りすぎて消耗しないようにするためには、1年くらいの長い時間で結果を出すイメージでいることが重要です。
また、会社はそんなにすぐに結果が出ると思っていないので、転職後はじっくりと人間関係を築いていくことに注力しましょう。
人間関係が良くなれば大半のストレスは減少します。
一方で半年くらい経ってもまったく改善されず、消耗する日々が続くなら相性を疑うべきです。
この記事があなたの役に立てていれば嬉しいです。
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