転職エージェントって、多すぎてどこを選べばいいのかよくわからないですよね。
「リクルートエージェント」や「ビズリーチ」といったサービス名は聞いたことはあるものの、内容を知らない人は多いです。
僕も転職する時にどこに相談すればいいのかわからず、途方に暮れたこともありました。
以前はよくわからないまま、手当たり次第転職エージェントを使っていました。
使わないとわからないんですよね…
そこで、本記事では僕が使った転職エージェントを含めて厳選してお伝えします。
転職エージェントはどこでもいいわけではなく、強みを理解してうまく組み合わせることが重要です。
記事の結論を先にお伝えすると「リクルートエージェント」と「ビズリーチ」に加えて、1社タイプ別の転職エージェントを併用するのがベストです。
求人の数がトップクラス!転職の経験が少ない人も安心して相談できます。
登録しておくとスカウトが届く!相性のよい転職エージェントが見つかることも。
企業と求職者の担当が同じ「両面型」なので、手厚いサポートを受けたい場合はココ!
詳しい説明は後ほどお伝えしますが、僕はこの組み合わせをベースにして8回の転職を成功させることができました。
1社じゃダメなんだね
それぞれ得意分野が違うよ
ちなみに筆者である僕の本業は「人事」です。
採用する会社側の人事として「70社」を超える転職エージェントを開拓して使った経験があります。
紹介される立場から見た転職エージェントも今回評価のポイントにしています。
求職者側の視点だけではなく、人事視点も加えることで転職エージェントをより客観的にまとめました。
転職エージェントを使った転職活動は、気をつけるポイントが多いので本記事をぜひ参考にしてください。
転職エージェントの比較早見表
今回僕がピックアップした転職エージェントをご紹介します。
1社ですべてをカバーできるわけではないので、基本的な使い方は3つ程度の転職エージェントを併用することを前提にしています。
転職エージェントランキングをつけたポイントは以下の3点です。
求人の質と量
キャリアアドバイザーの質
ベテラン人事ハルシバのおすすめ度
まったく同じサービスではないので、絶対的な1位は存在しないものの今回はそれぞれの強みを評価しました。
1位にした「リクルートエージェント」は求人数の多さに加えて、人材業界を開拓してきた長年のノウハウも保有している点が他社にはない強みです。
ただ総合型のため職種や業界への理解度などやや不足しているため、JACリクルートメントやビズリーチを使うことでカバーすることが可能です。
リクルートエージェント 総合1位 | JACリクルートメント 総合2位 | ビズリーチ 総合3位 | |
---|---|---|---|
ブランドロゴ | |||
公式サイト | https://www.r-agent.com/ | https://www.jac-recruitment.jp/ | https://www.bizreach.jp/ |
おすすめ度 | |||
強み | 取り扱い求人数が多く選択肢が広い | 両面型で手厚いサポートを受けられる | スカウトでマッチングの確率を上げられる |
サービスタイプ | 総合型 | 特化型 | スカウト型 |
サポートスタイル | 分業型 | 両面型 | – |
公開求人 | 419,660 | 17,000 | 108,000 |
非公開求人 | 224,450 | – | 240,000 |
年代 | 20~50代 | 20~50代 | 20~50代 |
どれも良さそうだね
僕は3つ登録して使い分けています
おすすめの転職エージェント3選
転職経験8回の僕がおすすめする転職エージェントを3社ご紹介します。
基本的にはこの3社を組み合わせて使うことで、転職活動の基礎ができあがります。
強みや特徴がそれぞれ違うので、使い分けて効率的に内定をもらえるように動いていきましょう。
ちなみに20代には「20代の戦い方」があるので、そちらは後半で紹介します。
総合1位|リクルートエージェント
総合2位|JACリクルートメント
総合3位|ビズリーチ
総合1位|リクルートエージェント
運営会社 | 株式会社リクルート |
事業所所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー21F24F25F26F27F28F |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
サービスのタイプ | 総合型 |
転職エージェントのサポートタイプ | 分業型 |
公開求人数 | 419,660件 |
非公開求人数 | 224,450件 |
対応エリア | 全国・海外 |
登録免許 | 有料職業紹介事業:13-ユ-313011 |
リクルートエージェントの特徴
- 人材紹介の最大手で求人数も最多
- 全業界と職種の求人を保有している
- 転職者の80%が利用する転職エージェント
リクルートエージェントは人材紹介業界の中の最大手です。
人材紹介の黎明期である1970年代から、人材紹介事業を立ち上げ現在のトップと言える地位までの実績を積み上げています。
そのため知名度、求人数、転職支援実績などあらゆる項目で他社を抜いているのです。
サービスタイプは「総合型」で、求人の保有数は非公開も合わせると60万件を超えており、幅広い領域をカバー。
業界トップクラスの実力があります
一方で組織の規模が大きいため、転職エージェントのサポートタイプは「分業型」です。
大手は基本的に「分業型」になります。
分業型は「企業担当」と「求職者担当」が分かれるため、情報の伝達にやや懸念が残るのですが構造的に仕方ない部分と割り切る必要がありそうです。
リクルートエージェントのメリット・デメリット
リクルートエージェントのメリットは、業界最大手の知見と保有する求人数の多さです。
すべての領域といえるほど、幅広くカバーしているので「自分の職種がない」ということにはまずなりません。
その道に精通したキャリアアドバイザーが担当になってくれるのは心強いポイント。
また転職エージェントの最大の武器ともいえる「求人数」は60万件以上と、圧倒的な数を保有しています。
求人数の重要性はキャリアアップにつながるからです。
僕は人事であり「国家資格キャリアコンサルタント」でもあるのですが、キャリアアップとは自分が想像できる範囲だけとは限りません。
まったく想像していなかった「求人」との出会いが、キャリアアップにつながると言っても過言ではないのです。
知らない仕事との出会い
僕も昔は人事になるなんて想像してなかったよ
それを実現できるのが、リクルートエージェントが保有する求人数の多さでもあります。
求人数の多さは、自分の可能性を広げることにもつながるため転職エージェントを選ぶ指標にしてよいです。
一方でデメリットは、転職エージェントのタイプが「分業制」である点と、それにより情報共有がやや弱い点です。
分業制は前述した通り「企業担当」と「求職者担当」に分かれるため、情報の伝達にどうしても課題が残ります。
担当が分かれるんだね
求職者担当のキャリアアドバイザーは、企業担当のキャリアアドバイザーに「求職者の良さ」を伝えて企業への紹介をつないでもらいます。
求職者担当のキャリアアドバイザーが企業と直接やりとりをするわけではなく、それぞれ責任の所在がわかれている点が分業制の特徴です。
また大量の求人があるので、こちらの要望をうまく伝えないと大量の求人をもらうだけになってしまう可能性があるので注意が必要です。
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リクルートエージェントはこんな方におすすめ
リクルートエージェントは転職者の80%が利用する転職エージェントです。
そのため「転職初心者」の人にはおすすめできます。
僕も転職経験がまったくなかった20代の頃にリクルートエージェントをはじめて使って色々と教えてもらいました。
キャリアアドバイザーから未経験でも応募可能な求人を紹介してもらうことで、自分では考えていなかった業界や会社への可能性に気づけたのです。
はじめてだとわからなんだ
僕も最初はお世話になったよ
またリクルートエージェントは面接対策をおねがいすることができます。
面接が決まっている企業がある方は、転職エージェントのキャリアアドバイザーに模擬面接を申し出てみては。企業が聞く可能性が高い質問を交えながら、アドバイスを受けることができます。
転職経験が少ないと面接のイメージがうまくできません。
その点、リクルートエージェントは豊富な「転職支援実績」をもとに、的確なアドバイスをもらうことができます。
ちなみに、当時のギクシャクした僕の面接対策動画は20年経った今でも保存しています。
結構はずかしいです…
また求人数が豊富なので、シンプルにキャリアとマッチングする可能性が高いです。
自分の可能性を知りたい人や、これからどんなキャリアに進むか悩んでいる人は求人数リクルートエージェントがおすすめできます。
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人事から見たおすすめポイント
僕が人事として採用活動する際に、1番最初に求人を依頼するのが「リクルートエージェント」です。
最大手といわれるだけあって、抱えている求職者の数が多いのでマッチングする可能性が高いからです。
また「リクルート」という企業ブランドが確立されているので、安心して求職者の紹介を受けることができます。
僕はリクルートエージェントを信頼しています
こういった点を求職者目線で考えると、「リクルート」というブランドのおかげですこしだけ信頼を上乗せできていると考えることもできます。
また担当のキャリアアドバイザーは熱量が高く、いい人が多い傾向にあります。
分業制とはいえど、求職者を企業にアピールする熱量があり責任をもって求職者を紹介してくれていると感じられます。
サポートしてもらいたい!
実際採用活動をおこなう時は「60社以上」使うのですが、僕が15年人事を経験した中では、内定者が多く出ていたのはリクルートエージェントでした。
まとめると、人事としてはリクルートエージェントがいなければ採用の目標は達成できないほど重要な存在といえます。
こういった「リクルートエージェント頼み」の状況は、どの企業でも同じだと思います。
つまり求職者としてもリクルートエージェントを使うことで、多くの採用したい企業と接点を持つことができるためとりあえず登録しておいて損はありません。
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総合2位|JACリクルートメント
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
事業所所在地 | 東京都千代田区神田神保町1‐105 神保町三井ビルディング12階・14階・15階 |
サービスのタイプ | 特化型 |
転職エージェントのサポートタイプ | 両面型 |
公開求人数 | 17,000件 |
非公開求人数 | – |
対応エリア | 全国・海外 |
登録免許 | 有料職業紹介事業:13-ユ-010227 |
JACリクルートメントの特徴
- 優秀なキャリアアドバイザーが魅力
- 両面型で専門領域のみ担当するので企業理解が深い
- 高年収の求人保有数が多くキャリアアップにつながる
JACリクルートメントの特徴は「両面型」であることと、ハイクラスやミドルの転職に強いという点です。
またキャリアアドバイザーによるサポートが手厚く、しっかりと企業との面接対策をしてもらうことが可能。
特に両面型の強みでもある、企業の内情や業界事情に詳しいという点が最大の武器です。
できるなら「両面型」がおすすめです
そのため企業に対して「どのように売り込めばよいか」といったポイントを抑えています。
また1人が担当する社数も少なく絞っているため、サービスの質もよいという評判があります。
なんと6年連続でオリコン調査において「利用のしやすさ」「担当者の対応」「紹介案件」「交渉力」すべて1位という実力があります。
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両面型の転職エージェントはおすすめです
JACリクルートメントのメリット・デメリット
JACリクルートメントは「両面型」で企業と求職者どちらも担当します。
そのため、担当する企業とは密にコミュニケーションをしているので、情報が常に更新されてフレッシュな状態です。
企業との強いパイプがあるからこそ、他には出ないような求人を取り扱うこともあります。
このように常に企業との信頼関係づくりに注力しているので、企業側が何を求めているか、どういった人材だったら活躍ができるかを把握できるのです。
企業の採用サポートまで請け負うコンサルタントが転職希望者様の担当に付けば、求人の背景や企業課題を把握したうえでマッチングを図るため、より的確な人材紹介・転職支援が可能となります。
引用:JACリクルートメント|「コンサルタント型」ならではの質の高いサービスを提供
企業のことを知ってるんだ
人事は信頼してるところに求人を出すよ
結果的に担当についてもらうことができれば、キャリアアップにつながる求人の紹介や内定までの手厚いサポートを受けられる可能性が高くなります。
一方でJACリクルートメントは「ハイクラス」や「ミドル層」の人材に特化しているため、経験が少ないと紹介が難しい場合も。
また両面型のため扱っている求人数は、大手転職エージェントよりは少なくなります。
基本的な戦略としては、JACリクルートメントのデメリットを補うかたちで、「総合型」の転職エージェントを併用することをおすすめします。
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両面型の転職エージェントはおすすめです
JACリクルートメントはこんな方におすすめ
何回も面接対策をしてくれたり、手厚いサポートを受けることができるのがJACリクルートメントのよさです。
転職活動が成功できるようにしっかりと伴走してもらうことができます。
- 今後のキャリアプラン
- 企業ごとの面接対策
- 丁寧なレジュメの添削
キャリアアドバイザーは企業との信頼関係を守る必要があるので、そもそも無理やり転職させるようなことをしません。
保有している求人の深い理解にもとづいてしっかりとヒアリングしてくれるので、求職者が自分では気づいていなかった「キャリア」の可能性などを引き出してくれます。
自分が興味のある企業を担当してもらうことができれば、かなり強力なパートナーになってくれるはず。
また、JACリクルートメントは「ハイクラス」の人材がメインのターゲットになりますが、登録すればキャリアアップにつながるケースもあります。
主なターゲットとなる「年収500万円以上」でなくとも登録は可能なので、キャリアや経験によってはマッチング可能な求人を紹介してくれます。
登録してみると可能性が広がります
本記事で何度もお伝えしているように、転職活動はマッチングの「確率」を高めることがポイントです。
「自分にはまだ…」と躊躇して登録をせずにいると、確率を下げる結果になるかもしれません。
JACリクルートメントに登録して、紹介される求人があればそれでよいですし、無ければ自分の市場価値や課題が見えてくるので内省するチャンスです。
キャリアアップに興味があるならJACリクルートメントに登録してみることをおすすめします。
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両面型の転職エージェントはおすすめです
人事から見たおすすめポイント
人事から見たJACリクルートメントのおすすめポイントは「両面型」である点です。
両面型の転職エージェントは企業と求職者の両者に精通しています。
お互いが望んでいることをよくわかっているので、ミスマッチの可能性が低いです。
僕は「両面型」についての論文も書くほどおすすめ
僕はキャリアコンサルタントでもあるのですが、よいキャリアコンサルタントは相手から「引き出す」ことが上手です。
JACリクルートメントでは面談を重ねていくうちに、求職者が本当に望んでいるものや、潜在的に抱えている悩みを引き出してくれます。
そして中長期的なキャリア形成も視野に入れつつ、転職の進め方を提案してくれるのです。
その結果、求職者自身の「目指したいもの」に気づくことができるので、納得感をもって転職を前に進めることができます。
両面型で、業界や企業に精通しているのでこうした寄り添うサポートができるのはJACリクルートメントならではだと感じます。
自分に気づく…
また企業の採用担当の立場でお話しすると、すべての求人を転職エージェントに依頼することはありません。
信頼できる転職エージェントにしか、展開しない非公開の求人があるのは事実です。
JACは約12,000社の企業と取引があり、あらゆる業界・職種の企業から多数の求人をお預かりしています。その75%は、WEBサイトには載っていない「非公開求人」であり、なかにはJACだからご紹介できる独占求人も多数ございます。
JACリクルートメントに集まった非公開求人は、世の中で公開されていないので応募者も限られていて質が高いといえます。
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両面型の転職エージェントはおすすめです
総合3位|ビズリーチ
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
事業所所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F.14F |
サービスのタイプ | スカウト型 |
転職エージェントのサポートタイプ | – |
公開求人数 | 108,000件 |
非公開求人数 | 240,000件 |
対応エリア | 全国・海外 |
登録免許 | 有料職業紹介事業:13-ユ-302647 |
ビズリーチの特徴
- 最大手のスカウト型の転職サイト
- 企業やヘッドハンターからプラチナスカウトをもらえる
- 会員数は220万人以上
ビズリーチは厳密にいうと転職エージェントではなく、企業や求職者をマッチングさせる役割を果たす「転職サイト」です。
そのマッチングさせる対象に「ヘッドハンター(転職エージェント)」が含まれているのです。本記事では便宜上、ヘッドハンターを「転職エージェント」と表現します。
企業と転職エージェントそれぞれが、「プラチナスカウト」という有料のスカウトメールを送ることで直接スカウトができる仕組みになっているのです。
僕はビズリーチを愛用してます
それぞれ利用する立場によって、目的が異なるのでポイントを整理しました。
採用企業
転職エージェント
求職者
【採用企業】
採用企業がビズリーチを使う目的は、採用したい人材に直接「プラチナスカウト」を送ることです。
人事業界では「ダイレクトリクルーティング」という手法として浸透しています。
ダイレクトリクルーティングとは、企業側が「欲しい」人材を採用するために、企業自身が採れる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動を指します。
引用:ビズリーチ|ダイレクトリクルーティングとは
僕も仕事でビズリーチを使っていますが、正直ビズリーチを使わなければ採用目標の達成は不可能だと感じるほど重要なプラットフォームです。
転職エージェントだけでは採用できないよ
【転職エージェント】
転職エージェントがビズリーチを使う目的は、保有している企業や求人にマッチングした人材を探すためです。
ビズリーチ登場前までは、転職エージェントは自社サイトなどを経由して求職者の登録を増やしていました。
競争の激しい人材業界では、転職エージェントは生き残りをかけてマッチングする求職者を探しているのです。
【求職者】
求職者が登録する主な目的は、企業からのプラチナスカウトをもらうためです。
キャリアを登録しておくだけで、企業の「検索」にヒットしてプラチナスカウトを受け取ることができるようになります。
僕も求職者の立場では、もはやビズリーチなしで転職活動は難しいと感じるほど使い込んでいます。
検索されるようにしておくことが重要です
\ 転職活動が加速する /
スカウトで自分の市場価値がわかる
ビズリーチのメリット・デメリット
ビズリーチ最大のメリットは、登録しておくだけで見つけてもらえることです。
一般的な転職活動は、転職エージェントに登録して「自分の希望」に沿った求人を紹介してもらいマッチングさせていきます。
ビズリーチの場合は転職エージェントが、僕たち求職者を見つけてくれるのです。
転職エージェントは保有している求人と、マッチング可能なキャリアを持っている求職者を膨大な時間をかけて探します。
求職者は待っているだけでいいので、かなり便利です。
スカウトされたい
登録しておくと見つけてもらえるよ
ビズリーチに登録していないということは、検索にヒットしないので転職の成功確率を下げている可能性があると感じるほどです。
また、ビズリーチではプラチナスカウトをもらうかたちになるので、求職者のほうが立場が強くなります。
企業や転職エージェントからプラチナスカウトをもらった場合は、「カジュアル面談」という情報交換の場を設けてもらうことができます。
企業や転職エージェントと情報交換をして、自分との相性のよさを見極めることができるのです。
一方でデメリットとしては、ビズリーチに登録してもプラチナスカウトが届かなければあまり動くことはできないこと。
登録しても届かないこともあります
ビズリーチは基本的に、プラチナスカウトをもらうことでアクションが可能になります。
求人検索や応募も可能ですが「プレミアムステージ」といわれる有料会員になる必要があります。
プレミアムステージの月額は「5,478円」と高額なので、誰でも使えるわけではありません。
また、ビズリーチは転職エージェントではなく、転職サイトなので転職のサポートを受けることはできません。
転職エージェントのサポートを受ける場合は、プラチナスカウトを送ってくれた転職エージェントなどを活用する必要があります。
\ 転職活動が加速する /
スカウトで自分の市場価値がわかる
ビズリーチはこんな方におすすめ
ビズリーチに登録することから、すべてが始まります。
僕は転職を8回経験してきましたが、転職活動は視野が狭くなりがちです。
自分を客観的に見ることができなくなり、思い込みで判断してしまう場面が多くあります。
僕も思い込みで痛い目をみました
結果的に自分に合う可能性がある企業や、転職エージェントと出会わずに終わってしまうことも。
キャリアの80%は、偶然決まるといわれています。
クランボルツ教授がビジネスパーソンとして成功した人のキャリアを調査したところ、そのターニングポイントの8割が、本人の予想しない偶然の出来事によるものだったそうです。
実際僕もデザイナーから営業職、そして今の人事になるまでのきっかけはすべて偶然です。
20代のころは人事になることなど、全く考えていませんでした。
ビズリーチに登録しておけば、自分ではなく企業や転職エージェントが見つけてくれます。
自分では見つけられなかった出会いがあるというだけでも、登録する価値が高いのです。
またプラチナスカウトが届くということは、自分の「市場価値」が高い可能性があります。
プラチナスカウトの文面にはどこが魅力的だったのかが具体的に書かれていることが多く、自分の強みに気づくことができます。
一方でまったくプラチナスカウトが届かない場合も。
それはショック…
実力を上げるしかないよ
そんな時は転職エージェントを使って、地道に経験を積みキャリアを高めていく必要があります。
「プラチナスカウトが来ない」という反応も重要な気づきを得られる機会です。
そしてビズリーチを僕が使う最大の理由は「カジュアル面談」です。
カジュアル面談は面接の手前に位置していて、ざっくりいうと顔合わせ程度のラフな場です。
ラフな場なのでお互い比較的リラックスして、コミュニケーションができるのがうれしいところ。
緊張せずに話せます
特に転職エージェントは、手持ちの企業や求人を紹介してくれる場合がほとんどなので、その場でざっと相性を確認できます。
カジュアル面談をして自己紹介しておくことで、転職エージェントとゆるくつながることが重要です。
転職エージェントの「網」を広げておくことで、マッチングする求人があったら声がかかる状態にしていきましょう!
\ 転職活動が加速する /
スカウトで自分の市場価値がわかる
人事から見たおすすめポイント
ビズリーチは採用企業にとって、重要なプラットフォームです。
もはやビズリーチなしで採用目標を達成させることは、かなり難しいと僕は考えています。
ビズリーチのように直接企業からスカウトができる採用手法を「ダイレクトリクルーティング」といいます。
このダイレクトリクルーティングの市場を開拓したのが、ビズリーチと言っても過言ではありません。
採用にしっかりとお金をかけている企業なら、ビズリーチは使っていると思います。
ビズリーチなしで採用は難しいです…
つまりビズリーチは採用企業にとって「あったらいいな」ではなくて、「なくては困る」ものです。
また転職エージェントもビズリーチで求職者を探しています。
積極的な求職者があつまるビズリーチは、企業と転職エージェントにとって重要な存在と言えます。
僕は人事としてビズリーチ経由で、数十人採用した経験があります。
当時ビズリーチを使って経験者採用をしようとしていたのですが、職種の「キーワード」にヒットした未経験者を採用したこともあります。
こんなケースがあるのかと驚いたものですが、キーワードがきっかけでもレジュメを見てもらえれば、こういったチャンスもあり得ます。
キャリアアップしたい方向性や今努力しているものなども、細かく書いてアピールしていくと確率を高めることができます。
ビズリーチに登録しておくだけで、自分を見つけてもらえるので登録しておく価値は大きいです。
\ 転職活動が加速する /
スカウトで自分の市場価値がわかる
20代のための転職エージェント3選
これまでは全年齢共通で使える転職エージェントを紹介しました。
ランキングといいつつもどれか1つでいいわけではなく、それぞれの特徴を理解して使い分けることをおすすめします。
そしてここからは「20代」の年代に特化した転職エージェントを3つをランキング形式で紹介します。
20代はキャリアがまだ出来上がっていないので、未経験の職種に転職したり多くのリスクがあります。
「20代の転職」をよく知っている特化型を使うことで、失敗の少ないキャリアアップを目指していきましょう。
20代向け1位|Re就活エージェント
20代向け2位|UZUZ(ウズキャリ)
20代向け2位|ハタラクティブ
20代向け1位|Re就活エージェント
運営会社 | 株式会社学情 |
公式サイト | https://re-katsu.jp/agent/ |
事業所所在地 | 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX9階 |
サービスのタイプ | 特化型 |
転職エージェントのサポートタイプ | – |
公開求人数 | 5,000件 |
非公開求人数 | – |
対応エリア | 全国・海外 |
登録免許 | 有料職業紹介事業:13-ユ-314210 |
Re就活エージェントの特徴
- 20代と未経験求人に特化
- キャリアアドバイザーの80%が20代転職経験者
- 転職サイト「Re就活」と連携
Re就活エージェント
転職サイトの「Re就活」のデータベースとも連携しているので、企業とのマッチングがスムーズです。
Re就活エージェントの最大の特徴は、「20代」に特化した転職エージェントであることです。
「なぜ20代に特化しているの?」と疑問に思った人もいると思いますが、転職活動というものは年代とキャリアによって戦い方も変わります。
特にはじめての転職は、誰でもつまづきやすいものです。
僕は20代ではじめて転職したときに、自分で転職活動を進めてしまい大失敗を経験しています。
大失敗を経験しました…
そんなつまづきやすい20代のために特化したのが「Re就活エージェント
20代登録比率の1位を獲得しており、20代の転職活動の知見を豊富に持っています。
ちなみに僕が人事を15年経験してきた中で気付いた、20代が転職活動でつまづきやすいポイントはこちらです。
- キャリアチェンジしたいけど業界を選べない
- 市場価値を高めたいけどどうすればいいかわからない
- 本当に今、転職すべきかわからない
まとめると、20代で転職を考える際に多いのは「現状の不満」と「将来の不安」といえます。
「このままでいいのだろうか」と漠然とした不安にかられて、勢いで転職してしまうことも少なくありません。
しかし転職すれば問題が解決すると「勘違い」をしている状態では、失敗する確率が高くなってしまうことも。
失敗したくない
1人で動くと危険なんだ
20代の転職は、40代や50代になったときのキャリアに影響するほど重要な「ターニングポイント」です。
そういった転職の「勘違い」や「失敗」を避けるには、20代の転職事情に詳しい専門家に相談するのが1番の近道です。
Re就活エージェント
20代のようなキャリアが浅い状態であれば、僕はRe就活エージェント
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入社後に定着できる職場を探せる
Re就活エージェントのメリット・デメリット
Re就活エージェント
特に担当してくれるキャリアアドバイザーの約80%は、第二新卒転職や既卒就職経験をしている人です。
キャリアアドバイザー自身も20代で同じ悩みを経験しているので、立場や状況を理解してもらいやすいのがうれしいポイント。
身近なキャリアの先輩としても頼れる存在になってくれるはずです。
安心して相談ができます
20代は自分のキャリアに自信を持つことが難しいですが、身近なキャリアアドバイザーのサポートのおかげで自信を持って転職活動を進めることができます。
第二新卒、既卒、フリーター、ニートといった「転職や就職ができるか不安」と感じる人こそRe就活エージェントを使うことをおすすめします。
ちなみに僕は自分と年齢がかけ離れているキャリアアドバイザーとは、話が噛み合わなかった苦い経験があります。
できるだけ自分の立場と近い、キャリアアドバイザーがいる転職エージェントを選びましょう。
話しやすさ大事
またRe就活エージェント
未経験だとしても、研修や教育体制が整った会社の紹介をしてもらえる確率が高いといえます。
しかも入社後の定着率が「93%」と驚異的な実績が出ています。
この数値は人事の僕から見ても圧倒的な数字だと感じます。
こうした定着率の良さは、Re就活エージェント
適当にやってて出る実績ではないです
一方でデメリットとしては、20代に特化しているため20代以外が登録してもあまり活用できないという点です。
扱っている求人の多くが20代で未経験歓迎の求人。
いわゆるポテンシャル採用を中心としています。そのため、僕のような40代が登録しても該当する求人がほとんどないということになります。
また、Re就活エージェントは「20代」と「未経験」に強い転職エージェントです。
そのため求人数はあまり多いとは言えません。
また、未経験歓迎の求人のためキャリアチェンジは叶う可能性があるのですが、すぐにキャリアアップやスキルアップにつながるようなものは少ない傾向があります。
もともと経験やキャリアが少ない20代向けの求人が中心なので、この点は仕方ないかもしれません。
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Re就活エージェントはこんな方におすすめ
- キャリアチェンジしたい人
- 20代ではじめて転職する人
- ITやDXなど市場価値の高い仕事をしたい人
Re就活エージェント
キャリアアドバイザーの80%が、第二新卒転職や既卒就職経験者。
同じような経験を直近で乗り越えたキャリアの先輩がサポートしてくれるのは、うれしいポイントです。
僕の経験からも言えますが転職は「不安」しかありません。
- 現職を辞める不安
- 転職が成功するかわからない不安
- 自分のキャリアに対する不安
不安ばっかり…
これらの不安を乗り越えて転職を経験したキャリアアドバイザーが、相談にのってくれることは心強いといえるでしょう。
転職する場合に、どんなことに注意すればいいかを教えてもらいながら対策していくことができます。
また、Re就活エージェントを使えば「IT」や「DX」といった、市場価値の高い専門スキルを習得できる職種にキャリアチェンジすることも可能です。
DX(ディーエックス)とは「デジタル・トランスフォーメーション」のことで、データやAIなどのデジタル技術を活用した業務改善などを通じて、ビジネスの基盤を強化していくことをいいます。
経済産業省の調べによれば、DXやITに関わる「先端IT人材」は需要がある一方で、人手不足が続く見込みです。
20代のうちにITやDXに関連するキャリアを築いておけば、長い目でみると食いっぱぐれる心配がすくなくおすすめです。
僕が仮に20代なら、間違いなくITかDXに関連したキャリアプランを立てると思います。
こちらも経済産業省の調べですが、ITニーズは今後伸び続けます。
伸び続ける業界に身を置くことが重要です
ITニーズが高まる理由はシンプルです。
ITについて日本は「国レベル」で世界に遅れをとっているからです。今後ITやDXによる競争力を高めることは必須なのです。
そして確実に人手不足が見込まれているので、20代のうちにキャリア形成していくことがポジションをとるためには重要といえます。
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入社後に定着できる職場を探せる
人事から見たおすすめポイント
僕が今20代だったら、Re就活エージェント
前述した通り近い経験をしたキャリアアドバイザーがいることと、未経験で挑戦可能な求人を中心に取り扱っていることです。
職種を変えるキャリアチェンジは思っているよりもリスクがあります。
そう何度も気軽にできるものではないですし、ましてや20代のキャリアチェンジはその後一生を左右する可能性があるのです。
僕は20代で「デザイナー」から「営業職」に未経験で転職をしました。
しかし20年前の当時は、Re就活エージェントのような特化型の転職エージェントは少なく転職サイトを使って転職しました。
自分で考えて「よさそうな求人」に応募したのです。
結果的に大量採用しているような「ブラック企業」を選んでしまい、その後の人生が大きく狂う結果になりました。
ブラック企業こわいよー
自分でやったのがよくなかったんだ
僕の場合は「デザイナー」というキャリアを積み上げていったほうが、良かったのかもしれません。
自分で考えると思い込みで判断をしてしまい、取り返しがつかない状態になってしまう可能性もあります。
20代や未経験の転職に特化したRe就活エージェントであれば、20代の転職支援という知見が豊富です。
キャリアチェンジをするにはどうすればいいのか、今のキャリアから市場価値を上げるにはどうすればいいのか。
そういった悩みを抱えているならRe就活エージェント
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20代向け2位|UZUZ(ウズキャリ)
運営会社 | 株式会社UZUZ |
公式サイト | https://uzuz.jp/ |
事業所所在地 | 東京都新宿区西新宿3丁目11番20号 オフィススクエアビル新宿3階・4階 |
サービスのタイプ | 特化型 |
転職エージェントのサポートタイプ | – |
公開求人数 | – |
非公開求人数 | – |
対応エリア | 全国(東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪) |
登録免許 | 有料職業紹介事業:13-ユ-305514 |
UZUZ(ウズキャリ)の特徴
- 1人あたり12時間の徹底サポート
- 就職内定率86%・入社後定着率95%
- 自社基準でブラック企業を徹底排除
20代に特化しているUZUZ(ウズキャリ)の特徴は、徹底したサポートにあります。
1人あたり「約12時間」もサポートしてもらうことができるので、転職経験が浅い20代でも安心して相談することができます。
特に転職経験がないと何から考えればいいかわからず、つまづくポイントが多いのでキャリアアドバイザーに寄り添ってもらえるのは心強いです。
手厚くて助かる
一般的には2〜3時間だよ
特にUZUZ(ウズキャリ)では、求職者の課題に合わせて「オーダーメイド型」でサポートをしてくれます。
結果的にUZUZ(ウズキャリ)は、就職内定率は86%とかなり高い実績が出ています。
また入社後の定着率も95%となっているので、安心して転職活動を進めることが可能。
企業に精通しているキャリアアドバイザーが、面接対策や書類添削を丁寧に行ってくれるので結果が出やすいのです。
さらに、UZUZ(ウズキャリ)は厳しい自社基準でブラック企業を徹底排除しています。
ブラック企業避けたい!
これはかなりユニークな取り組みですが、若手をターゲットにした「ブラック企業」は多いのでとてもいい仕組みです。
基準の例としては以下があげられています。
- 若手の離職率が高い
- 残業時間が多い
- 求人情報と大きく違う
実際に入社したら「実際は違った」という、ミスマッチを避けることができるのはありがたいです。
過去にUZUZ(ウズキャリ)を通じて入社した先輩社員から、定期的にフィードバックを回収しているのも定着率を上げているポイントです。
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仕事の悩みを気軽に相談できる
UZUZ(ウズキャリ)のメリット・デメリット
UZUZ(ウズキャリ)を使うメリットは「サポート力」です。
キャリアアドバイザーには20代の同世代が多く、同じように就活で苦しんだ経験やミスマッチを経験しています。
そのため20代の転職に関する悩みを深く理解してくれているので、求職者の立場に立って考えてくれます。
僕の経験では、世代が離れすぎているキャリアアドバイザーは価値観がズレていたり、上から目線でものを言われたり相性が合わないことがありました。
世代や経験が近いキャリアアドバイザーが親身になって相談にのってくれるUZUZ(ウズキャリ)は20代が使うメリットが大きいです。
身近な存在
また冒頭にお伝えしたように、UZUZ(ウズキャリ)は徹底したサポートが強みです。
12時間も付き合ってもらえる転職エージェントはそもそも少なく、大手エージェントなどであれば2、3時間が相場です。
特に個人の課題に合わせて内定がとれるようにサポートしてくれるので、率直に自分の不安なポイントを伝えて相談することができます。
一方デメリットとしては、職種や地域に偏りがあることです。
求人は未経験でもチャレンジ可能なものを中心に取り扱っているため、偏りがでることは仕方がないのですが、UZUZ(ウズキャリ)を使うなら把握しておきましょう。
まず大企業が62%と大半を占めます。
ブラック企業を排除して、未経験歓迎の求人を出せる企業となると、必然的に大企業が多くなります。
中小零細企業やスタートアップ企業への転職を検討している場合は、物足りなさを感じるかもしれません。
体力(資金)のある企業が多めです
また、職種は「営業職」と「ITエンジニア」が約半数をしめています。
未経験でもチャレンジできる職種の代表ともいえる職種なので、どうしても比率が高くなりやすい傾向があります。
多くの職種をもっと見たい場合は、リクルートエージェントなど総合型の転職エージェントと併用することをおすすめします。
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UZUZ(ウズキャリ)はこんな方におすすめ
- 手厚い転職サポートを受けたい人
- ブラック企業を避けて求人を探したい人
- IT職種に挑戦してみたい人
UZUZ(ウズキャリ)は、自分のキャリアに自信がない人こそおすすめしたいです。
キャリアに自信がないから現状維持をする、というのは思考停止しているようなもの。
実際のところ、新卒入社して数年で差別化できるような「経験」はなかなか積めるものではありません。
また仕事にも失敗しやすく、自信を持つことができないのも20代のキャリア特有の悩みです。
僕も自信ないんだ…
最初はみんな同じだよ
しかしいつまでも現状維持をしていると、貴重な20代を棒に振ることになるかもしれないのです。
僕は20代に特化したUZUZ(ウズキャリ)を使うことで、自分がチャレンジできる領域を広げることが重要だと考えます。
自分で転職先を探してもいいのですが、転職経験の少ない20代では同じような失敗を繰り返す可能性があります。
UZUZ(ウズキャリ)のオーダーメイド型サポートを受けつつ、自分の可能性を広げることが現状を変える近道です。
オーダーメイドはありがたいです
特にブラック企業を避けてITや未経験職種に飛び込むことができるのは、UZUZ(ウズキャリ)だからできることだと考えています。
現状は自信がなくても転職をして経験を増やしていくことで、少しずつ自分のキャリアに自信がついていくものです。
僕も転職を8回繰り返したおかげで、唯一無二のポジションをつくることができました。
自信をつけるためにまずは行動をしてみることをおすすめします。
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人事から見たおすすめポイント
UZUZ(ウズキャリ)はブラック企業を排除している仕組みがユニークです。
人事目線で考えるとUZUZ(ウズキャリ)に掲載できていることは、「ブラック企業ではない」というブランディングになります。
つまり採用企業としては「嘘」はつきにくいので、本当にブラック企業が少なくなります。
キャリアチェンジをしたい20代を狙った、ブラック企業は存在します。
ブラック企業の特徴としては「未経験歓迎」というキーワードが多いのですが、求職者からはなかなか見極めることはできません。
僕も20代で、未経験歓迎の営業職に転職したときブラック企業をひいてしまいました…。
経験が少ないと見抜けないんです
避けられるなら絶対に避けるべきなのがブラック企業です。
そのブラック企業を独自の基準で、排除してくれているUZUZ(ウズキャリ)はそれだけで使う価値があると考えます。
また内定率と定着率に強いこだわりがあるのもUZUZ(ウズキャリ)の強み。
キャリアアドバイザーは企業についてよく理解しているので、間違った人を紹介することは少ないのです。
人事としては、定着率にこだわった転職エージェントは信頼をおくことができます。
入社ではなく、企業との「マッチング」を意識してくれているからです。
求職者の人柄をよく理解できなければ、定着率95%という数字を出すことは難しいと思います。
12時間という徹底的にサポートすることで、人柄やキャリアプランを理解して企業に送り出すことが出来ているのです。
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20代向け2位|ハタラクティブ
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
事業所所在地 | 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア24階・25階 |
サービスのタイプ | 特化型 |
転職エージェントのサポートタイプ | – |
公開求人数 | 4087件 |
非公開求人数 | – |
対応エリア | 全国 |
登録免許 | 有料職業紹介事業:13-ユ-302698 |
ハタラクティブの特徴
- これまでに11万人以上サポート
- 未経験歓迎の求人は全体の約80%
- 利用者の80%が大企業に就職
本体のレバレジーズ株式会社は2005年の創業以来、ずっと黒字経営を続ける優良企業です。
「
しかし、20代未経験者を中心にしっかりと実績を伸ばし、これまで「11万人」をサポートしています。
18万人も!
20代に特化して実績を積み上げているんだ
キャリアや経験にまったく自信がない第二新卒、フリーター、ニートを中心に転職支援をしているのです。
特に扱っている求人の80%は「未経験歓迎」の求人。
しかもハタラクティブを利用した人のうち、約80%が大企業へ就職を実現しています。
20代で未経験業種に挑戦するために、キャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれます。
その結果書類通過率は96%です!
転職サイトなどで自己応募していたら、絶対に通らないような企業にも
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スマホ面談で合う仕事が見えてくる
ハタラクティブのメリット・デメリット
20代の第二新卒やフリーター、ニートといった経歴の場合、キャリアに自信がなく積極的に就職や転職活動ができません。
結果的にハードルの低い契約社員や、すぐに内定の出るブラック企業などにひっかかってしまう可能性があります。
自信がないと動きにくいよ
めちゃくちゃ気持ちはわかるよ
レジュメの添削や面接対策などをしっかりしてくれるので、内定率は80%以上と高い実績を出すことができています。
これまで「18万人」以上を支援してきた実績とあわせて、安心していただけるサポートです。
また
ハローワークなどはブラック企業も求人を出すので、求職者はあまり見分けることができません。
ブラック企業排除は助かる
一方
社会人経験がある程度ある場合は、総合型の「リクルートエージェント」などの転職エージェントがおすすめです。
また未経験歓迎で内定が出やすい職種には偏りもあります。
扱っている求人が、営業や販売などといった比較的転職がしやすい職種が多くなるのは仕方がないかもしれません。
一定のキャリアがある場合は、
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ハタラクティブはこんな方におすすめ
- しっかり転職サポートを受けたい人
- 第二新卒、フリーター、ニートの人
- キャリアや経験が少ない人
就職や転職経験がなくても、どうやって転職すればいいか丁寧に教えてくれるので安心して進められますよ。
そしてハタラクティブを使えば、なんと最短2、3週間で内定を獲得できます。
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短期間で結果を出したい人や、急いで働きたい人は
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例えば学歴が低く中卒、高卒、大学中退などといった学歴でもしっかりとサポートしてくれます。
はじめて就職するならハタラクティブはおすすめです
自分の経歴やキャリアに自信がなく、動き出せない人にとって
ちなみにキャリアや経歴に自信がなくても、
社会人経験が少ないのであれば、教育制度などが充実している大企業に入るのがおすすめです。
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人事から見たおすすめポイント
人事の僕からみると、
特に
働いたことがない人も含めて「どうやったら正社員になれる?」をよく理解しているのが
ちなみに20代の転職は失敗しやすいです。
自分が何をしたいかわからないし、転職の軸がないことも多いからです。
失敗したくないよ
できれば避けたいよね
結果的に転職活動を勢いではじめてしまい、内定に浮かれて入社した結果ミスマッチを経験するということを僕も経験したことがあります。
20代の就職や転職は一生を左右する可能性が高いです。
自分で動くのではなく
人事として考えるなら、20代ではじめての転職は「大企業」を選んだほうが安全です。
教育制度が整っている可能性もありますし、1,000名を超える規模の会社であれば社内でのキャリアパスもいろいろ選べるからです。
中小企業やスタートアップ企業も悪くはないのですが、ミスマッチのリスクもありますし即戦力で現場に放り込まれることもあります。
経験が少ない状態であれば、少しずつでも成功体験を積み上げられる環境がある大企業がよいと考えています。
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転職サイトではなく転職エージェントを使う理由6選
転職エージェントと似たような転職サービスとして「転職サイト」があります。
誰もが知っているところで言えば、『リクナビNEXT』や『doda』が転職サイトとして有名です。
実は転職サイトと転職エージェントはサービスの性質がまったく違うため、使い分ける必要があるんです。
転職サイトとは違いがあります
ここではそんな転職エージェントと、転職サイトの違いを転職活動のフェーズごとにお伝えします。
- 応募先をさがす
- 応募書類をつくる
- 面接する
- 内定をもらう
- オファー面談
1:応募先をさがす
転職活動で1番難しいのは、自分に合う「応募先」を見つけることです。
総務省統計局の調べでは、日本には約368万社もの企業が存在しています。
僕たち求職者が入社できるのは、その中のたった1社。
その膨大な選択肢の中からミスマッチなく自分に合う企業を見つける必要があるのです。
気が遠くなる
転職エージェントはそのマッチングの確率を何倍にも上げてくれる心強いパートナーです。
正直僕は8回転職しましたが転職エージェントがいなければ実現できなかったと思います。
2:応募書類をつくる
企業に応募するときには、履歴書と職務経歴書が必要になります。
転職サイトの場合は、自分で応募書類をつくるしかありません。
誰からもフィードバックをもらっていない職務経歴書は、「答え合わせをしていないテスト」のようなもの。
企業がどこを評価するかがわからなければ、よい応募書類はつくれません。
キャリアのアピールには「客観性」が重要です
一方で転職エージェントの場合は、企業の内情もふくめて「答え」を理解しています。
何をアピールすれば評価されやすいかわかっているのです。
自分でつくった応募書類に、転職エージェントからフィードバックをもらうことで、通過しやすい内容になっていきます。
3:応募する
企業への応募は転職サイトの場合自分で行います。
転職エージェントを使っていれば、それぞれの企業に代わりに応募してくれるので便利です。
転職エージェントは、企業とのつながりが既にある状態です。
紹介状をつけて求職者を紹介するということは、少なくとも転職エージェントのお墨付きになります。
自分で応募するハードルは高いです
まったく信頼関係がない企業に対して、転職エージェントの信頼を少し借りて応募することができるのです。
4:面接する
まだまだ転職活動の難所は続きます。
転職活動の「本番」とも言えるのが面接です。
ここからが本番…
内定まで気を抜けないよ
転職サイトの場合は面接日程の調整から設定まで、すべて自分でおこなう必要があります。
やりとりすべてが評価ポイント。
雑な対応や返信のスピードなど、企業の心象に影響を与えてしまうのが自己応募の最大のデメリットです。
さらに面接対策は自分で調べるしかなく、膨大なコーポレートサイトから情報を抽出しなければなりません。
一方で転職エージェントであれば面接以外は代理でおこなってくれます。
正直これほどのサービスが無料で受けられるのは転職エージェントのメリットです。
企業も仕事と割り切っているので、面接以外は気にする必要がありません。
また求人の募集背景や面接官のクセも把握しているので、何に対処すればいいかわかります。
5:内定をもらう
いよいよ「内定」をもらえるところまできました。
しかし内定が出たからといっても、そのままスムーズに承諾できるかはわかりません。
しかも僕の経験上、内定が出る時は複数社同じようなタイミングになりがち。
なぜなら選考のフェーズは重なることが多いからです。
これがなかなか難しい…
内定が多いのは嬉しい悲鳴ですが、入社するつもりがない会社は内定辞退をする必要があります。
転職サイトの場合は、内定辞退を自分で対応しなければならないのです。
一方で転職エージェントであれば代わりに丁寧に断ってくれます。
6:オファー面談
無事に内定承諾をしてもよさそうな企業が見つかっても、気を抜いてはいけません。
最後は条件交渉の場に挑む必要があります。
一般的には「オファー面談」と呼ばれ、企業側が用意することもあります。
転職サイトの場合は直接企業とやりとりするので、オファー面談の存在を知らなければスキップされてしまうことも。
絶対オファー面談はやりましょう!
転職エージェントなら、内定後に条件交渉をしたい旨を伝えればオファー面談を設定してくれます。
またオファー面談が面倒であれば、転職エージェント経由で伝えてもらうことも可能。
僕は転職活動は「内定が出てから」が勝負だと思っています。
ぜひ転職エージェントに協力してもらって、納得感のある条件を勝ち取ってください。
転職エージェントの選び方
人事15年の僕がおすすめするのは、今回紹介している転職エージェントです。
- リクルートエージェント
- JACリクルートメント
- ビズリーチ
上記の転職エージェントを組み合わせることで、内定の確率と自分に合った企業を見つける可能性をグッと引き上げることが可能。
ぶっちゃけ最強の転職エージェントというものはなく、いかに自分に合った企業と巡り合えるかどうかがポイントです。
極論「1社だけ」紹介してくれた転職エージェント経由で、そのまま転職することもあり得ます。
僕も何度か経験したよ
ここではそういった確率を高めるためのポイントを、僕の知見をもとにお伝えします。
総合型・特化型のちがい
転職エージェントは、得意分野やサービスの性質によってタイプが分かれます。
とりあえずどこかの転職エージェントに登録しておけばいい、というわけではありません。
大きく3つに分けることができるので、それぞれの特徴をお伝えします。
ここを読んで転職エージェントを使い分けられるようになってください。
総合型の特徴
総合型の転職エージェントは、ほとんどの業種と職種をカバーしているのが特徴です。
総合型として代表的なのは、以下のような転職エージェントになります。
- リクルートエージェント
- LHH転職エージェント
- type転職エージェント
幅広い種類の求人を扱っているので、自分の経歴に合った求人を紹介してもらえる確率が高いです。
取り扱う求人数は比較的多く、たくさん紹介を受けたい場合はとても心強い存在です。
求人数の多さは心強いです
一方でキャリアアドバイザーの担当する領域が広いので、専門性が弱くなってしまう傾向があります。
例えば僕が人事として転職したい場合に、将来の「キャリアプラン」といった、やや深い相談は難しくなる感じです。
しかし求人数は多く、優良企業と出会える確率は高くなるので、1社は「総合型」の転職エージェントを登録しておきましょう。
特化型の特徴
特化型の転職エージェントは、総合型と比べてカバーする年代や職種などを絞っています。
特化型としては以下のような転職エージェントが存在します。
- Re就活|20代に特化
- MS-Japan|管理部に特化
- JACリクルートメント|ハイクラスに特化
特化型の転職エージェントは、年代や職種を限定しているのでその領域については非常に詳しく専門性が高いのが特徴です。
また採用企業の募集背景や入社後のキャリアパスなど、深く理解しているため将来的なキャリアプランの相談も可能です。
専門性が高いので具体的な話が聞けます
専門とする領域についてアドバイスを求めたい場合は、特化型の転職エージェントに相談するのがおすすめです。
一方で専門の領域以外の求人は取り扱わないので、求人数は総合型と比べると少なくなりがちです。
ただし特化型の転職エージェントは、採用企業からも「高い専門性」を評価されています。
そのため特化型の転職エージェントだけに依頼する求人というものも存在します。
分業型と両面型のちがい
ここまでで、転職エージェントには「総合型」と「特化型」があることをお伝えしてきました。
実は転職エージェントを上手に選ぶためには、もう1つのポイントをおさえてもらう必要があります。
それは「分業型」と「両面型」という、ちがいです。
それぞれ説明していきます。
分業型
分業型の転職エージェントとは、「企業担当」と「求職者担当」が分かれているタイプです。
求人を大量に扱う総合型の大手エージェントに多くみられます。
本記事でご紹介している「リクルートエージェント」などは分業型です。
役割分担で効率的にサポートしてくれます
分業型は「企業担当」と「求職者担当」に分かれているので、情報伝達力がやや弱いです。
基本的に求職者は、求職者担当以外とコミュニケーションすることはありません。
求職者担当が企業担当に対して推薦したり、情報共有することで選考が進んでいくのが一般的です。
両面型
両面型の転職エージェントとは、「企業担当」と「求職者担当」を1人で担当するタイプです。
本記事でご紹介した「JACリクルートメント」はこの両面型になります。
企業と求職者どちらも1人で担当するので、情報にズレが起きにくくマッチングの精度も高くなる傾向があります。
企業と求職者どちらのことも詳しいです
一方、1人で企業と求職者の両者をカバーするので、多くの求人を扱えないという弱みもあります。
そのため両面型の転職エージェントは「特化型」になる傾向があるのです。
ピンポイントで自分に合った企業を紹介してもらえる場合は、伴走してくれるとても頼りになるパートナーになります。
僕もこの「両面型」の転職エージェントに支えられて、内定が決まったことがあります。
転職エージェントを選ぶ上で重要なのは「相性」
転職エージェントを選ぶうえで気にしてもらいたいのはキャリアアドバイザーとの「相性」です。
転職エージェントは、求人を紹介することが仕事とはいっても対応しているのは人間です。
どんな転職エージェントと付き合うかで、転職活動の結果が左右されるほどです。
相性が大事なんだ
相性がいいと強力な味方になるんだ
僕が考える「相性のよさ」とは、転職エージェントが自分に共感して興味を持ってくれるかどうかです。
自分のキャリアや目指すものに共感してくれている状態の転職エージェントは、仕事以上に力を貸してくれます。
- 深夜や早朝でも即返事をくれる
- 本当に合いそうな求人を探してくれる
- 企業に対して強く推薦してくれる
実際僕も8回の転職経験と人事としての採用経験のなかで、こういった熱心な転職エージェントに出会ったことは何度もあります。
相性のいい転職エージェントは求職者の立場に立って、苦楽を共に乗り越えてくれるのです。
それだけでも、つらくて苦しい転職活動を支えてくれます。
本当に助けていただきました…
しかし受け身では、相性のいい転職エージェントは見つかりません。
転職エージェントから興味を持ってもらえるように、目標やこれまでの経歴をまとめてしっかり伝えていく必要があります。
そのためにも、自分が「どうありたいか」をぼんやりとでもいいので、考えておくようにしましょう。
求人と独自の強みが合格率を上げる
転職エージェントの武器は以下の2つです。
- 求人の量と質
- 求職者をサポートする独自の強み
求人の量が多ければ選択肢が増えます。
僕は過去、箸にも棒にもかからないような「うすいキャリア」だった20代の頃に、求人の多いリクルートエージェントに救われた経験があります。
まったく未経験だった僕でも、応募できる求人を探してくれたのです。
それはありがたい…
自信を持つことができたよ
正直、転職市場はシビアです。
経験が少なかったり、市場価値の低い状態ではマッチングできる求人が限られます。
いくら質のいい転職エージェントだとしても、紹介できる求人がなければサポートすることもできません。
しっかりと求人を確保して、フレッシュな状態で供給できる転職エージェントを選ぶべきです。
いい転職エージェントは、企業に対して積極的に求人を集める動きをしています。
企業と転職エージェントの間に信頼関係ができていれば「こんな人いたら教えてよ」と、求人にする前の案件も持っていることも。
僕も採用担当としてお願いしてます
また、独自の強みという点も重要なポイントです。
特に20代や第二新卒などの経験が浅い状態での転職は、ミスマッチの確率も高く慎重に動くべきです。
総合型などで大量の求人から選ぶより、自分に合ったキャリアを転職エージェントとじっくり検討しましょう。
20代であれば20代に特化した『Re就活』などをメインで使うことをおすすめします。
転職エージェントの組み合わせと上手な使い方
本記事で1番伝えたいことをここでお伝えします!
僕は8回転職してますが「転職回数の多さ」という、大きなマイナスを乗り越えることができたのは転職エージェントを上手に使ったから。
自分1人で8回もの転職を成功させたわけではありません。
かならずと言っていいほど転職活動の時は転職エージェントの力を借りてきました。
適当に転職活動をしていても、いい会社から内定をもらうことはできません。
じゃあどうすれば…
僕のやり方を教えるよ
まず本記事でお伝えしているように、転職エージェントには「得意分野」があります。
その得意分野をよく理解して、組み合わせていくことで「半自動」で自分の転職活動を進めていくことができるようになるのです。
僕が組み合わせて使うのは以下のタイプです。
- 総合型の転職エージェント
- 特化型の転職エージェント
- スカウト型の転職サイト
転職活動を例えるなら、マッチングの確率を上げるゲームです。
確率を上げるというのは、「自分に合う求人」の数を増やすということ。
転職経験が少なければ、自分に合う求人がわからない場合もあります。
そこで転職エージェントとのキャリアカウンセリングを通じて、自分に合う求人を見つけていく必要があるのです。
どんな仕事がいいかな…
ただし原則として転職活動は「在職中」に行う必要があるので、仕事をしている間は何もできません。
転職エージェントに自分の代わりに動いてもらうことで、求人の数を増やすのです。
リクルートエージェントのような「総合型」で多様な求人を、JACリクルートメントのような「特化型」で質の高い求人を集めることができます。
基本的にはこの「総合型」と「特化型」を2、3社登録しておけば半自動で求人を集めることができます。
ただし僕の場合は、さらにビズリーチのような「スカウト型」の転職サイト併用します。
どうして?
ビズリーチは厳密に言うと転職エージェントではなく、転職サイトです。
「総合型」と「特化型」の転職エージェントで求人は紹介してもらえますが、転職サイトも使うこと確率を上げることが重要です。
1社でもいい企業との出会いが増えるなら努力すべきです。
ビズリーチのような「スカウト型」は、本来企業が直接求職者にプラチナスカウトを送るサービスですが、実は転職エージェントが求職者を探すためにも使われます。
つまり「スカウト型」に登録しておくと、企業だけではなく転職エージェントからのプラチナスカウトも、もらうことができるのです。
本記事でお伝えしてきたように、転職エージェントとの「相性」は重要です。
特に自分のキャリアに、興味や関心を持ってくれた転職エージェントはとても重要な存在。
ちなみに転職エージェントがスカウトを送るために使う、ビズリーチの「プラチナスカウト」は無料ではなく有料です。
1通あたり、約2,000円のコストがかかります。
かなり高いコストを払っています
コストをかけてでも「ぜひ紹介したい求人がある!」と、声をかけてくれているのです。
もうこの時点で自分のキャリアは読み込んでくれているので「相性」の要素のうち、自分に興味を持ってもらうことはクリアしています。
ビズリーチなどの「スカウト型」に登録しておけば、このように転職エージェントの「網」を広げていくことが可能です。
僕のやり方をまとめると、総合型と特化型の転職エージェントで「求人数」を確保します。
そのうえでスカウト型に登録しておくことで、自分を見つけてくれる転職エージェントや企業を増やしていくことで確率をあげます。
確率を上げられるところは上げていきましょう!
転職エージェントを使うデメリット
転職エージェントを使うことは、転職活動の基本だと僕は考えています。
ただし転職エージェントを使うことに、まったくデメリットがないわけではありません。
ここでは理解しておきたい転職エージェントを使うデメリットをお伝えします。
転職エージェントがなんでも解決してくれるわけではないです
自己応募する機会がなくなる
「自己応募」とは文字通り、自分で応募することです。
転職先を自分で考えて、企業のコーポレートサイトの応募フォームからエントリーするのが一般的です。
企業選びから、書類作成まで自分ですべて対応する必要があるのでかなり大変です。
一方で採用企業側の立場で考えると、自己応募の求職者の魅力は何点かあります。
- 自ら企業を探してきた熱意がある
- 企業文化とマッチングする可能性がある
- 採用コストが低い
自己応募してくれた求職者は、企業のことをもともと知っていた可能性があります。
つまり応募段階で企業についての理解が深く、企業文化ともマッチングする可能性があるのです。
僕も自己応募の求職者と何度か面接したことがありますが、サービスを使ったことがあったり自社に魅力を感じてくれているケースが多いです。
応募してくれた段階でファンになってくれてます
そのため自己応募した求職者は、スキルさえマッチングできれば採用される可能性が高い存在だと思います。
転職エージェントを使う場合は、どうしても「転職エージェントが紹介されたから応募した」という前提があります。
採用企業としては、まずは自社のことを知ってもらって、企業文化と合うかどうかを見極めていく必要があるのです。
また、自己応募は採用コストがほとんどかかりません。
そのため採用企業としては1番うれしい応募といえます。
転職エージェントを経由した場合は、理論年収の35%くらいはコストとして払わなければならないのです。
500万円の年収だった場合は175万円です
転職エージェント経由だと、コストがもったいないから採用しないというケースはゼロではありません。
ただし、企業も求職者も自力でマッチングする相手を見つけることはかなり難しいのが現実です。
現実的には転職エージェントを使う以外はないと思いますが、こうしたデメリットもあることを理解しておくことは大事です。
質の悪いキャリアアドバイザーにあたってしまう可能性がある
転職エージェントは属人的な要素がつよく、サポート力などの質にバラつきが出てしまいます。
評判のよい転職エージェントを使ったとしても、中にはサポートの質が悪いキャリアアドバイザーにあたることも。
質が悪いとは、以下のようなことをいいます。
- 求職者のキャリアや希望を理解していない
- 転職させることだけを考えている
- 参考になるアドバイスをもらえない
転職エージェントとの相性が重要であることは、本記事でお伝えしてきました。
相性のよさとは転職エージェントが求職者に興味を抱き、キャリアの考え方に共感してくれているかどうか。
相性が悪いと、求職者が何を求めているかなかなか理解してもらえません。
話が通じない…
自分のことを理解してもらえないので、アドバイスも参考にできないのです。
僕も経験があるのですが、適当に毎回20社近く紹介してくるような転職エージェントとお付き合いしたことがあります。
こちらの希望が考慮されることはほとんどなく、求人を精査するだけで大変でした。
また質の悪い転職エージェントには「内定」をゴールにしてしまうようなタイプも存在します。
自分の成績を上げることを目的としているようなタイプです。
僕も1度被害にあっていますが、条件を偽って紹介された企業に転職してしまったことがあります。
かなりひどい思い出です
その転職先は社長のパワハラが横行していることや、入社後に違う業務を担当させられるなど、聞いていないことが次々と起こりました。
結果的に僕はその会社を「9ヶ月」で辞めることになっています。
あまりにも決断を急かされるような場合には、警戒していきましょう。
転職エージェントを最大限活用する方法
僕は転職活動で転職エージェントを使うことは必須だと考えています。
マッチングの確率を少しでも上げることができるからです。
しかし残念ながら転職エージェントを使ったからといっても、全員を内定まで連れていってくれるわけではありません。
僕たち求職者側も最大限できることは努力しなければ、望むような結果は得られないのです。
ここからは転職エージェントを最大限に活用するポイントを人事目線を加えてお伝えします。
しっかり準備すれば大丈夫です
1:登録前にこれまでの職務経歴を整理
転職エージェントを使う際に、面倒なのは履歴書と職務経歴書を整理すること。
しかし転職活動で重要なことの1つに「キャリアの棚卸し」があります。
履歴書と職務経歴書を作りながら振り返ることで、自分が何を目指しているか再確認していきます。
転職エージェントに登録する前に、この棚卸し作業を済ませておくことがベストです。
更新されていない履歴書・職務経歴書を渡されると、キャリアアドバイザーは読み解くのが大変になってしまいます。
どこがポイントかわからないんです
面倒かもしれませんが、過去の職務経歴含めて書き直しをすることをおすすめします。
過去の会社は変えなくてもいいのでは?と感じるかもしれませんが、時間が経てば伝えたいポイントは変わるものです。
しっかりと見直して「今の言葉」で伝えていきましょう。
この棚卸しと書き直しを事前に行っておくと、キャリアアドバイザーとのキャリアカウンセリングの際にうまく言語化できます。
また自分でできる限り考えて書いているので、レジュメ添削を受けた時の効果が絶大です。
2:初回面談は本音で相談する
転職エージェントに登録すると、初回の「キャリアカウンセリング」がセッティングされます。
キャリアカウンセリングでは、キャリアアドバイザーから希望条件やキャリアプランのヒアリングがおこなわれます。
転職経験が少ないと緊張と遠慮で、言いたいことを伝えられずに終わってしまうことも。
キャリアカウンセリングでは「本音」を言うことをおすすめします。
自分をさらけ出すことがポイントです
キャリアアドバイザーは、求職者の本音を聴きその人のキャラクターを把握することで、より高いマッチング度の求人を見つけられるようになるのです。
キャリアアドバイザーに、本音で伝えるべきポイントはこれです。
- これまで何を考えて転職してきたか?
- 仕事をする上で譲れない価値観は何か?
- 次の転職で大事にしたいことは何か?
過去、現在、未来で何を意識しているかを本音で伝えていきましょう。
重要なのはあなたが「どんな人」で「どうなりたいか」がざっくりでも伝わることです。
また現職の愚痴などネガティブな要素はできるだけ少なくするべきですが、それで自分の価値観を伝えられるなら言っても大丈夫です。
思っていたことと違ったことを「リアリティショック」と言いますが、リアリティショックを受けた経験は伝えてもよいでしょう。
ただしキャリアアドバイザーが、やる気を無くしてしまわないように注意していきましょう。
3:求人紹介は信頼関係が重要
キャリアアドバイザーが紹介してくれる求人は、無限に出てくるわけではありません。
数ある求人の中から、キャリアアドバイザーが求職者のためにピックアップしてくれているのです。
真剣に選んでもらえる求人には限りはあります。
断るごとにピックアップできる条件が狭くなっていくからです。
断ると、どんどん少なくなります
高望みして何も選ばないような状況が続けば、キャリアアドバイザーからは見限られてしまうでしょう。
また適当な対応や、遅すぎる連絡は「この人を企業に紹介しても大丈夫だろうか」という不信感を抱かせてしまいます。
紹介された求人を断るのであれば、断る理由を伝えましょう。
自分に合わなかった条件を伝えていくことで、キャリアアドバイザーと目線が合ってくるのです。
そもそも求める条件が揃った「完璧な求人」は、存在しないと考えるべきです。
基本的にはどれも一長一短があるので、自分が妥協できるラインを決めておく必要があります。
譲れないポイントを整理しておくとよいでしょう。
そしてビジネスマナーの話になりますが、キャリアアドバイザーに対して適当に返事をしたりすることは厳禁です。
なぜなら前述したように不要な懸念を抱かせてしまうから。
返事が遅れないようにしなきゃ
キャリアアドバイザーも人間です。
不信感のある求職者を企業におすすめすることはできません。
求職者は、まず企業から内定を勝ち取る前にキャリアアドバイザーから信頼を得る必要があるのです。
4:企業の内情を知り選考の対策をする
企業は適当に「人」を採用したいわけではありません。
企業が抱えている課題を解決してくれる「人」を採用したいのです。
つまり、企業にとってどんなメリットがあるのかを伝える必要があるのです。
ビジョンに共感したり、ビジネスモデルに惹かれたという話はその後でいいのです。
人事は採用後にどんな活躍をするか想像します
キャリアアドバイザーに「企業が抱えている課題」を聞いて対策をしましょう。
もちろん課題をすべて解決できる人はいません。
自分なりに「貢献できるポイント」を見つけられればよいのです。
貢献できるポイントは現職で評価されていたり、自分が得意なことを振り返るといいと思います。
できれば、その「貢献できるポイント」と「自分が目指したいもの」が重なる部分があると説得力がアップします。
僕たち人事が見抜きたいポイントは、採用後にミスマッチが起きないかどうかです。
面接では可能な限り、マッチングの精度を高めているだけです。
自社に対する理解を「貢献できるポイント」で伝え、あなたが望むものを「目指したいもの」で伝えていきましょう。
この2軸があれば、大きくブレることはありません。
転職エージェントの裏事情
転職エージェントはボランティアではなくビジネスです。
至れり尽くせりの転職エージェントは、転職を成功させることで報酬を得て経営が成り立っています。
ここでは転職エージェントの裏事情を知って上手に付き合ってもらえればと思います。
転職エージェントもビジネスだということを理解しましょう
企業からの成果報酬で成り立つビジネスモデル
転職エージェントは前述したように、転職の成功つまり入社1名ごとに報酬をもらうことでビジネスとして成り立っています。
転職エージェントの利用がすべて無料なのは、こういった裏事情があるからです。
転職活動における大部分を転職エージェントが代行してくれます。
- マッチングする求人の紹介
- 企業との条件交渉
- 各種調整業務の代行
そのおかげで求職者は、ほぼ面接だけに集中すればよいのです。
正直、秘書を1名雇っているようなものです。
僕は転職エージェントなしでは転職は無理です
これだけのサービスを無料で受けられるのは、お伝えした入社1名ごとの報酬があるからです。
転職エージェントによって異なりますが、だいたいどこも理論年収の「35%」程度が手数料の相場です。
500万円の年収だった場合、採用した企業が支払う手数料は175万円。
かなり高額な報酬ですが、これが転職エージェントの裏事情の1つです。
日本の企業の多くが人手不足です。
よい人材を採用できるなら企業は、転職エージェントに手数料を払ってでも採用したいのです。
人口が増えない日本は、国も転職を後押ししており今後も転職エージェントを含む人材業界は成長を続ける見込みです。
採用企業も大変だ
矢野経済研究所の調べでは、2030年までに19兆3,173億円まで市場が拡大すると見込まれています。
僕が言いたいのは、裏事情は気にせず転職は積極的に転職エージェントを使っていくべきということです。
転職後ミスマッチで早期に退職することになった場合は「返戻金」という制度により報酬の一部を返還しなければなりません。
転職エージェントが不正をしないように、返戻金が存在しているのです。
そのため適当にマッチングさせて入社させるといったことは、ほとんど起こらないと考えて大丈夫です。
実際ミスマッチで困るのは転職エージェントです
ちなみに6ヶ月以内の退職者が出てしまった場合は厚生労働省への報告義務もあります。
今後は転職をしてより多くの経験をした人が、市場価値を高めることができるのは確実です。
そして企業は転職エージェントなしでは、望むような人数を採用することはできません。
求職者も400万社もある企業から、自分に合う企業を見つけるのは至難の業です。
転職エージェントをフル活用して納得のいく転職を実現させましょう!
採用単価で優先順位が変わることもある
転職エージェントのサポートにより、転職がサポートによって転職が成功した場合は転職エージェントに報酬が入ることはお伝えしました。
基本的に転職エージェントのゴールは転職の成功です。
報酬について裏事情という観点でお伝えする内容は、成功時にもらえる報酬が企業によって異なるという点です。
え、そうなの?
採用する企業によって異なるよ
転職エージェントの報酬は、基本的に30%から35%が相場です。
しかし、採用意欲が高く資金も潤沢にある企業は、相場以上に手数料を払うケースもあります。
たとえば相場が35%のところ「45%」で支払う企業があったら、転職エージェントとしては45%の企業への転職を頑張って成功させたくなるものです。
理論年収500万円の場合、35%の手数料だと175万円ですが、手数料が45%なら225万円です。
そもそもの手数料が高いので数パーセント変わっただけで大きな違いがうまれます。
仮に「同じレベル」の求人があったとしたら、手数料の高い企業があればそちらが優先される可能性はあります。
求職者は手数料の内訳など知ることはできませんが、そういった裏事情もあるということです。
正直あまり意識する必要はないです
ちなみに手数料は、正式には「届出手数料」といいますが、法律で決められた上限は理論年収の「50%」です。
届出制手数料とは、転職エージェントが企業から徴収する手数料を、最大で転職者の賃金の50%まで自由に設定できる制度です。
あまりないと思いますが、「強引におすすめされるような求人」があった場合は、その転職エージェントは警戒してもいいと思います。
内定の可能性が高い求職者のサポートが優先される
転職エージェントは、転職を成功させる人数にノルマがあります。
もちろん強引に転職させることはできませんが、ノルマを達成するために働いているという前提があります。
そして人間1人が対応できる時間には限りがあります。
無限に転職サポートができるわけではありません。
結果的に「内定の可能性」が高い求職者がを優先するケースがあります。
切ない
仕事だから仕方ないんだ
内定の可能性が高い求職者とは、能力や経歴が優秀だったり、転職意欲が高くて積極的に動いているような求職者です。
ダラダラ転職活動しそうなタイプは、後回しにされるということです。
全員平等に接しているわけではないということを理解して、転職エージェントに時間を使ってもらえるように動きましょう。
ちなみに転職エージェントは会社が職業紹介の免許を持っていれば、社内の人間であれば誰でもキャリアアドバイザーになれます。
資格が必要なのは「キャリアコンサルタント」です
無資格でキャリアカウンセリングが可能なので、どうしても対応にバラつきが生じてしまいます。
もし積極的に転職活動をしているのに相手にされない場合は、転職エージェントを変えるか担当変更をお願いしたほうがよいです。
転職エージェントでよくある質問
最後に転職エージェントについて、よくある質問をまとめました。
細かい疑問をここで解消して、上手に転職エージェントと付き合っていきましょう。